中原一也さんのレビュー一覧

最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

戦い、抗う男達、最強。

うわ〜!!激萌えでした。
文句なしの神、神、神評価。

以下、ネタバレありのレビューとなります。





軍服 × オメガバース。最高の組み合わせ。
オメガバの無限の可能性を感じる作品でした…中原先生ありがとうございます✨

オメガバースあるある、Ωにとってとても生きにくい世界。
オメガは軍によって管理され、自由恋愛も許されていません。
「オメガを護る」という名目の下…

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悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

着地点が良かった。

「地獄から戻った王子」と呼ばれている攻めと、そんな王子に専属お針子として仕えることになってしまった受け。
そこに丹念に施す壮大な刺繍のお話が相絡まって面白かったです。

本当は第一王子の専属になりたかったのに、人々から忌み嫌われている訳ありの第五王子・グレンの専属となってしまったフィン(受け)。
「気に入らない針子の首をすぐに刎ねる」というグレンの噂を知りビクビクするも、人となりを知らない…

0

極道はスーツに契る 小説

中原一也  小山田あみ 

最初から凄いです

シリーズ4作目。
普段あまり感想を書いたりしないのですが、これだけは書かせてください。
もう本当に最高でした。スリリングな展開は勿論、えっちなシーンも濃厚で、魅力度MAXの作品です。
確か一巻のあとがきで先生は尿道責めがお好きだと仰っていましたが、私まで新たに尿道責めの性癖を開花させてしまいました。
一番最初の別荘のシーン。先生、ありがとうございます。読んでいるとき、心の中で先生に叩頭した…

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溺れた純愛 小説

中原一也  高嶋上総 

ただのイカ姦と思うなかれ

海のように深く黒い大きな瞳に見つめられながら、全身にキスを施されるように犯される青年がいた。

2023年最後の日にダイオウイカ攻めはいかがですか?
なんて言いたくなってしまうほど噛めば噛むほどと言いますか、余白を考えたくなる不思議な読後感がとっても良い。
元々はアンソロジーのエロとじに収録されていたこともあって、なかなかに色っぽいことになってはいるのですが…
なんだろうなあ。それだけで…

1

白銀のオオカミと森のお医者さん 小説

中原一也  奈良千春 

格好良い獣人達と可愛い獣達

中原一也先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
獣・獣人 4
モフモフ 4
エロ 3
ヤクザ 2
な感じだと思います。

白銀の狼の牙狼さん×獣医の岡村先生のカプです。

決して他人には売ってはならない、と母から相続した山林には、獣の耳と尻尾が生えた獣人達が暮らしていた。

オオカミ組やクマ組など、組長や若頭、テリトリ…

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悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

蜘蛛をモチーフにしためずらしい童話みたいなお話。

血腥い噂の絶えない第5王子×蜘蛛と人間との半妖であることを隠しながら第5王子専属となった針子。


受けの蜘蛛描写が苦手というレビューも見受けられましたが、個人的にはとくに気にならなかったです。

受けのフィンがとにかくいい子でかわいかったし、攻めの第5王子も悪評とは裏腹に優しさの塊すぎて、誤解されている状況を思わず擁護したくなるような、こちらもそんないい人でした。

そして攻めの兄…

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悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

BL版恋人を救う「アリアドネの糸」 糸の主は蜘蛛

お抱え針子、紹介文に、体から糸を出して何かを作る。
・・それなら、受は蜘蛛?と思ったら、そうだった。 
★蜘蛛が主役 昆虫苦手な方は注意。

土台は、ギリシャ神話の「アリアドネの糸」
 アリアドネ(Ariadnē 尊き女神)は、クレタ王ミノスとパシファエの娘。
 恋人テセウスの迷宮ラビリントス脱出を糸で助ける。

「刺繍の作業中は部屋を覗かないで」と言うフィン、ここは夕鶴を連想。

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悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

刺繍する人

先生買い。刺繍がテーマの一つになっていたのですが、受けがちょっと苦手で、申し訳ないです中立にしました。読めないかもとビビりましたが、刺繍話は面白かったので、最後までなんとか読めました。「苦手なものがあったとしても、スルー出来るスキル」があればもっと楽しめたんだろうなあ、とちょっと残念です。本編280P弱+あとがき。

農民の両親に愛され育ち、刺繍が大好きで大得意のフィン。織物と刺繍が盛んな国な…

4

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

愛を知らず未来を拒む王子を変えた存在について

今回は女王に憎まれる第5王子と蜘蛛の半妖の針子のお話です。

攻様の攻様の専属針子となった事で
重臣の陰謀が阻まれ攻様が女王に認められるまで。

セルセンフォートは
高品質の絹の生産と優れた加工技術をもつ織物の国です。

その技術は初代王が刺繍の名手と名高い蜘蛛の怪物の
アラクネル一族を民として技術を学び進化させたものですが
世の中の変化で人間と怪物は共存関係が保てなくなり

3

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

針子が織り成すファンタジー

中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 4
健気 4
ギャップ 2
エロ 1
な感じだと思います。

グレン王子×針子のフィンのカプです。蜘蛛の怪物と人間の間に生まれた半妖のフィン。新月の夜、小さな蜘蛛の姿になってしまうフィンを助けてくれた琥珀色の瞳の王子。その王子の為に針子になると決意し、念願の王家の針子…

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