小椋ムクさんのレビュー一覧

真夜中の蜜約 小説

いとう由貴  小椋ムク 

残念。ネタバレ注意!

イラストが小椋ムク様で読んで見ました。
内容が暗くて主人公は最後には幸せになれるんですが、そこまでの道のりが長すぎてイラストに惹かれた私には重すぎました。また、様々な逆境のなか余りにも健気すぎる主人公に復讐に利用しようとする攻め様がどう惹かれていったかと言う描写が余りなく、ただ主人公が虐められる描写が続いていく過程ばかりが目立ちました。

これはあくまで私個人の感想なので、不快に思われたらす…

5

君に触れたら 小説

松幸かほ  小椋ムク 

小椋ムクさん買い

凄く可愛いお話です。ムクさんのイラスト効果もあるんでしょうけど。

真咲は、容姿が華やかなだけではなく不遜な態度を取っても許されるような小悪魔。
でもそれは、貴尚の好みのタイプになるべく
女王様のようだった碧のものまねを続けた結果で、
本当は臆病なほど慎重な性格と、ネガティブスパイラルを引き起こす思考回路の持ち主。

とにかく、真咲は貴尚に対して必死で碧演技を続けますが、
その外面…

4

Chocolat bunko After Story collection vol.2 特典

それぞれの後日談

ショコラ文庫13作品の後日談がつまった1冊。
勿論13作品の本編をすべてを読んだわけではありませんが、
好きな作品の後日談を読めるというのは、なかなかのウホウホであります。

ただ、あまり愛着の無かった作品については、
「この本編読んだのに、覚えてないや~」ということが生じてしまうのが
何とも切ないところ。

13ある後日談の中で、お気に入りは、
「僕のかわいい狼さん」「コタのお…

0

不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

主役が喰われる?

やっぱり3作目は女性が目立ち過ぎていますよね。
個人的にはこの手の我の強い女性陣は嫌いではないし、確かに女ってこういう所
あるよなぁ~って苦笑いしちゃう展開でもあります。
元カノとお姫様ストーカーとの戦い、そしてオロオロするだけの攻め様。
なんだかぁ~と思わない訳ではないけれど、これも攻め様の個性の一つなんだと
思えば、受け様が子供みたいと可愛がる気持ちも分かるかも。

2作続けて攻…

1

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

攻め様心因性の勃起障害?!

2作目は甘い日々を送っているかと思われた二人が意地の張り合いで思った以上の
長いケンカをしてすれ違うストーリーでした。
始めは攻め様が受け様の高校時代の恋人の事を焼き餅からしつこく聞いてしまった
事が原因で、それがだんだんお互いに引けない感じに発展する事になる。
そしてどちらも謝るきっかけを無くして、日にちだけが過ぎて行く。
今回はワンコ攻め様の繊細さが露見してしまう。
受け様とケンカ…

0

ステップブラザー 小説

大鳥香弥  小椋ムク 

甘ったれで飽きっぽい攻め様の本気

義兄弟ものだが、禁断風味は少な目なので読みやすいストーリーでした。
母親の4度目になる再婚で1歳年下の義弟が出来るのですが、その容貌は王子様。
受け様もアイドル系の美貌をしているので、イケメン同士のラブですね。

良いところのボンボンな攻め様はワンコ系で甘えたがり、父の再婚で出来た義母と
義兄にかなりベッタリしてしまう。
小さな子供が兄の後を付いて回るイメージで、義兄である受け様は可愛…

2

ステップブラザー 小説

大鳥香弥  小椋ムク 

最高のパートナー☆

この作家さんは「幻の恋人」以来読むのが2冊目ですが、多分ムクさんイラストだったら手にとらなかったのでは?というくらい表紙イラストに惹かれました。
文章や展開はまっすぐで濁りがなく、とても素直な、という印象です。
題名がズバリ!まんま義兄弟というのはダイレクトすぎるのですが、お話を読むと、
「兄弟で、最高の恋人で、ずっと人生を一緒に歩むパートナー」
が結末だけに、意外にもこれはいい題名選択だ…

1

はつ恋の義兄 小説

愁堂れな  小椋ムク 

憧れの先輩はマザコン気味の暴走男?

高校時代の憧れだった先輩と親の再婚で義兄弟になった受け様が知らなかった攻め様の
隠れた姿に驚愕と戸惑いを感じながらも、過去の憧れだった姿を信じてる健気なお話。
ホワイトハートだから、エロは薄目ながらも先輩後輩から義兄弟になり、相手を信じる
気持ちが受け様視点で描かれていて、憧れが恋心に変わる切ないながらも温かい家族愛
なども一緒に描かれてる感じでした。

2歳年上の憧れだった先輩、成績…

1

春へ 小説

朝丘戻  小椋ムク 

何だかな~モヤモヤする…。

終盤の纏めに入った、慌ただしい展開に納得出来ず、萌×2から中立に下げてしまいました。
こういう情景が浮かんできそうなお話、本当は大好きなんですよ。
でも……御免なさい。チョットくどいです…。
絵画が絡んだ情緒的なお話なのでしょうが、何といいますか…

幻想的で美しく見せようと技巧に走り、逆にありきたりなモノになってしまった絵?のように思いました。(←本当に御免なさい)

終盤までゆっくり進められた…

10

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

本当は神なんですよ・・・。

そんなオチ?そんなオチなの!!!?

ここのレビューを見て覚悟してから読めば良かったです。
ただ単に前作のスピンオフ♪ と思って読んじゃったから。
攻めが妊娠!なんておいしい!こういう話が読みたかったの〜とテンション高く読み進めていたらまさかの展開!

なんだか信じられず5分ほど思考停止しました。
「冗談だよね?これは本気なのかな?もうちょっと読んだら違うオチがあるよね?」
思考停…

2
PAGE TOP