アキタさんのマイページ

神作品

エキスパートレビューアー2022 ソムリエ合格

女性アキタさん

レビュー数0

ポイント数10

今年度178位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

スィンハが強すぎます

スィンハ:褐色長髪四本腕の最強の戦神。
貴志:前世がスィンハと恋仲だった王様で、現世ではサラリーマン。

スィンハが恋人の生まれ変わりである貴志の前に火柱と共に現れて、次元を超えて愛を貫こうとするスィンハに迫られるというトンデモ展開にめちゃくちゃ戸惑いながらも受け入れる貴志。

スィンハの神を超えた神レベルのビジュアルが素晴らしかったです。
白(銀?)髪長髪(神の姿)、黒髪爆イケ髪型(人の姿)、黒髪長髪(神の姿)…、と変化するどれもが強すぎるスィンハの全ての形態でエッチシーンがあり、作者様わかってるわあ…!!ってなりました。褐色好きなので余計にたまらんかった〜。
全部にスィンハの溺愛感が出ていて、愛でまくられてとろとろにされちゃう貴志がエロかったですし、絵がほんとに美しい…。
強いて言えばあの四本腕でもっと貴志の色々なところを弄り倒してもらいたかった…!←
スィンハとメンダコの組み合わせがヤバかわいい。

言葉回しがお上手で、スィンハやアモラの神々らしいセリフが綺麗で作品と合っていてより雰囲気が出ていました。
アモラの余韻の持たせ方が素敵…。
貴志、鷹の王様の分までスィンハとお幸せに…。
転生や神様、天界などスケールが大きくて密密なお話しでしたが、作者様の美麗な絵の説得力がとにかくすごくて衣装の描き込みも細かなところまでしっかりで、どっぷりと世界観に浸り、楽しく読ませていただきました。
デビューコミックスとは驚き。
また素敵な作者様に出会えて嬉しいです。

発想がすごい

身体だけが過去に巻き戻ってしまう『リワインド症候群』という病。
まず、その設定がめちゃくちゃ興味深くて、作者様の発想がすごいなあ、となり、そのリワインド症候群の症状である身体の変化による登場人物の体格差が見どころで、それを軸にお話しが展開し、心情描写もしっかりと描かれています。

リワインド症候群で高校時代の小柄な身体に戻った時に自分よりも体格の大きい男に抱かれているユキ。
ユキの後輩で、ある理由から小柄なユキにしか勃たなくなってしまった凪。
過去の出来事で性癖が歪んでしまったふたりのいろいろな感情が混じり過ぎていて一体どうなってしまうのかとハラハラしましたが、納得の着地点でホッとしました。
トモヤはシンプルにクズ。
エッチ中の身体変化なんて、なかなかお見かけ出来るものではないので、凪に負けないくらい盛り上がってしまった自信があります(笑)
いや〜、いいものを見せていただきました。
凪のユキへの想いが思いの外重くて深いのも◎。

同時収録は勝ち組オーラが溢れる社長の大同と流されやすい研究者の小平とのお話し。
世界観は一緒でこちらもリワインド症候群とふたりの背景が絶妙に絡み、お互いに惹かれて不完全燃焼だった青春を重ねて求め合う姿に胸が熱くなりました。
これから存分にふたりで寄り添い楽しんでいって欲しいなと思います。

特殊な設定からぐっと引き込まれてお話し運びが巧みで、大変満足な読み応えでした。
まだ薬は開発中で身体的な治癒は少し先になりそうですが、どちらのカプも過去に囚われていた劣情が解放されて、愛情によって内面的にはしっかりとリカバリーしているなあ、と感じさせてもらえるエンドで読後感もとても良かったです。

大豊作な一冊

紫苑と蒼汰、ふたりのビジュアルもですが、赤石も同時収録作の吉川も柴崎も…登場人物がみんなおしゃれで好みのタイプで、お話しも可愛くて私的に大豊作な一冊でした。
蒼汰と吉川のツーブロがよき♡

表題作はクール系大学生の蒼汰が同じゼミのイケメン紫苑と自分とのえっちな妄想をしたためていた小説を紫苑本人に読まれてしまい、なんと妄想が現実に…!?

紫苑が一途な蒼汰にメロメロになって溺愛していくのがたまらんですし、蒼汰のピュアなのにムッツリとエロいところにもぎゅん萌え。
事後にずっと紫苑が蒼汰の頭をなでなでし続けてるのが可愛い。
紫苑と蒼汰の両視点でお話しは進み、丁寧な心理描写が描かれていてお互いの気持ちをしっかりと追えたのでよりきゅん度が増しました。
赤石も関西弁で腐男子で…、いろいろと気になるキャラでした。

エッチシーンの多彩なアングルにもそそられましたし、ふたりの身体のラインもイイ!
蒼汰が紫苑に、紫苑が蒼汰に、どちらも好きな気持ちがばっちりと感じられるフェラもあり、リモートエッチもエロエロでした。
描き下ろしで『あいつら』に嫉妬する紫苑にもめっちゃ萌えました〜。

同時収録の爆イケモデルの吉川の若さゆえの暴走ぶりに振り回されてしまう美人テイラーの柴崎のお話しも短編ですがまとまっていて、スーツ姿もカッコよかった。

作者様の作品への愛と意欲がたっぷりと詰まった可愛くて素敵なお話しで、とても楽しく読ませていただきました。

シンプル

街で無防備に距離の近いDKを見かけると心の第三の眼がカッと見開くのが常なのですが、こちらの高良くんと天城くんはそんな私の個人的萌えセンサーに引っかかる感じの男子たち。

いや〜、めちゃくちゃ良かった…。
何気ない日常が描かれるそこかしこの中に、んんっ!!とさせられるポイントが盛りだくさん。

高良くんのことでもにゃもにゃ悩む天城くん、心の声の圧すごすぎ高良くん。
だめだめだな天城くん、対天城くんの感性バグってる高良くん。
手を繋ぐだけで世界一幸せ説が浮上。
お泊まりの時に醸し出すお互い好き過ぎの空気感。
なのにがっつかない。
ちょっともう、なんなのこのふたり好き。
はい、もうずっと一緒にいてください。

そして、ふたりを含めた周りの生徒たちとのやりとりもすごく馴染んでて自然なんですよね。
無駄に敬語になったりとか、変な単語発したりとか…、馴染みすぎて私は漂う空気となって高天の周りに存在していたと確信するほど…(きしょい(笑))

シンプルだけど、シンプルだけに素材の味だけでもとても面白くてかつ美味しかった。

ただ、いい大人がこんなこと言うのもどうかなと思うんですけど、ページ数の割にお値段が高めでちょっとびっくりしました(笑)
まあ、萌えはプライスレスですし、内容的に満足ではあるんですけど…欲を言えばもっといっぱい読みたかった〜!
高天あまあま追加トッピングでおかわり熱望です。

失恋ジャンキー コミック

 

甚だしい

彗太:龍次郎に片想い中。告白して友達関係を壊したくないので心は無理ならカラダだけでも…と失恋の度に龍次郎に抱かれる。
龍次郎:失恋した彗太を慰め、抱く。彗太への気持ちは…?
と、いうふたりのお話しです。

龍次郎の慰め方が〜〜〜!!
手ぎゅってしたりとかもうヤバいし、風谷さん以降の嫉妬心を丸出しにした抱き方もヤバい(語彙力)。

いやあ〜、ふたりの気持ちのすれ違いっぷりがとにかく甚だしいし、何とも噛み合わない。

どこまですれ違うのかやきもきしてたら3話ラストでよしキター!!からの龍次郎視点の4話で凹んでいる龍次郎には申し訳ないのですがあまりのキャラの振り幅につい笑ってしまった〜。
はじめのクール龍次郎どこ行ったの?っていうくらいにめまぐるしく変化する情緒と表情が忙し過ぎてさらに楽しいったらない。
彗太もなんですけど龍次郎も相当にクソデカ感情を抱いていて、龍次郎の方が想いが重めというね。
もうそういうの大好物過ぎてたまらん。
彗太も強気なのに泣き虫なのがかわいかったです。

やっと気持ちが通じ合った後の『本当のセックス』はふたりとも余裕なく求め合っているのがなんとも幸せそうで…、思わず顔がほころんじゃいました。

はあ〜、これはいい両片想い。
キャラもよく、絵もかっこよくて首がしっかりしていて手もエロくて、目にも色気があって好きなタイプでした。

素敵なデビューコミックス

αである創明が『理想のΩを作る』という設定。ぶっ飛んだSFファンタジーなオメガバースなの?とか、人体生成の禁忌は大丈夫?(ハ○レンのアレ(笑))とか、…人を作り上げるって凪の存在意義はどうなるの?、などなどちょっと引っかかってしまっていたんです。
でも、それが逆に気になったので拝読したのですが、マッドサイエンティスト風な創明は冒頭のみで、私的にはいい意味で思っていたお話しと違っていたので拝読して本当に良かった。

生まれたばかりの凪のうなじを見た瞬間から胸がそわりとして、凪が作られた理由、そのための嘘、創明の想いが少しずつ明かされ、全てが繋がり凪の存在の意味がわかり…

創明の凪への揺るぎない偏愛と諦めない一途で何よりも強い想いが起こした奇跡が琴線に触れて、何度も目頭が熱くなりました。

読み終わってすぐ2周目にいったのですが、目覚めた凪を前にしてよくぞあそこまで冷静さを保ったものだと創明に感情移入して感極まってまた涙腺が緩みました。
一度ならず二度、三度と泣きましたが、何度読んでもふたりの笑顔に胸はあたたかさでたっぷりと満たされる幸せな読後感を味わう事ができました。

作者様、素敵なデビューコミックスをありがとうございました。

8人の戦士 2 コミック

池玲文 

超美麗、超美顔面、超美尻

待ちわびていた2巻。
表紙がペニスサックじゃないんですね〜。
そして、完結…、なんですね。
個人的には戦士ひとりひとりのペニスサックが表紙を飾り、このまま続刊で8人分ずらりと並んだ壮観な様を拝みたかったので残念でしかない…。

さて、こちらの2巻、大変に濃密でした。
やっぱり、『美』。
王蛇合戦のようにペニスサックでの戦いはないんですけれど、その戦士たちのオフの顔、恋愛での攻防戦がしっかりと描かれていて、あの世界観と池先生の超美画力が見事に絡み合ってアルティメットなエンターテイメントが生み出されておりました。

マシューとハートの馴れ初めからはじまり、ロロ様とブランのお籠りエッチに、ユダとピサウのプラウ・ヤンキンダ流の結婚式、太陽の族長ったらやっぱりの…、からのサーフィアとレジのアダルトな絡み、ヴァンピア暴走でサイコルナガと波打ち際でのガチ全裸バトルにタリングとまさかの…というか、やっぱりあの審判が…?、と…

とにかくひとつひとつのエピソードが濃い!
愛情溢れるセックスも濃い!!

だからこそ、戦士たちそれぞれひとカプずつの恋愛模様を一冊ずつでもよかったのでは〜…!?とぐぎぎとしてしまった(涙)

ですが、髪の毛一本一本に至るまで細やかに描き込まれた超美麗な絵に惚れ惚れとさせられて、キャラたちの超美顔面と超美尻にめちゃくちゃ目が潤ったのでよかったな、と思います。

ぴっかぴかでキラッキラ

はあ〜、これまたよいわんこ攻めに出会えました。ありがとうございます。

会社の同僚にゲイバレしてしまい噂を流され、社内で気まずい立場の岡崎の元へ配属された梅本。
周囲から腫れ物のように扱われる岡崎へ敬愛の念を超えた好意をぶつけまくってくる梅本は太陽のように眩しくて、ぴっかぴかでキラッキラな光属性で、健気でとにかくポジティブ。

過去のクズ元カレとの記憶から、好意を向けられることを避けようとする岡崎へ本音をぶつけて真っ直ぐな愛を伝えて、強張っていて感情にブレーキをかけがちだった岡崎の気持ちを溶かしていきます。

もう、ほんっとに梅本がいい子で…!
岡崎に向ける大好きオーラがダダ漏れで、くるくると変わる表情は見ていて飽きません。
ホテル代を突っ返す時、ポチ袋に入れるとかかわいいかよ…!

そして、年の差だったり経験だったりでちょこちょこ岡崎に敵わないのがまたかわいいんです。
おでこに冷えピタを貼りながらエッチしちゃったり、本気で求めてくる岡崎にリードされてイカされちゃったり…
お互いが好き、かわいい、と思い合ってる姿にきゅんとしました〜。

岡崎には梅本のひたすらに一途なばかでか愛情に包まれて幸せになって欲しいです!
梅本と一緒にいたらぜーったい、後悔しないと思います♡

拒まない男 コミック

三月えみ 

『白石さん』

どんな無茶ぶり案件も拒まない超有能なホテルコンシェルジュ『白石さん』の白石律。
眉目秀麗で思慮深くて、物腰が柔らかで、まさにミスターパーフェクト。

そんな白石さんが探偵の黒瀬とまさかの両想い!
あの車での誘い方、情事、お泊まり後の朝の食卓のひまわりの種の気遣い…うわあ〜、白石さん、こんな所まで完璧なの?これはもう結婚しかないわ!と胸が高まり黒瀬と律の蜜月を期待していたら…

ん…?あれ?白石さん、なんかこれちょっと一筋縄ではいかなくないですか…?と一抹の不安と胸騒ぎを抱えて探り探り読み進めることに。

律の作り上げてきた『白石さん』の正体が少しずつ見えてくるのですが、あの過去のいろいろとないまぜになった黒瀬への感情が原動力となり自分を変えた律も、ハムラッシュを思い泣いた白石さんも、黒瀬に抱かれて余裕の無くなるりっちゃんも…
黒瀬への想いがブレずに根幹にあって、どんな律も紛れもなく白石律なんですよね。
パーフェクツ!な『白石さん』も素敵ですけど、最後の方の本性が出てきちゃっている律も好きです。

全てが明かされて、不安と胸騒ぎは解消し、前半とラストでは律の印象がガラリと変わる。
拒まない男に振り回される骨太なストーリーを読み終えて、もうひとりの拒まない男、青山目線のお話しから即2周目に入り、一話目から読み返してその緻密な構成にまた唸らされました。
登場人物のあの発言も、あの行動も…全部が全部意味があって無駄がない、点と点が繋がっていくときのいい意味での胸のざわめきを感じて、脳みそがふわ〜ってなりました。

本田龍

西本ろう先生、はじめましてだったのですが…
いや、もう、『本田龍』という男に完全に飲まれましたね。

俳優とパパラッチ、お見かけしがちな設定でしたが、本田龍の絶対的な美顔面圧に気圧され、真夏斗の人柄に絆されその褐色肌に見惚れ、ふたりの男が身体を重ね、本音を曝け出しながらぶつかり合い惹かれ合っていく過程にあっという間に引き込まれてしまいました。

心を掴まれるシーンがいくつもあり、ぐうう〜っとさせられて、隅から隅まで見逃せない、圧倒的な画力にただただ魅入る、という充足感たっぷりで幸せな時間を過ごせました。

個人的見解ですが、褐色肌で髪がトーンだとややゴチャついちゃいがちな印象なんですけれど、それが気にならないほど真夏斗の褐色肌が良すぎて。
いや、本田龍の色気溢れる肉体美もとんでもなかったんですが、西本先生の描かれる褐色肌の質感が美しくて、褐色大好き人間の私の褐色ランキング上位にランクインするほどの素晴らしい肌感でした。

後半から電子特装版の小冊子(是非読んでほしい…!!)で描かれる『龍之介』の序盤との表情の変化にも胸が締め付けられました…。
真夏斗を見つめる柔らかな、でも熱の籠った瞳。
そして、本編ラストのふたりの笑顔。
思わず天を仰いでしまうほど眩しかったです…!