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表題作ラストフライデイ

江畑欣也,チャラく見えるラウンジのボーイ
拓海,大学生,実家の花屋でバイト,20歳

その他の収録作品

  • 欣也、加速(描き下ろし)
  • ベビー(描き下ろし)
  • あとがき
  • ラストフライデイ×モアザンワーズ リレーマンガ①
  • カバー下:「涼子先生&ymz先生にイラストをご寄稿いただきました!!」イラスト・あとがき

あらすじ

「彼女じゃなくて彼氏じゃダメ?」
まだ見ぬ彼女とのデート貯金に励む大学生の拓海。
そんな拓海が家の仕事の手伝い先で出会ったのは、ラウンジのボーイの欣也だ。
最初はただのチャラいボーイに見えた欣也だったけど、ドジな拓海を何度も助けてくれる。
だんだん仲良くなっていった拓海と欣也は、なんと二人でデートの練習をすることに!
果たして拓海に彼女はできるのか…!?

作品情報

作品名
ラストフライデイ
著者
絵津鼓 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
SUPER NATURAL
発売日
ISBN
9784813030935
4.3

(245)

(133)

萌々

(82)

(23)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
31
得点
1066
評価数
245
平均
4.3 / 5
神率
54.3%

レビュー投稿数31

美しい中表紙、かわいい2人

読み進めていくうちに左側に残ったページ数が少なくなっていくことに寂しさを感じる作品があります。
この作品はまだまだ右側の方が少ないうちから既に寂しかったです。
あとこれだけで終わってしまう。
終わってしまったらもうこの可愛すぎる2人が見られなくなってしまう。
寂しい。
あと20冊くらい、これと同じ厚みで読み続けたい。
むしろ毎日ブログで綴り続けてほしい。
そんな2人です。
いとおしい。いとおしすぎる。

とにかく拓海がピュアすぎて、天然記念物すぎて。
現実に天然物でこんなにかわいい大学生いないでしょうけど、1ミリたりともあざとさを感じないかわいさでした。
大真面目にデートプランのしおりを作って、知られても恥ずかしがらないとか、パジャマinをふつうに指摘してくる辺り、最高です。
20歳デビューの前の姿もツボすぎて…。
こういう子がまじめに真剣に自分の価値観で語れば語るほどツボにはまります。かわいい。

それに対してスレたイケメン高校生の欣也の反応が完全に読者と被るのです。拓海が何をしても「ブハハハ」となってしまう。欣也もいろいろなものを抱えた子だけど、何も考えずに「ブハハハ」となれる相手に出会えてよかったね、と思います。なぜなら笑いの感覚を共有した者同士の絆が生まれているからなのです。欣也とわたしたち読者は一心同体。

どんな環境に生まれ育っても悩みはある。
その悩みに正面からぶつかっていくのがカッコいいのか。
それとも悩みにぶつかるよりも状況を受け入れてしまうのがカッコいいのか。
そういうことを考えさせられました。
前者はぶざまに見えるかもしれない。
後者はクールに見えるかもしれない。
だけどどっちも同じ悩みなんですよね。
解決に近付けるのは前者の方で、そういう風に正面からぶつかって、カッコ悪くてもカッコ良くなろうとする拓海の姿に、カッコ悪くすらなれなかった欣也が感じたものが何だったか。
ひとことでは言えない、かけがえのないものだったと思うのです。

ずっと仲良しでいてほしい。
大好きなカップルがまた1組増えました。
この本は家宝にします。

8

絵津鼓先生の描く受けは可愛い

お互い似ている所があり、だけど知らない所も勿論ある。そんな二人が慰めあったり、すれ違いながら、徐々に互いを知り、近づいていく描写がとても良かったです。

IN THE APARTMENT同様、メイン二人の過去(と言うか悩み)をガッツリ絡めながら展開していきます。
そして相変わらずその設定が重い!笑
それでも作品全体の雰囲気が暗くならないのは、前作同様、メイン二人のキャラがとても可愛らしかったり、日常シーンがとてもほのぼのしているからですね。
純真無垢でド天然の拓海も、チャラ男だけれど気遣いがうまく、少し笑い上戸な欣也も、絵津鼓さんの可愛らしい絵柄と相まって、とても魅力的なキャラになっていました。
絵津鼓先生はこのバランスが本当にお上手な方だと思います。

ただ、前作の妹尾の過去が地雷だったり、設定が重い…と感じた人は、今作もハマれないかな、と思います。
前作が好みだった人は、今作も間違いなくハマれるでしょう。

5

何度読んでも飽きない2人

大学生のたくみくんと、高校生の欣也くん。
天然でピュアなたくみくんを、ちよっと訳アリの欣也くんが愛情一杯にからかいながらも、真剣に向き合う。
2人の何とも言えないやりとりが、時に笑いを時に涙を誘います。ド天然なたくみくんが、真剣にやることがどれもこれもツボる欣也くんですが、ぼそりと言う台詞には愛があるんですね。
絵津鼓先生の作品は、どれもテンポよく
一見ふざけているように見えて、深い愛情があるものばかり。どれもみんな好きな作品ばかりですが、私はこの作品が1番好きです。デートのレジュメを作ってるとこでドカンと笑い2人が雨宿りする場面では涙を拭い、最後まで飽きないストーリーでした。2人がホントの恋人になってデートをリベンジするところ、見たいです。
今更ですが、まだ読んだことのない方に是非読んでもらいたいと思い、レビュー書かせてもらいました。

4

可愛すぎる

可愛い受けが大好きな人は絶対に読んだ方がいいです!!!
絵津鼓先生の描く作品の中で一番かわいい受けだと思います!
可愛すぎて、読み進めるたびにニヤケ止まりませんでした。

最初は、ひたすらに可愛い拓海と、ちょっとチャラくてイケメンな欣也ですが、
後半になるにつれてストーリーが段々と切なくなっていき、
他の人には言えない悩みを打ち明けあい、二人で支え合っている感じがして、じんわりと温かい気持ちになりました。
読み終えたら、もう一度初めから読み直したくなるような作品です。

4

今まで一番好きな絵津鼓先生の作品かも!

何回も読み返し、しかも読みながらふとほほえみする作品です!最初はただ面白かったでタクミくんをからかう欣也がどんどんこの天然童貞さんに引きられて余裕な様子がなくなるのはたまらんくハマりしまいました。たとえなら、タクミくんは恋愛初心者であり、恋愛に対する純粋さは、恋愛ベテランの欣也くんに惹かれちゃうところは一番好きなポイントかなと思っている。エロいシーンは根本的にありませんけどなんかキスだけでドキドキしちゃう私がおかしくなったかな、この童貞さんの魔法に。満足したような、不満足したような気持ちでこれからも欣也くんとタクミくんの恋愛を見守りたいです!

3

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