小山田あみさんのレビュー一覧

午前一時の純真 小説

水原とほる  小山田あみ 

年の差執着愛

狭く薄暗い中で描かれる人間関係。今作はヤクザにレイプされるいたいけな大学生。後半につれて少しずつ甘くなっていきます。

けが人を助けたことから、ヤクザに脅されレイプされる日々が始まる。心では拒絶しているのに体は反応してしまう。そのうちヤクザ(攻め)の執着愛に少しずつはまっていく、という感じ。

ほぼ受けのぐるぐる思考で構成される。そういう意味では繰り返しが多いのでやや中だるみした印象。当て…

0

デンパ男とオトメ野郎 書き下ろしペーパー 特典

デンパ、受信しました

「日常」で一ヶ月半ぶりに濃密にエッチした後、柏木のマンションでのお話です。
シャワーを浴びたデンパ、こと西村は事後で汚れたシーツを洗濯機に入れている柏木に「クリーニングに出せばいいんじゃないか」と、のたまいます。
どうやら西村は下着まで全部クリーニングに出している模様。チラチラそんな感じを匂わせていましたが、超セレブな育ちであることは、もう確定です。
「家事もできないと呆れたのか」
と言う…

2

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

予想外に感動しました☀︎

題名からしてもう、ツボに入りました。
表紙の右側のスーツが「公安の蛇」こと西村和巳、デンパです。左側の胸元をセクシーにはだけたお兄さんが、鑑識の警部補の柏木聡、オトメです。
ギャグとエロさを求めて読んだのですが、正直この作品で泣くとは思いませんでした。そうです、思わずうるっと涙ぐんでしまったのです。
話のあらすじは割愛しますが、デンパが攻め、柏木が受けです。柏木がオトメ野郎ということになりま…

9

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

天然攻めと臆病受け

警察の公安部管理官のエリートキャリア32歳×鑑識課の警部補35歳。

映画館で出会った男を食っちゃった受け。偶然の出会いだと思っていたら、それは警察庁公安部の攻めに仕組まれた邂逅だった。
その事実を知り、当然距離を置こうとしたけれど、なぜか攻めは受けに執着していて離れてもらえない…という展開。

あらすじを見たらヤンデレみたいだけど、実際は天然ワンコのような攻めです。タイトルでは「デンパ…

5

ひとりじめ 小説

椎崎夕  小山田あみ 

すれ違いの10年愛

受にひたすら執着する攻とどM受のカップルの話が好きなので、楽しめました。
ストーリーは危うくスリリングであり、テンポがよかったこともあって一気に読んでしまいました。

気になった点は、友人たちとのやりとりの描写が冗長であったこと。
受とその友人たちが話すシーンでは、この掘り下げやキャラ設定の説明ははたして必要なのか?と感じた部分が多々ありました。
(スピンオフを書く必要が生じた場合用に登…

4

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

Mr.パーフェクト、宗司一鷹という男

ワイン、秘密クラブ、SM、美少年といった一種「耽美」的な世界、それに合わせた小山田あみさんの表紙絵、口絵、挿絵が素晴らしく美麗です。
捨てられたボトム潤音の次の主は、全国規模のワインバーオーナー宗司一鷹。はじめはSMサロンのオーナーQから、ソムリエ修行を兼ねて貸し出された関係だったが…。
プロの調教師としての顔を持つ宗司はこれまではMに対して「支配と従属」のみの関係性しか持ってこなかったのに、…

8

愛煉の檻 紫乃太夫の初恋 小説

犬飼のの  小山田あみ 

続きが気になります!

刀ネタに遊郭、これは読まねば!と購入しました。
受けがタチ専門の太夫というのが斬新でした。
ああ、そうか。客が受けの男なら、その可能性もあるんですよね。今まで読んできた遊郭ネタが全部ネコ専門の遊女(?)だったので、失念しておりました。
これはいい!
ただ、何故タチ専門なのかも理由があるので、ただ性癖的にタチという訳ではないのですね。
なんか色々もやもやするところはあれど、忍が色々哀れです…

1

わるい男 小説

榊花月  小山田あみ 

わるい男…かな?

う~~~~ん。
榊花月作品とは相性が悪いと認めざるを得ない作品でした。小山田あみさんのイラストは素晴らしく綺麗で色っぽくて良かったのですが、肝心の内容が見合っていませんでした。

そもそも萩野が冬堂を「わるい男」と認定する経緯が軽いというか薄っぺらい。仕事をしていれば他に考えるべきことがいくらでもあるはずで、序盤の段階で、萩野がエリートサラリーマンという設定に疑問符を浮かべること数回…。二人…

1

追憶 コミック

小山田あみ 

即買い

小説の挿絵ではあまりにも有名です。小山田あみさんのオリジナルコミックじたいが貴重ですね。たまたま見つけ、即買いしました。
絵は美麗で力強く、小山田さんの黒髪受けの奥ゆかしさと男らしさに眼福です。
攻め受け両者ともに、男らしい絵とキャラが好きです。
表題作は大正〜昭和初期だと思われる文豪もので、同時収録は幼馴染のアスリートものです。

4

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

言葉のチカラ

個人的な事ですが、只今長~い萌えスランプ中でして。
そんな状態を抜け出したくて、1年以上前に買ったこの作品を、今頃やっと読みました。
凪良先生、積み本にしていてごめんなさい☆
もっとはやく読めば良かったと反省しております。
ショートストーリーまで読み終えた直後の感想。
良い!めっちゃ良いやん!!
やっぱり凪良先生は最高~♪
でした。

正直な事を書くと、途中までは萌or中立くらい…

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