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エキスパートレビューアー2022 ソムリエ合格

女性アキタさん

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絵がお綺麗

もはや童子ではない風貌の(幼いあやめの描写もありますが)美しい座敷童子のあやめとあやめが憑いている家に越してきた大学生のハルキ。

ふたりの過去も含めた関係性がお話しのキーポイントになってくるのですが、もやりとさせられてしまって。
自分が家にいると不幸にしてしまうと思い込んでしまった幼い頃のあやめが御蔵家を離れたことでハルキの両親が…
悪循環の結果、ハルキが独りになってしまった、ということにあやめが関わっているのがなんとも複雑なかんじでした。
自分の存在が人を不幸にしてしまうと思い込んでしまわざるを得なかったあやめもかわいそうで…(涙)。

そして、ハルキに先祖返りの発作が起こり、発作を治めるために身体を繋げ、ハルキのあやかし化がすすみ、さらには妊娠(!)そして…、とたたみかけるように展開して、もはやなんでもアリなあやかし風味?が増していくのでついていくのに必死。
ユカリの登場で『嫁取り』というタイトルにようやくピンときましたが、どうにも置いていかれてしまった感がありました(汗)

あやかし化とはいえ、ふたりとも髪が伸びるのと耳が尖る変化だったのでもう少しあやかしの容姿になってもよかったのかな…とか、ハルキのおじいさんと結ばれた座敷童子の存在はどうなってしまったんだろう…など、いろいろちょっと気になるところもあり、中立とさせていただきます。
ですが、ふたりがこれからずっと一緒にいられるのはよかったですし、絵がとてもお綺麗で、あやめとエッチシーンの色気は眼福でした。

ひたすらにエロ

『入った銭湯はハッテン場でした』
タイトルそのまま、ハッテン場と知らず入ってしまった銭湯にて前戯もそこそこに即突入するハイスピーディなハプニングエロを勢いで読む!といったかんじ。
絵のタッチもかなりしっかりしていて、稜己のシックスパックを超えた下腹部付近の不思議な腹筋が気になってしまった。
シチュ的にモブレありそうかも?と思いましたが、ちゃんと(?)一対一ではじめはイヤイヤながらもしっかり気持ちよくなっていくお約束の流れです。

どちらかと言うと同時収録のありえない伝統のある高校の先輩後輩3Pの方がちょっとえげつなかったかな…。
媚薬使用、強制イラマ、がっつり3Pの容赦なさでふたりの後輩くんたちが先輩たちの餌食になってしまっていますが、どちらも快楽堕ちして満更でもない…というこちらもお約束エンド。

ストーリーよりエロ重視なので好みは分かれるかもしれませんが、頭空っぽにしてひたすらに強引なエロが見たいんや!と言う時にはいいのかな…?
個人的な感想としてはノリやお汁が溢れ出しほとばしる発射描写があまり好きな感じではなかったですし、エロシーンがとにかく濃いので満腹感がすごくて胸焼けしちゃいそう。
ちなみにもれなく受けが全員いいおしりといいち○この持ち主でした。

絵が綺麗

自由奔放な人気アイドル・歩と訳ありひきこもり・はじめ。

序盤の歩がはじめの家に転がり込んでくるところのテンポの良さとか、いいなと思う部分もあればノリ切れず気になる部分もあり、絵が綺麗でとても見やすいのにお話しにやや粗が目立ち、ちょっともったいない印象でした。

花嫁募集企画にはじめを出すつもりだったとか、潔さのベクトルが斜め上すぎてちょっとびっくりしてしまった(汗)

過去に辛い思いをしたはじめのことを歩が解してゆっくり繋がるところを見たかったのですが、拍子抜けするくらいすんなりエッチしてしまっていて、はじめが乳首で感じるようになってしまっていたり、描き下ろしではなぜかイラマ…。
はじめの口元と乳首の下のお揃いほくろはかわいかったんですけど、エッチの時の歩のいじわるなかんじがなんかちょっと思ってたのと違ういじわるでしたし、はじめの美脚と神尻をもっと生かして欲しかったです。

完全主観なのでスルーしていただいて構わないのですが、はじめの例の出来事が襲われたのではなく、はじめがあのOBに想いを寄せていて酷く拒絶されてしまって…という事だったらはじめのやらしい裏アカの承認欲求とか人の体温が久しぶりで…という反応だったりがいろいろとしっくりきたのかもしれません。

初コミックスで申し訳ないのですが、次作に期待を込めての中立とさせていただきます。

反抗期なムスコ

ムスコの反抗期に悩むヤリチンフリーターの力翔とおくちが感じるゆるクールな大学生の冬也。

出会いこそ嘘でしょなかんじで、さらに初対面の冬也におくちでされることになり、なんとご機嫌斜めだったムスコが素直にな(勃)ったことに戸惑いながらも喜ぶ力翔。
それから友達にプラスしてフェラをする、されるという通常としてはありえない関係性がスタート。

その不思議な関係ははじめはお互い性欲処理としての割合が高いので気持ちは一旦置いたままで進んでいき、どう関係が変わっていくのかな〜、と途中までは楽しく読んでいたんですが、力翔が冬也を意識してもだもだし始めてからが、そのもだっぷりと展開がちょっとな…、となり。

女性のセフレに背中を押される攻めってどうなんでしょうか、と。
女性の脇キャラがお話に絡むのは全然アリなんですけど、それが攻めのセフレで、しかも複数となると興が醒めてしまうというか…。

冬也のキスは好きな人としたいというピュアさとのギャップはいいなと思いましたが、あの先輩とは別にフェラ友?がいるのがまた意外でした。

あと、告白のシチュが…ふたりの出会いの場ではあるし、出会いから気持ちがこんなにも変わったんだよという違いがわかるし、想いを告げ合う表情が良かったのですが場所が場所だけに少し残念に感じてしまいました(苦笑)。
最終的には一緒に居て一番心地がいい友達兼恋人となり、冬也のおしり開発止まりでエッチまでは至らずでした。

絵は綺麗で読みやすく、コミカルな所も楽しめたのですが、大筋の部分でいろいろと引っかかる点があったので中立とさせていただきます。

ご奉仕クラブとは

表紙の感じやタイトル、可愛らしい絵からあまあまでポップなお話しなのかなと読み始めたのですが、思っていたのとは少し違ったテイストでした。

地主の息子で何不自由なく育ってきたお坊ちゃんな結人。
両親を事故で亡くしひとりぼっちになってしまいますが、幼い頃共に過ごしたことのある聡が現れ、結人の身元引き受け人になると宣言し、そのまま聡が生徒会長を務める全寮制の男子校、鳳永学園の生徒相手に合法な性的ご奉仕を行う『奉仕部』に在籍することになります。

奉仕部員として多数の生徒とキスや手を使ってもてなしと称したエッチなことをこなしながら、感じている生徒を見て自分は必要とされている、新しい居場所を見つけた…と思い始める結人がなんとも不憫(涙)

聡も聡で結人の傍にいたいという割に、ご奉仕をやって頂くしかないと奉仕部に結人を突っ込んでおいて、後半で手のひらを返したように部を辞めてくださいと言う…
他の男との行為を見るのが辛くて…うん、そりゃ好きな子のそういうのは見たくないよね…
ていうか、斡旋したの自分じゃんー!
聡本人も言う資格ないって言ってますが、ほんとそれ…やり方不器用か…
聡が鬼畜にでも振り切れていたらまだ納得?出来なくもなかったのですが、私には聡の考えがわかりづらくてスッキリしないかんじでした。

そしてハジメテが大好物のお風呂エッチだったのですが、そこに至るまでにページを飛ばしてしまったかな?と思うほど急にお風呂シーンに展開突入していたのでちょっとびっくり(汗)
聡の長年の想いが溢れたゆえの性急さとはいえ、もう少しじっくりふたりが繋がるところが見たかったです。

好きなシチュなのに…

アンソロの『褐色BL』で短編を拝読したことがある作家様。
顔の描写は柔らかながらも身体のラインはとっても肉感があり、鼻と口のバランス感が独特だったので印象に残っていました。

表題作が3話、著しく成長を遂げた甥っ子・遊馬にぐいぐい迫られ絆される翻訳家のおじさん・誠一のお話しと、同時収録が3話、売れっ子だけど悪癖持ちの漫画家・セトとそのセトに憧れているアシ・皆月が振り回されるお話しで、翻訳家と漫画家のそれぞれの担当編集者が癖の強い双子、という繋がりがあります。

3話ずつなので展開がスピーディーなのは仕方がないのかなとは思いますが、どうしても気になってしまったのが、セトと皆月のお風呂シーン…
一瞬にお風呂に入る描写が大好き、お風呂でのいちゃこらエッチも大好物人間から言わせてもらいますと、酔ってぶっ倒れた受けをお風呂に入れるなんて…危ない!
しかも受けはふらついているのに攻めだけ盛り上がってお付き合いもまだなのに半ば強引にハジメテ抱いてさらにぐったりさせるという…。コミカルに描かれていたんですけど、いやいや、その白目ガチだし、なんかいろいろ違いませんか?と好きなシチュなのに行為のそれじゃない感がすごくて、個人的な性癖の好みをぶっ込んでしまい大変申し訳ないんですけど萌えきれませんでした…(涙)

表題作は萌、同時収録はしゅみじゃない。間をとって中立です。

距離感…

毎日でも食べたくなるくらいの美味しいご飯を作る攻めに胃袋を掴まれる受け。
飯テロ系BLなのかな、と読み始めたましたが、う〜ん…。
申し訳ないのですが全体的にお話しのテンポが合わず気になる部分が目についてしまいまして。

モヤってしまったところがまず蠣灰谷がちょっとフランクすぎて…ぐいぐいいく強引なかんじとか詰めすぎな距離感にちょっとついていけませんでした…
どういう経緯で惣菜店を継いだのか、などの背景の描写も特になく、蠣灰谷のキャラが掴みきれなかったので、あの気さくで優しいお祖母さんとのエピソードがあったら良かったのになと思いました。

そして紺藤もフランクすぎるとはいえ仮にもお店の店員である蠣灰谷への態度がちょっといただけないし、人の心の機微に疎いという描写もなんだか中途半端なかんじでこちらも人となりがふんわりとしたまま。

元々の接点のなかったふたりが惣菜店店長と客として距離を縮めて行く過程がいろいろと唐突で薄味に感じてしまい、キャラの魅力を把握しきれないまま突入したエッチは思いのほかすごく濃いめでびっくり。ノリノリなふたりには悪いのですが私はノリ切れませんでした…

紺藤のご飯を食べる姿や赤面顔はかわいかったです。

はいらねえ…

三十路でゲイの森田は密かに想いを寄せていた同僚の柳瀬に酔った勢いでキスをしてしまい、なんとか誤魔化すために自分は繁殖目的で地球にやってきたエイリアンなんだ〜と言ってみたところ、なぜかノってきた柳瀬とエロいあれやこれをする事になって…。
ただ、一線は越えず。

すると、柳瀬が実は俺たちが本当のエイリアンだとカミングアウトしてきて、こちらでいうスマホのような役割をしている人工知能・ロボくんも現れ、森田のありえない設定殺しにも程がある本家の登場にもうどこからツッコめばいいのかわからない状態(笑)

どんな展開になるのかな〜、とわくわくしながら読み進め、柳瀬の柳瀬がタイトル通りアナにはいらねえよ!レベルというところで挿れるためにすったもんだするのかな、と思っていたら、あれ?結構すんなりとアナにはいりましたね?とがくんと肩透かしをくらってしまい。
もっとこう…はいらねえかんじが、見たかったかな…と、なり。

そこから急に音信不通になってしまった柳瀬を森田が追い、柳瀬の母星へロボくんとワープしちゃったりとSF風味がでてくるのですが…
ん〜…、時折意味深な表情を見せていた柳瀬の思惑も汲み取れず、期待し過ぎていたお話の世界観にも完全にノリきれないまま読み終えてしまいました。
結婚、ときたら繁殖ネタ引っ張って欲しかったな〜。

あと、黒髪眼鏡は好きなのですがこちらの森田のビジュアルが申し訳ないのですがあまりタイプじゃなかった…。
目つき?かな〜…、ロボくんのぷ○ぷ○みたいなジト目は可愛かったんですけどね(笑)

キャラがたっていますが

アダルトグッズメーカーに就職することになった天磨。
新人の天磨のOJTを担当するのは元AV男優でオラな企画部の冬雅で、セックスに対してドライな男。
そんな冬雅に心が繋がるときっともっと気持ちが良いことを証明するために自分を好きにさせてみせる!と酔った勢いで宣言をした天磨ですが…

手練れの元AV男優がピュアな天然暴走わんこに絆される、その過程がやや薄味でした…

冬雅の元カレという夏樹との関係の切れ方もスッキリせず、天磨が企画した商品のPR撮影で大きく気持ちが動いたかんじで描かれていたのですが、そのようにはとても思えず置いてきぼり感が…(涙)

偉そうなことを言える立場ではないんですけど、一読者の意見で、BLというよりも前に漫画として読んでいてテンポがあまりよくなく、少し読みにくさを感じ、かと思えばBのLの気持ちの動きが急で、あれ?いつのまに好きになってたの?とちょっと戸惑うところもあり。

冬雅の言うセックス=作業、の概念を吹き飛ばすようなあまあまなエッチを期待していたのですが、浴衣は良かったものの、至って普通。
しかも個性の強いキャラが多いので天磨が時々モブ化しているような…
冬雅のビジュアルは好きです。
それだけ個々のキャラがたっていたので、誰も好きにならないと豪語し難攻不落に見えた冬雅をオトした天磨のもっとズバ抜けた魅力が欲しかったなあ〜、と思ってしまいました。

雅の髪型が…

作者様の前作にサブとして登場する鬼嶋と雅のスピンオフということで、先にこちらを読んで前作を拝読しましたがこの作品に前作のキャラが出てきたり…がないので特に問題なく読めました。

ただ、すみませんが、きっと見せ所であろう雅の髪型がちょっと引っかかってしまいまして…
まず、表紙の雅の髪型に、ん?と思いつつも読み始めたのですが、サイド垂らしの黒髪長髪ポニーテール…が好きな作品の某キャラと重なって見えてしまい、綺麗な髪が揺れるたびにチラチラとよぎり、女性に見える云々より違う意味で気が逸れてしまいました(涙)さらに普通の大学生であのサラサラロングというのにもやや違和感が〜…
突っ込むところではないのは分かっているのですが、個人的にどうしても気になってしまい吐き出さずにはいられず…お目汚し失礼致しました。

内容は、明らかに極悪そうな奴らに狙われてしまい逃げている大学生の雅を偶然居合わせた鬼嶋が助けることになります。そして、匿う代わりに夜の相手をしろと鬼嶋に身体を開かれていく雅。と、鬼嶋と雅の関わりを軸にリスキーな背景の中身体を重ねながら気持ちを通わせていき、いろいろと謎が明かされ、守られる側だった雅が強さを見せ、鬼嶋と一緒にいる道を選ぶ…と最後は良かった、のですが、悪人のゴタゴタに巻き込まれてしまった雅のご両親が本当に気の毒すぎたり、タイトルは『「僕」は〜』ですが雅の一人称は「俺」だったり、なんだかちょこちょことモヤりが残ってしまう読後感だったので、萌寄りの中立とさせていただきます。