いやー最高…
2巻はめっちゃエチシーンが多いです。
その絵がキレイなことといったら…美です。
そしてエンの素直さがなんて愛おしいんだ…っていう。1巻の愛され具合もよかったですが、2巻はイチイからエンへの愛が…愛さずにはいられない感じが、エン大好きな感じがめっちゃよかったです。
人でないものへ変化して、どんどん人間がもっていたものを亡くしていって、吸血鬼になるということがどういうことかをおもいしって怖くなるエン。他から聞かされるのではなく、イチイから聞きたかったと…なんていい告白なのかと思いました。
愛しかないエチのあと、ペアリングは完成してるのか…?って感じですが、不穏な人物がついに御目見えです。
う…美しい…。美しいけどそこはかとない狂気をもっていそうな…。
しかもイチイのペア!
3巻が楽しみすぎます。
真矢がもててもててしゃーない話はあったけど、ネムくんのモテ期到来です。
髪型もこの形をデフォにするのかな。かわいくて好きです。
前巻でお引っ越しした真矢くんの隣室にエチ中の声をきかれて、その人が塾の生徒だったーってところで終わっていて、どーなるのだろうと思ったら当て馬ボーイでした。
ネムくんのかわいさと色気にやられちゃってますねー。いやー仕方ない。気持ちはわかる。
だがネムくんは真矢一筋でそりゃあもう相思相愛ったらないので、諦めろ!
と教えてあげたくなります。
真矢のやきもちの焼き方とか、労り方とか、嗜める感じが大人な対応になってて、これはもうパパも許さざるを得ないんじゃないかと、思います。
あれから出てきてないけど、真矢パパはきっと情報収集してるはず…とか長いシリーズになっているので読んでいると思い出してきました。
もう1人当て馬になりそうな輩がいるので、これで終わりかな?と思いきや、あとがきにて、モテ期は次巻も続くそうです。
ネムくんくらいの素直さと天然さがあって周りが感化されたらみんないいこになるので、みんないいこになれー!と思って次巻を待ちます。
物理的なラブは少なめですが、その分精神的にちゃんとつながってる感がでてるので、精神的ラブラブ巻で最高でした。
正直Dom/Sub設定って萌えてなかったんですけど、この作品読んであー…こういう感じでストーリー展開するとすっと入るなぁと思いました。
わたしが特に違和感を感じるのはコマンドで、なんといっていいのか、急に技名がはいってくるような感じがして作品の世界観ぶちこわしてるような気がしてました。
でもこちらのストーリーのコマンドの出し方は自然でコマンドだけじゃなくて、多少不自然ながらもせりふの中にあることでコマンドだけのときの違和感はなかったです。
受けの相手が胸くそだったのですが、彼も被害者でどっちつかずのSwitchとして苦しんでいたんだなと思うと同情します。
一番の悪はレイプしたあの先生だな。くそすぎる。
不幸になっていてほしいレベル。
編集者の仁川さんがナイスアシストすぎてこれはスパダリ候補なのではないでしょうか…
Dom/Subはpixivでもしっくりせず、商業既読でもしっくりこなかったですが、こちらの作品を最初に読んでいればよかったなと思いました。
おすすめです。
雨上がりの僕らについて の続編です。
既刊を読んでいたほうがいいです。
これだけだとグッとくる度が100%ではないです。
既刊では、2人が付き合って、攻めの家庭環境問題がメインでした。
今回は同棲から始まります。
いやー幸せはじまりにほっこりました。
最初はラブラブ、でも仕事とか、生活をしていくにつれ不満は出ます。同棲あるある、同居あるあるみたいな不満で共感できます。
仲直りの仕方はなんかドラマっぽいですが、今回のメインは受けの家庭環境と攻めの家庭のその後、です。
受け側の家庭環境は普通の感じなのかな?と勝手におもっていましたが、やはり父から男はこうあるべき!という考えをプレッシャーに感じて苦しかったんですね。
でも母と妹がとてもよいキャラでナイスフォローのまさに家族でした。そして父もまたひとりのただの人間…
帰郷をきっかけに避けていたカミングアウトができて、しかも理解もしてくれていて、ええ家族ですよ……。
攻め側家族も家族のかたちがいい感じになってきました。ちょっと病み気味の母でしたが、努力したり、おばあさまのフォローもあったり。
終始ジーンときちゃいます。
同棲→喧嘩→仲直り→帰郷→カミングアウト→2人の結婚観(家族観)
どの内容も自然で、2人らしくてとてもよかったです。
以前の攻めにあったほの暗さ部分がとっぱらいになって素直に感情を表現するのはキュンとします。
それもこれもそれを受け入れる側も素直だからですね。
かわいい…こんな2人、応援しないわけないです。
お似合いの2人、これからもお幸せに。
普通、溺愛ものっていったら双方野性味が出てやりまくり…なんてよくあるんですが、さすがこの2人。
めちゃくちゃエチが少ない!
少ないって感じるほど普段のイチャイチャがすごい。比例してないです。
4作目、設定どうするのかな~なんて思っていたら海賊問題と貿易問題でした。
ここまでくると、空良は活躍させまくるしかないし、高虎はイチャつかせまくるしかないってくらい安心して読める作品です。
お世継ぎ問題が気になりながらも、次郎丸の成長がみれて勝手に親心みたいな感じになりました。
大きくなったねぇ…
キャラデザが2人以外の人物も見れてよかったです。
伏見玄徳さんのお顔もみたかったな…。
メイン2人の盤石作品、大好きなので続いてほしいなぁ…盤石な2人が時代や周囲に翻弄されながらも助け合う、なんて好きすぎです。
広告でみて気になっていたので購入しました。
独特の世界観ですがそれを表現するのにすばらしすぎる画力。
見てるだけで、わー…ってなります。
物に名前をつけると生物の姿になる世界。
名前をもつ物は名持ち
持たないものはナナシ
所有者が物に名前をつけるかつけないかは個人の自由です。
主人公の環境はバイオリンの音大生。
テスト前日に事故で壊れたバイオリンの替わりを買いにきたときに店員から自分を買え、と提案されます。
とにかく物が生物に、生物が物に変化する途中の状態がとってもファンタジーです。
流線を描いて物に変化していく様は静止画ではもったいないくらいの画力。
これ動いたら圧巻だと思います。
少し外国人風に見える人物の書き方ですが、そもそも独自の世界観ですので気になりません。
うさぎや犬、猫や亀、どうしてその生物になるかはわかりませんが多種です。
中でもヒト型は希少。
意志疎通ができるとよくもあり、悪くもあるのは人間そのものです。
個人的にはエチシーンなくても成り立つくらいよい内容だと思います。
名前を忘れた名持ちの名前を探しにいって、見つけるまでの話しはうるっときました。
名前を与えられてもその名前を忘れてしまうと名持ちはナナシに戻るっていう設定いいです。
ただほんとの名前を読んだときは
それかよーーー!って思って涙引っ込みましたw
画力に驚き、ほろっときて、膝カックンされたような感じで楽しく読みました。