小椋ムクさんのレビュー一覧

幼馴染みやめました 小説

夕映月子  小椋ムク 

幼馴染から、恋人へ。第9が聴きたくなる、アオハルオーケストラ物語

夕映先生の高校生もの!珍しい!と思い、手に取ってみました。
電子のみ、ページ数121ページと、短めのお話で、浸りながらも通常の小説より短時間で読めるのも嬉しい☺︎

高校のオーケストラ部を舞台にした、アオハル物語でした。

ホルン奏者の広務 × ヴァイオリン奏者の奏。
奏は「喋らなかったらおとなしい美少年」と女子たちに言われ、マスコット的に扱われたりもする人気者です。

奏には広務…

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不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

甘々な大団円(*´ω`*)

シリーズ3作品目にして最終巻。
今までに元カレやらストーカーやらが登場したり、痴話喧嘩もやって、更に甘々でしっかりと恋人としての絆を強くしてきた2人。
大きな事件は起こらないけど、恋人として過ごしていたら起こりうる出来事で、リアルに感じてきました。

前作で同棲を持ちかけてた謙ちゃんですが、今作で本格的に動き出してました。
謙ちゃん家から帰る時の寂しさをあと少し味わっていたい、なんて颯生…

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不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

結局は大好きじゃーん(*^ω^*)

こちらのシリーズ、2作品目。
うんうん、いいですね~(≧▽≦)

今回は付き合って慣れも出てきた所で、些細な事から大ケンカに発展しちゃった颯生と謙ちゃん。
そのケンカに起因して謙ちゃんってばEDになっちゃった:( ;´꒳`;)
繊細っすね。
そして、颯生と心からイチャイチャしてたら元気になるって、単純っすね。

仲直り&ED治ったぞえち(ノ*>∀<)ノ
濃いかった(〃…

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不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ほのぼの安心なシリーズ(*´ω`*)

久しぶりに読み返してます。
携帯とかの生活環境が古いけど、今読んでも変わらずいいお話だし、好きな2人です(,,>᎑<,,)♡

受け様はデザイナーの颯生。
攻め様は時計宝飾店勤務の謙也。

仕事を通じて知り合った2人。
颯生がゲイだと知って、以来謙也は颯生の事が気になって気になって仕方のない。

今まで女性としか付き合ってこなかった謙也。
男性である颯生を性的に意識…

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バズる男と営業の彼 小説

夕映月子  小椋ムク 

個人的には激萌え…でも攻めの言動を許容できるかどうか、が評価の分かれ目

個人的にはめっっっちゃくちゃ、激萌え、だったのですが…

ここを見るに、なかなかの厳しい評価。。( ;ㅿ; )

と言いつつ、理解もできる。

なにせ、攻めの言動が最悪だから。
脳筋男で、デリカシーなし。
SNSで自分との妄想を呟く但野(たんの・受)に「キモい」と何度もリプしたあげく、自分が彼に惹かれていると自覚すると、店で但野がSNSに書いた妄想をなぞる言動をとり、但野を凍りつか…

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悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

ギャップ萌えってやつ(*´∀`*)

お互いに見た目の印象と激しくギャップのある殿方同士のお話。

受け様の光成は、凛々しいながら無表情で愛想不足。
今まで付き合ってきたのは、光成のカラダか財布目当てのクズばかり。
攻め様は、そんな光成と同僚の諏訪。
自堕落的な雰囲気を持つ、悪い男っぽい見た目。

まずはお試し期間から、とお付き合いを始めた2人。
クズばかりと付き合ってきた光成からしたら、当たり前て真っ当なお付き合いに…

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千の夜とジンの鍵 小説

尾上セイラ  小椋ムク 

ロマンティックな異国情緒が楽しめた

失明の恐れがある受けが、叔母の形見である鍵を消息不明の従兄に渡すため、北アフリカの小国へ渡ってそこで攻めと出会う……

舞台は、作家さん曰くトルコとモロッコを混ぜたような雰囲気をイメージして描かれた架空の国とのことで、アラビアンな世界観が素敵で楽しめました。
アラビアンといってもオイルマネーで潤ってる俺様アラブ攻めが登場する世界ではなく、ペルシアとかそっちのロマンティックな感じ。

ユク…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

盛り込まれたテーマが深い

ケモ耳設定が私には違和感しかなくてこの評価になりました。
ただ、BLやオメガバースという以上に、自己決定権とかアイデンティティとか、盛り込まれたテーマが深いなと思いました。

ありのままの自分があたかも劣った存在であるように思わされてしまう周囲の目(両親を含めて)。
自分の体のことを自分で決められなかった悔しさ。
劣等感。

先天的な障害を持つ人や、後天的に体の一部を失った人の心情に…

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もういいかい、まだだよ 小説

栗城偲  小椋ムク 

首の長〜い、妖怪ろくろ首の恋のゆくえ

のっぺらぼうが主人公だった「てのなるほうへ」のスピンオフです。

「てのなる〜」で、個人的にすごくすごく気になる存在だった、ろくろ首の春宵。
スピン元の方で「人間と恋仲である」ことに言及していたので、これはもしやスピンオフあるのか…と思い探してみたらこちらの作品を発見することができ、やった!と即買いでした。

スピンオフ作品ではありますが、スピン元を読んでいなくても問題なく作品の世界観に…

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てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

まさかの”顔のない”攻め!優しく沁みるストーリー

やー…!
恐竜とか虫とか吸血鬼とか、いろんな種類の攻め様の小説を読んできたつもりだったんですが、のっぺらぼう、という設定は初めて。
BLの可能性は無限大だなあ、としみじみ。

とても面白く、ジーンと胸に沁みるお話でした◎

のっぺらぼう × 中途失明者の青年。

のっぺらぼうといっても、唇は自由に出したり消したりできるという設定。
その唇でキスしたり吐息を吹きかけたり…
な、な…

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