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萌×2作品

エキスパートレビューアー2022 ソムリエ合格

女性アキタさん

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短編集ですが濃密

表題作でもある『あの転校生のΩな匂いがマジでヤバい!』
もしも、Ωのフェロモンが臭かったら…?という発想からのお話しだそうです。
なので、攻めがほぼ鼻ティッシュをしているという不思議な絵面(笑)
Ωが発情するとネコミミが出るという独自な設定もあり面白かったです。

『ド淫乱な生徒会長は、校則違反ではないんですか?』
黒髪眼鏡でド真面目な生徒会長の裏の顔がド淫乱…。いやあ、たまらんですね。
そんな生徒会長に執着する攻めとの歪な関係。
緊縛にイラマなど、DKらしからぬハードめなプレイがすごい。

『敏感Wエクスタシー』
こちらもDKですが、生徒会長とは一転して微笑ましい乳首攻め作品。
巨乳好きだった攻めが受けのぷりぷりピンク乳首の虜になってしまい、体育倉庫でのナイスシチュでいたしています。
W、ということでもうひとカプ楽しめるお得なお話しでした。

『崖っぷちアイドルSEXレッスン!』
モブレ的なかんじで、複数もあり。
ですが、あくまで啓発的?なSEXレッスンなので、無理矢理感はあまりない…けど、受けはそれでいいのか?と諭したくなります。
梅さんが初めから抱いてあげたらいいのに…。

『幼巨根』
アンソロのデカ○ンH性欲図鑑に掲載されていたのを覚えていました。だってほんとに幼巨根。
18歳で小柄な攻め、可愛らしいショタ顔に似合わない大層立派なモノをお持ちでした。
幼い頃に結婚の約束をした初恋の相手の受けと再会し、受け入れられて。
お風呂でのほこほこな初体験です。

描き下ろしの澪も小野寺も可愛かった〜。

山形先生の美麗で独特な絵が印象的なエロエロな短編集で、ひとつひとつのお話しが濃密で読み応えがありました。

素敵な新婚さん

大学時代からの友人でありながらお互い特別な存在で、告白を飛ばしてプロポーズして、新婚さんになった佐久間と多喜。
順番がはちゃめちゃなんですけど、ふたりともピュアでなんとも愛おしい。

多喜のいじらしくてエッチな努力?から、とうとうふたりは初夜を迎えることができて、佐久間の前向きな回想と相まって、じーんとして、多喜の涙と幸せそうな表情を見て、こちらまで幸せな気持ちになりました。

順風満帆なふたりなんですけど、澤田が多喜への未練を発動させて、しかもページ数的にそこで!?とちょっと焦りましたが、大人な解決で胸を撫で下ろし…。
表紙とリンクした最後の教会のシーン、素敵でしたけどもうちょっとじっくりと見たかったなあ。

社員旅行が新婚旅行感覚…、多喜らしいですけど、ちゃんと別で連れて行ってあげて欲しいです。頼んだよ、佐久間。
ミサトさんと澤田との4人での披露宴はきっとアットホームであったかいお式だったんでしょうね。
澤田のスピンオフがあればぜひ読みたいです。

これから、いいことも悪いこともふたりで分け合って、いつまでも夫夫仲良く一緒にいて欲しいなあ、と思いました。

ピュアな新婚さん

ずっと気になっていましたが、続刊が出て完結ということで拝読。

世話焼きイケメンの佐久間とゆるふわな多喜。
タイプは違いますがふたりは大学時代からの友人で、ぬきっこはしちゃうけど付き合ってはいなくて、でも誰よりも近い特別な存在で。

ある日、ちょっとしたすれ違いと勘違いから言い合いになってしまい、思わず佐久間が多喜へ「結婚して」と、気持ちををぶつけるんですけど…、告白前にプロポーズ…?
いやいや、いろいろとすっ飛ばしてる〜!
もう、なんか必死さが愛おしい。

順番がはちゃめちゃでめちゃくちゃにピュア。
佐久間もイケメンなのに童貞という意外さはありますが、多喜…、あんな26歳いますか?
ぽわんとしていて、庇護欲を掻き立てられちゃう感じなんですけど、所々で思い切りが良くて男前。
多喜のことになると周りが見えなくなっちゃう佐久間のアクセルにもなるしストッパーにもなるいいバランスのふたりだなあ、と思いました。
澤田はこのまま引き下がるのか?
そして、新婚さんは初夜を迎えられぬまま続き…。すぐ読まなくちゃ。

ドタバタな恋模様

はじめましての作家様。
絵柄はちょっと好みとは違ったのですが、お話しのテンポが良くてさくさく読めます。

チャラ生意気な会社の後輩の青島に社内でのひとり遊びを目撃されてしまい、そのまま成り行きで抱かれてしまった桃井。

恋をしている桃井に惚れて、思いの外開発済みだったエロい身体にハマり、軽いノリであっという間に懐へと入り込み、『押しながら推す』という青島のアプローチが小気味良い。
喋り方はちょっと生意気なんですけど、あのチャラさで家事スキルが高いのもまたニクい。

桃井のストライクゾーンは胸毛から爽やか系までと幅広めでした。
自分を抑えがちで恋愛初心者なのにひとり遊びだけは上級者になってしまった桃井には青島くらい強引に引っ張っていってもらうのが合っているなあ、と思いました。

クソうさ…、もとい、マスコットキャラの宇宙ラビットらびぃちゃんのなんとも言えない表情がゆるシュールでお気に入りです。
らびぃちゃんの存在がところどころで効いていました。

大人なのに学生みたいな青臭さや、冒頭からヤることはヤッているのにキスではわついちゃうような甘酸っぱい感じもあって、ふたりのドタバタな恋模様を楽しく読ませていただきました。

いろいろととろとろです

出会ったばかりのイケメンに突然温泉旅行に誘われたら…?
警戒心がふわふわすぎる大学5年生の壱春はめちゃくちゃ軽いノリで行っちゃうんですね(笑)

そして、広い温泉にとろとろの秘湯、美味しい料理にお酒…、顔も身体も爆イケな臣との旅行を存分に楽しんじゃって、しかも旅と臣の雰囲気に押され流されがっつりと抱かれて臣に惹かれていってしまうチョロすぎる壱春。
私としては出会い頭の臣の何やら不穏な発言が気になってしまって、壱春のハイテンションさが心配でしかなかったのですが、いや〜、やられました。
臣の発言の謎が解けてからは快楽に正直な壱春のコミカルな暴走っぷりも楽しいし、むしろなんだか欲しくなっちゃうくらいのおバカさ。
臣の長い間の想い(執着)が実ってよかったし、その分がエッチの時に爆発していて抱き方がめちゃくちゃエロかった〜。
壱春がとろとろのぐっずぐずにされちゃうのも仕方がない。
臣のあの特定班的な行動はいろいろと紙一重ですけどね(苦笑)
イケメンの努力はとんでもねえ…。

結果としてお互いを大好きすぎる溺愛系バカップルが爆誕していました♡
とにかくお砂糖吐いちゃいそうなくらいのあまあまなハッピーエンドでよかったです。

隅々まで…

イケメン柔道整復師の岸辺の整体マッサージで天国並みの極上体験をして身も心もとろとろにされちゃう社畜リーマンの黒岩。

癒されながら整体の範疇を超えちゃうめくるめくエロマッサージを楽しむ感じかな〜、なんて読み進めましたが、岸辺が想像とは違う性癖拗らせ腹黒執着策士攻めで、まあまあえげつない。

離れていってしまった黒岩を黒岩から自分を求めるようになるように身体から懐柔して心もじわじわと侵すように攻めていく。
長年の執着、重たい想い、大好物なのですが、
岸辺のそれは愛しい人に向けるものとはちょっと思えないくらいの感情で、純粋すぎたがために黒岩のことを癒して支えたいという気持ちがだいぶと拗れてしまっている感じでした。
そんな歪んだ岸辺の手によって黒岩の硬い身体が解されていき、時間をかけて焦らされて快楽に抗えなくなって性的に開かれて翻弄されて、心までその手中に落ちていく。
もう、どっぷりとずぶずぶでどちらも抜け出せないし離れられないだろうなあ…。

エッチシーンがこれまた濃密。
黒岩の身体を隅々まで知り尽くしている岸辺のねっとりとした愛撫からの独占欲と執着丸出しの抱き方が激しくてエロかったです。
電子(Renta)は白線斜線修正、おしりはフリーダムで作者様の丁寧な絵で描かれるエロみが損なわれずよかったです。

腐脳が刺激されました

目つきが悪くて誤解されがちなリーマン・空閑。
デリヘルNo.1ボーイのエロかわいい周、周の双子の弟でパティシエ志望のツンデレな暦、会社の後輩で尽くし系プチストーカー気質の加賀美。
全く違うタイプの三人からアプローチを受けることになり、一体誰を落とすのか?誰に落とされるのか?という展開に。

どうなっちゃうの〜、なんてニヤニヤしながら見ていたのですが、憎めないけどはっきりしない攻めにぐいぐいと押してくる受け候補、次から次へと発生する修羅場の連続にいやいや、ほんとにどうなっちゃうの?と萌えを感じるよりもドキドキとハラハラが先行して、いい感じに腐脳が刺激されました(笑)

何度も山場を越えて最後は納得の着地で、そこまでのそれぞれのキャラとのやりとりもよかったですし、タイトルがバッチリと腑に落ちる内容でした。
周は清々しいくらいに暦ラブで重度なブラコンお兄ちゃんでしたね。

エロはページ数とキャラの数とQpaにしてはややライトめに感じたのと、加賀美とのエッチの時に見せる空閑のオラつき感が個人的にあまり好みではなかったのが少し残念でしたが、キャラがテンポ良く絡んでいくお話し運びは読み応えがあり面白かったです。

旅館ものらしく

温泉旅館の跡取り息子でチャラい千明とその旅館の支配人で真面目な高生。
ふたりとも高顔面なので目が潤います。

麻倉先生のクールそうでエッチの時に乱れる受け、好きなんですが高生がなんだかチョロすぎない?とちょっとびっくり。
はじめの高生のイメージがなかなかに手強そうで落とすのに時間がかかるのかな?とか、少しずつ身体を開かれていく感じなのかな、と思っていたら、千明の夜遊びの抑止のためと仕事を頑張ったご褒美ということで結構性急にいたしてます。
まあ、千明のあの怒涛のアプローチには絆されてしまうのもわからなくはないし、高生の千明への閉じ込めていた気持ちを思えば身体をすぐ許してしまったのにも納得です。

何度もエッチしているのに初デートが初々しくて可愛らしかった。
車でお迎えからの水族館に夜景…、めちゃくちゃ王道のデートコースの終盤にまさかの(笑)
千明のちょっと子供っぽいところが垣間見えて好感度が上がりました。
しかも実はめちゃくちゃ一途っぽいのでそれもまたイイ(親指)。

旅館ものらしく、露天風呂や和室での畳+お布団エッチが楽しめます。
畳+お布団!最高!!
お風呂のシーンが多めなのも嬉しくて、温泉での湯けむりエッチはふたりとも色っぽかったし、別シーンで湯船に浸かってキスマークが目立ってくる描写がやらしいし、また違うお風呂では千明が高生を後ろからぎゅってしてるところもあってよかったです。

けもみみシリーズ

「オオカミくんはこわくない」「オオカミくんははなさない」のオオカミの志狼とうさぎの宇佐美の同級生でライオンで奔放な獅子堂とサラブレッドで真面目な司馬の「サラブレッドはなびかない」のお話しのつづき。

それぞれ肉食獣人と草食獣人のカースト上位種であり幼馴染で、すれ違いはありながらも恋人同士になったふたり。

獣種の違いもありしがらみも多く、血統のことで周りがどうしても騒がしくはなるのですが、ふたりの気持ちはゆるがないので安心して見ていられました。
性格は正反対なのに、どうしようもなく惹かれ合っているのがわかる素敵なカプだなあ、と思います。

そして、相変わらずの司馬の美脚…!
今回もソックスガーターが似合ってました〜。
エッチの時に乱れるしなやかな肢体もとってもエロい。
今回は司馬の獣化も見られて嬉しかったです。
というか、司馬をそこまでバテさせちゃう獅子堂の性欲がすごい。

after storyでふたりのその後が見られて、またさらにキュンとさせられます。
髪の長い獅子堂もいいな…。
あまあまで幸せなエンドなので満足なのですが、激かわな新キャラも登場しているので、けもみみシリーズ、まだまだ続いてほしいです。

ピュアふわらぶのつづき

狼の獣人・志狼とうさぎの獣人・黒兎は恋人同士。
ふたりの馴れ初めは「オオカミくんはこわくない」で楽しめます。
見た目はオラオラそうなのに実は一途で真面目でヘタレな志狼と見た目は大人しそうなのに実ははっきりしていて思い切りが良くてエッチな黒兎。
黒兎が何かと奥手な志狼を引っ張っていく関係性は変わらずでほっこりと微笑ましいです。

黒兎の獣化した姿は可愛いんですけど、うさぎカフェで拗ねてやきもち焼いてるぷう顔はもう、めっちゃくちゃ…可愛すぎかあ〜!!ってなりました。
クールで特にエッチの時は色気も感じさせる人の姿の時とのギャップもあって余計んぐうってさせられます。

順調そうなふたりのお付き合いですが、志狼の純血家系問題で一波乱ありそうで、お母さんがヒステリックに反対してくるのかなと思いましたが、しっかりと正論を述べてふたりの想いに委ねるようにしてくれて安心しました。

そして、お互い将来を見据えてどうなっていくのかなと読み進めて行くと、いきなり成人していてびっくりでした(笑)
が、酔って小悪魔っぽくなった黒兎が見られたのでよしです!
ただ、志狼がずっと宇佐美呼びだったのがちょっと残念だったなあ〜。
…、と思っていたら『サラブレッドはゆるがない』でふたりのafter storyが読めました。
これはこれで最高でしたが、けもみみシリーズは好きなので、もっと読みたかったです。