成宮ゆりさんのレビュー一覧

恋はフェアじゃないけれど 小説

成宮ゆり  桜城やや 

No Title

『恋はゲームというけれど』のスピンオフ。
私はスピンオフ元よりこちらの方が好みのストーリーとキャラクターでした。

クローゼットゲイな主人公が勘違いに勘違いを重ねて攻めに告白してしまう。この一連の流れが面白かったです。
浮かれている様子が可愛かった分、告白してからの主人公が可哀想でした。いきなりキスをするのは最悪ですが、一人で浮かれて自爆してしまう様子が非常に痛々しく、ちょっとした共感性羞…

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カラダも心も縁結び! 小説

成宮ゆり  沖銀ジョウ 

No Title

ラブコメ部分は面白かったのですがラブコメとしてずっと楽しく読める内容ではありませんでした。

主人公の家族関係の話がしっかり触れるわりに雑でとにかくモヤモヤしました。
特に母親の話が全く理解できませんでした。
高校生とさらにその下に子どもがいる状態で、子ども置いて再婚相手と家を出るって何……?
育児放棄じゃないですか……?????
まるで綺麗に解決して主人公も成長して偉い、みたいな終わ…

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お前になんか惚れてない! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

リーマンもの

互いの素性を知らずに寝た相手が実は仕事先の人だった話。
ツッコミを入れたくなるシーンも結構多かったのですが、全体的には面白かったです。

攻めの佐藤視点で話が進みます。
佐藤が鈴木(受け)と初めて対面した時のドキドキを、仕事のストレスによる条件反射だと思い込む流れが良かったです。
やっぱ恋じゃん! と気付くシーンがあるともっと萌えたかも。この時この瞬間と言ったシーンはなく、その辺はサラッ…

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その男、侵入禁止! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

すれ違いすぎるでしょ!

「その男、取扱注意!」の続編です。
取扱注意!は大好きで何回も読み直してるんです。
でもこちらはね、続編らしくすれ違い誤解思い込みのオンパレードで。
主人公カップルがほとんどなかなか会えない一冊じゃないかな?会えなさすぎでしょ?

お付き合い3ヶ月な二人。緒方の仕事の都合でなかなか会えずに今だに緊張してしまう佐伯。

う〜ん、緒方もなあ。いくつの設定か忘れたけど嫉妬が激しすぎ!ずっと…

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野蛮な恋人 小説

成宮ゆり  紺野けい子 

好きな人のためならネコになるという「元攻め」

再読。
受けが「元攻め」という成宮さんらしい作品で、これがデビュー作。
もし発売当時にこれを読んでいたら、大歓喜&一生付いていきます!!宣言してたと思うな。
今は書かれていらっしゃらないようで残念。

主人公・秋人が兄のマンションに居候するつもりで引っ越したところ、兄はどこかへ雲隠れ中。
家には兄に捨てられた元恋人の智也がいて……というゲイカプの別れ話に巻き込まれた形でお話は始まります…

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カラダも心も縁結び! 小説

成宮ゆり  沖銀ジョウ 

半端ない緊張感と臨場感と共感力

久しぶりに成宮さんの作品を読みました。
共感力と臨場感がさすがです。

鬼上司やクソ女部下や家庭の事情やら追い詰められ加減が大変でしたね。
主人公寺山が近所の祠でつい三ヶ月後の27歳までに恋人が欲しいとお願いしてしまったら、不思議な神様に願いを叶えられることになり…。

全編通して切なくてしんどかったです。甘かったのは本当に最後の最後。しかも本人の回想しかない。

祠に願い事をした…

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コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

切なくてキュンとします!

最近あまり見ない生徒×教師もの。

ずっと好きだった元恋人の結婚式、泥酔して自分の高校の生徒とエッチしてしまった教師の受けが主人公です。

失恋して傷ついていたのに高校生に口説かれて翻弄されてしまう大人の男。
心理描写が綿密ですごく切なくて、読み始めたら止まりませんでした。

2人ともすごくモテて遊び慣れているように見えるのですが、めちゃくちゃ一途でキュンとしました。

中盤以降…

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理想の男の作り方 小説

成宮ゆり  桜井りょう 

先輩後輩からの…

弁護士の攻めと元美容師、求職中の受け、これが後輩先輩の間柄から約10年越しの両片思いです。

しかし、ちょっと物足りないというか、私の萌えポイントを微妙にずらしてしまっているのでした。
物語は高校時代と現在を行き来しながら進むのですが、その移り変わりに追いつけなくて(そういう作りのお話は他にもあって問題なく読めるのもあるんですが)、盛り上がった気持ちがスカされるというか、もったいなかった。

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その男、侵入禁止! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

前作から恋愛要素を濃くした作品

前作「その男、取り扱い注意!」が、かなりツボに入ったので、こちらも読まねば、と。

前は、敬介が助けた過去の事件が発端で、瑞稀と出来上がるわけですが、敬介のはじめての恋で思い入れちゃった辛さというか、瑞稀を忘れられない想いとか、キュンキュン来てたのですが、今回はそれに加えて瑞稀の余裕を持って構えたふうに見えて、実は嫉妬心、独占欲でかわいがりたい!という気持ちがすれ違うところが読み応えありました…

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その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

肉体労働者対頭脳労働者

攻めの緒形がなんとも私のツボにハマってしまい、萌えまくりました。

男女関係なく節操なしの佐伯ですが、普段は攻めのおひと。
ところが隣に越してきた緒形は優しく、公務員という彼と何だかんだと交流しながら惹かれていくんですが、どうやらあんまり良くない同僚を好きらしい。しかも昔助けられた?
でもって練習に、と佐伯を抱いてしまう。佐伯の方も初めて抱かれる側になって、ますます緒形に惹かれていく。

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