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エキスパートレビューアー2022 ソムリエ合格

女性アキタさん

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恋染龍雨衣 コミック

朔ヒロ 

眩しいくらい

大好きな朔ヒロ先生の大好きなかすみ楼シリーズの3作目。
不器用な人間・地架×高貴な龍神の子・あめ様。
美麗すぎる絵に見惚れて、人外ファンタジーにドキドキして、繊細な心理描写に感動して…、もうやっぱり先生大好き…!ってなりました。

地架とあめ様のそれぞれの背景がリンクしていて、『愛しい』という感覚を通して近づいていくふたりの距離感。
主従関係も興奮材料ですし、描き下ろしでその後のストーリーも見ることができて、あとがきでのみんなの姿に悶絶しました。
眩しいくらいの光をありがとうございます。

艶のある情事のシーンもほんっっっとに素晴らしくて、朔ヒロ先生の描かれる受けの身体のラインはどちらかというとしなやかでスレンダーな印象が強かったんですけど、今回のあめ様のお身体がすごくて…!
表紙でもわかる美しい筋肉!(表情もたまらん)
腕、胸…、さらに引き締まったおしりがめちゃくちゃえっちでそそられるんですよ…!(罰当たり)
地架との体格差もご褒美でございました。
毎回キャラのビジュアルから性格、何から何までもう全てがどストライクで大満足!
シリーズ作品なので系列キャラが登場するのも楽しみのひとつ。

素敵なお話を読むことができてとっても幸せです♪

素敵な作品

ほんわか天然上司で隠れエロボディの幸介とキラキライケメン部下の柳瀬。
30日間の同居を始めたふたりのじれもだな関係を1、2巻と見届けてきました。

そして、3巻。
帯にもある『念願の、両想い』。
ふたりの気持ちが繋がって、心も身体も結ばれた柳瀬と幸介の笑顔が見られてめちゃくちゃハッピーな気持ちで読み終えることができて本当によかったです。
しかも、まだお話が続いているのがまた嬉しい♪

とうとう迎えた初えっちの時の私の胸の昂りがとんでもなかった(笑)
あの柳瀬の余裕の無さがまためちゃくちゃ萌えた…!
どんどん柳瀬の年下みが滲み出てきて、幸介のことが大好きオーラが溢れ出ちゃってて、なにこのかわいい生き物は〜!ってなりました。

エロ特化風に見えるタイトルなのですが、上司と部下というふたりの徐々に変わっていく距離感が丁寧に繊細に描かれていて、タイトルと中身の違う意味でのギャップの良さがある素敵な作品だと思います。
お互いがそばにいる時の居心地の良さがじんわりと伝わってくる描写がすごく好きです。
年下ハイスペわんこ部下とえっちなノンケ上司のほっこり育み愛…、最高です♡

わたわたたまらん

渡里と渡瀬(秋良)のわたわたコンビの別れてやらない攻防戦がそれはもうめちゃくちゃにかわいかった…!
渡里の秋良へのおもおもな想いがたまらん〜。
秋良がそれに気づくまでのわちゃわちゃがまたたまらん〜…!
DKの眩しすぎる恋模様を浴びて、なんかいろいろと活性化した気がします(笑)

さん太ろ先生の描かれるはちゃめちゃに明るい光属性キャラが好きで、今回の秋良もめっちゃいい子で好感度しか感じられなかったです。
普段おっとりクールな渡里のポロポロこぼれ出しちゃうばかでか感情にも何度も萌え悶えさせられました。
秋良のこと好きって隠せない表情がかわかっこ良すぎるのよ…。

ふたりが育んできた友情も良きで…。
まさかあの頭突きアッパーが回収されるとは思いませんでしたけど(笑)
クラスメイトのみんなもいい子たちばかりで、心がほっこりしました。
谷、フラれちゃってドンマイです…。

わたわたの熱量の高いキスシーンだけでもすごくドキドキさせられたので、あと2割のその先のアレコレが続刊で見られるかと思うと…、それだけでにやにやが止まらないです。
楽しみに待ちたいと思います♪

金色の暴君

前作に続き舞台は【研究特区】。
電子薬学権威であり特区主席の天木に溺愛される恋人兼助手の春の元彼、金指のお話です。

金指のお相手が、またとんでもない。
薬学主席のスーパー傲慢暴君ネコ様の玉森に、玉森を崇拝する遺伝子学主席の人格ヤバめなでっかわ淫乱処女の東間。

金指はとある重大な理由から玉森と東間とセックスすることになるのですが、受けふたりを同時に相手するのではなく、玉森を抱いたそのままの身体で東間の元へ移動して東間のおしりを開発しながら抱くという、斜め上をいくプレイ内容。
もういろいろぶっ飛んでる擬似3P(?)感がイイ感じにクレイジーでたまらないです。

そして、玉森の執着愛憎てんこもりな思惑にもドキドキとさせられますし、玉森の悪巧みに巻き込まれまくりながらも玉森と東間の間を立ち回る強かで図太い金指の世渡り処世術もすごい。
あのプロネコ様の玉森を何度となくトばしちゃうボトムファーストの丁寧に抱き潰すえっちの仕方もズルいんだよなあ〜。
激重執着拗らせてるある意味めちゃくちゃハイスペばぶちゃんな玉森を諫めて諭せるのは金指しかいないな、と思いました。
玉森に殴られた時の金指の表情かっこいいです。

揃いも揃って曲者な主席たちに挟まれた金指。
玉森からの寵愛と東間との約束と…。
一筋縄ではいかない三角関係がどうなっていくのかが気になります…!

待ちわびた3巻

情報過多で頭がパンクしそうです。

がっつりファンタジーの中に色々な要素が織り込まれ散りばめられて、綿密に練られたストーリー展開にページを捲る手が止まらない。

明かされてはまた増えていく謎が多過ぎて不穏渦巻く世界観の中でアルトとエルヴァのふたりの尊い関係性が本当に際立っていて…。

ずっと自分の心の中に閉じ込めて抱えていた様々な感情を吐き出したエルヴァ。
アルトの愛によって気持ちが和らぎ、アルトへの想いがなによりも強いものとなったエルヴァの心情の変化の描写が素晴らしくて、涙腺が崩壊しました。
アルトのどこまでもエルヴァ様ファーストな超従順包容力満点なわんこぶりにも痺れまくりです。

本当に愛おしいふたり。

ふたりが紡ぐ深い愛の物語をリアルタイムで体感できることがたまらなく嬉しい。

島の謎、覡の存在意義、島の外の世界…、まだまだわからないことだらけで、今後辛い展開が待ち受けているかもしれないのですが、アルトとエルヴァのお互いを想う揺るぎない気持ちはしっかりと感じることができたし、エルヴァの艶めいた表情や精一杯の変顔、やきもちを焼いた泣き顔が見られただけでも最高だな!!とほくほく顔で読み終えました。

ふたりの幸せを願いつつ、4巻を待ちたいと思います。

振り落とされないように

示路々井さに先生の描かれるシリアスとギャグとの絶妙な混ざり具合と独特なテンションが好きで、デビュー作からどハマりしています。

今回も暴君ドSわんこな翼と年上ドMメイドなあずさの性癖ジェットコースターな顔の良いふたりのドタバタなやりとりに振り落とされないようにしがみつきながら拝読しました(笑)

個人的性癖として、ガタイの良いキャラの女装は萌えない体質なんですが、あずさのメイド姿はなんだかエロくて、翼の性癖歪むのもわかるわ…、ってなりました。
筋肉加減が良き…。

翼の天性のSぶり。
あずさの教育と翼の努力により紳士に仕上がりましたが、抑えきれずにあずさによって曝け出される暴君プレイが最高でした♡

普段オラついているあずさの翼に対する理性の吹っ飛び方とチョロさが神がかっていて、えっちの時の常識ガン無視のとろとろな姿がエロエロで、そんな振り幅もイイです(親指)。

猫化した童貞みとかイキリ暴君顔とかワードセンスが相変わらずキレキレで何度も笑わせてもらいました。

後ろめたさ大好物でお互いへの道徳倫理観ゼロ同士のご主人様と男性メイドのいい意味で歪め合ってきた恋愛模様が楽しい一冊でした〜。

ジーンとトレヴァー

感情がとっ散らかってしまって、どう表現したらいいかわからないんですけど…。

「ふたりの男性の愛とそれぞれの家族の在り方」が素晴らしいクオリティで描かれていて、すごく泣きましたし、感動しました。
作品として神…!
だけど、気持ちがもやついてしまうところもありました。

ジーンとトレヴァー。
惹かれ合い愛し合っているのは言わずもがなで、これからずっとふたりで穏やかな時間を過ごしていくんだろうと思っていたのですが…。

ジーンは聡明で自らの人生を模索して足掻き、燻った気持ちを抱えていて。
そんな若いジーンが選んだ道を本心を抑えて応援するよと背中を押し送り出したトレヴァー…。
教会で流したトレヴァーの涙にジーンへの愛の全てが凝縮されていたと感じて、胸がめちゃくちゃに締め付けられました。

トレヴァーがジーンを尊重しているのは理解ができたのですが、別れを決断してしまったふたりが悲しすぎて。
赦し赦され、救い救われ、お互いが揺るぎない存在であり、なによりも深い関係である彼らが…。
いろいろな愛の形はあるとは思いますが、未熟な私にはどうして?という気持ちが拭えず、あの展開は酷に感じてしまいました(泣)。

再会したふたりにはこれからの時間を共に過ごして、離れていた長い余白期間の分を埋めていってほしいです。
ジーンとトレヴァーの関係としてゆっくりと。
甥っ子ジーンにも幸あれ。

別れと再会のシーンの色々な部分がリンクしているのが秀逸だなあ、と思いました。

100%

宝と大進。
またとんでもなく尊いカップルが爆誕しましたね…。
ふたりのビジュが好みすぎて…、各話の扉絵がオシャレすぎて…、身長差たまらん…。

大進の方言はもちろんのこと、天然独特かわいくて、宝のことになると控えめになったり大胆になったり…、純粋さが愛おしすぎてその魅力に完全ノックアウト…。
宝も高顔面はもちろんのこと、クールなんだけどロフトから降りる大進を毎回さりげにフォローしたりする世話焼き優しさ、後半に見せた独占欲に撃沈…!

本編でこれでもかときゅんきゅんしっぱなしで、それはもう大満足だったのですが、描き下ろしでの初エッチがこれまたすごくめちゃくちゃよかった!!(語彙力)
あんなにぎゅんぎゅんさせられる三日間ありますか…?
大進にめちゃくちゃ大事そうに触れる宝。
宝に触れられて幸せそうにとろんとする大進。

手をぎゅっと握り合いながら繋がるシーンはふたりの愛が溢れているのが伝わってきて萌えと感動が押し寄せてきて、最後に明かされた宝のまさかな事実に今年イチ悶えました…!(早口)
宝のあのハイスペぶりでそれはずるいって〜…!

キラキラ100%で宝物のように大切に育まれるピュアな恋。
ふたりが出会ってくれたことに感謝せずにはいられません。

続編をぜひお願いします…!

『噛み砕く』

推し作家様の朔ヒロ先生のはじめてのオメガバース。
めちゃくちゃよかったです…!!

フェロモンが結晶化して見える特異体質のΩの朱音と朱音が中学の時から想いを寄せている養護教諭でβの牧瀬(マキ)先生。

先生と生徒だったふたり。
朱音が19歳の時に再会をするのですが…。

丁寧な心理描写ももちろんですが、オメガバースを軸としてフェロモンが結晶化して見えるという設定がまた秀逸で!

朱音の真っ赤なルビーと先生の真っ青なサファイアの結晶がふたりのように繋がり混ざり合ったあの見開きのシーン…、カラーで見たかったなあと思いました。
魅せ方が素敵すぎる…!

そして、『噛み砕く』というワードが…、めちゃくちゃ効いていて。
朱音の人生においてあまりいい印象ではなかった結晶を最愛の人である先生が噛んで砕く。
胸熱すぎて、はああ〜…って感嘆のクソでかため息が出ました。

そして、先生の既刊よりも少しエッチシーンが激しめに感じてドキドキ…!
そんなエッチなところを堪能してから、名前呼びがくるかな〜、と、ワクワクしていたらまさかの名字呼びすて…!
そ、そっち!?、と思ったのですがなんだかふたりらしくて微笑ましいしいいか〜、と。
描き下ろしで先生からの名前呼びがあったので満足です。

せつなくてあたたかくてとてもキレイなお話で、ラストの朱音の晴れやかな笑顔に目頭が熱くなりました。
朔ヒロ先生の描かれる豊かな表情がすごく好きです…。
先生の前でだけ緩む朱音がほんとにかわいくてたまらん。

まだまだふたりのお話が読みたかったな…、と思いながらあとがきを読んだら続編が決まっているとのこと。
え〜、もう嬉しすぎるんですが!
かすみ楼シリーズも楽しみですし、大好きな朔ヒロ先生の作品をこれからも読めることができるのが幸せです♡
一年以上先ということなのですが全然待ちますし、生きる糧にしたいと思います!

最高のあんみつ

前作の素晴らしい世界観にすっかり虜になっていたので、続編に飛び上がって喜んでしまいました(笑)
あんみつにまた会えて嬉しすぎる〜。


幼なじみのアンナとみつる。
共生契約を結び、一連托生の関係となったふたり。

この関係はどうしてもバイターであるアンナがネクターであるみつるを契約によって縛りつける…というように見受けられてしまいますし、アンナもそれを自覚して罪悪感に苛まれていて。
そのことですれ違ったりもしてしまいそう…、だったのですが、みつるがそうさせません!

アンナの抱えている負い目ごとまるっと包み込んで、なんならアンナ以上の深い愛情と強い執着を感じられてぞくりとさせられるとともに、一冊通してふたりが命を共にしているという覚悟がこれでもかと伝わってきて胸がぎゅんぎゅんに締め付けられました。
セリフも本当に素敵で…、アンナとみつるのお互いにかける言葉ひとつひとつが心に沁みます。

そして、ふたりのあまさが増していてしんどい…。
何気ない会話の中にもいちゃ感があってきゅんとするし、アンナがみつるに対してゆるくなるのがたまらんですし、キスをねだるみつるがかわいすぎるし、ちびあんみつの愛おしさはとんでもなかった…。

ハラハラやドキドキ感も味わえて、エッチシーンの美しさに見惚れて糖度も満点。
よりふたりのことが大好きになる最高の続編でした。
最高のあんみつをありがとうございました!