クズ男が本気で恋をしてどうしていいかわからず小学生みたいな恋愛する系が性癖なのでツボりました。
他人のことなんでどうだっていい、付き合いも適当でいい、という性格の攻めが、初めて他人が気になって、モヤモヤしたり悩んだり、不器用で意地っ張りで自己中で構ってちゃんになっちゃうのが可愛すぎました。
受けの子も、叶わない恋(憧れ?)だからと、思い出作りくらいの、謙虚すぎる形だけのお付き合いと割りきってるところも健気で可愛かったです。
攻めのクズ感が理解できないといったレビューがいくつかありましたが、理解できなくて当たり前です、クズですからw
絵に描いたようなクズじゃなくて、割りとリアルなクズです。「お付き合いをする」ということに全く重きを置いてないタイプ。
お互いまだ未成熟な恋という感じなので、これからどんな風に成長していくのかな、と妄想するとにやにやします。
このふたりの続きが読みたいです!どうか続きを…!!
優しくて美しい攻めとかわいい受けの、秋平先生らしいお話でとても素敵でした。
身分差や元からのふたりの関係に切なさもありつつ、すれ違いを経て優しい終わり方をしてくれて、読み終わったあとの心地よさをじーーんと感じました。
付き合うまでで終わってしまうので、この身分差年の差カップルのお付き合いしてる様子も読みたいなと思うので続編…あったらいいなぁと思います。
あと個人的には佐久間がすごく気になります!
ロボットみたいな彼だけど一途で、それゆえにあのような人間臭いことをしちゃうところがギャップ萌えでした。かわいいなぁ。
あんなまっすぐな気持ちを持ちながら今後ふたりの付き合いをそばで見せられることになるのかと思うと切なさで心が痛い…。
どうか素敵な人と巡りあってほしいな。