佐々木久美子さんのレビュー一覧

「はなれがたいけもの 想い交わる」コミコミ特典SS小冊子「とどけもの」 特典

めちゃくちゃ可愛いお話です!

本編にも双子のララちゃんとジジちゃんが、お父さん(ユドハ)っ子で離れなくなったと随分と可愛らしいことが書いてありました。

そして、こちらのコミコミさんの小冊子でも仕事に向かうユドハを追いかけて泣いていました。それに釣られて泣いちゃいそうになるアシュがまた凄く可愛いです。

そんな子ども達の事を良く理解していて、ユドハの元へお使いを頼むディリヤが良いお母さんでした。子ども達の希望を汲みつつ…

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はなれがたいけもの 想い交わる 小説

八十庭たづ  佐々木久美子 

大好きなシリーズです!

魅力的な登場人物に独特の語り口と文章のスピード感、そしてテンポ良い展開にいつも夢中になって読んでいます。

今回はディリヤ以外のアスリフ族の登場によって、彼は敵か味方なのかとか終始不安が付き纏っていたように思います。

でも、序盤の与都でのディリヤとエドナとライコウの活躍劇に始まって、終盤のイェヒテを巻き込んでのユドハとディリヤの共闘には胸躍りました。

ユドハのディリヤへの強い想いと…

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恋よ、ハレルヤ 小説

鳥谷しず  佐々木久美子 

マリア様が見守る恋

絵師買い。
でもこの時期の佐々木先生の画風は、表紙は綺麗だけど、
中の絵は余り趣味じゃなかった。少し雑。

法学部の実習で観た憧れの弁護士。その人にまた会いたい主人公・綾崎律。
主人公は、下町のガラス加工所を経営する家の次男。
不景気のあおりで実家の商売が一度破綻。
経済的な事情から、難関ロースクールに合格したけど断念。
家計を助ける為にアルバイトを掛け持ち。その後、ミッション系高…

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真夏の夜の御伽噺 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

ファンタジー色が強い作品

おもちゃメーカー勤務の受け、正は、自分がおもちゃを作るために入社したのだが、配属は営業。その仕事にやりがいを見出せず、腐る毎日。
その日も接待の帰りに歩いていたらバーを見つけ、ふらっと入るとそこは変なものを置いている喫茶店だった。。。。

疲れて愚痴る正。マスターである勝一はいい夢が見られるというロウソクを正に薦める。正は騙されてもいいやと、それを試すが…


夢で見たことで背中を押さ…

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「はなれがたいけもの 想い交わる」コミコミ特典SS小冊子「とどけもの」 特典

可愛いおつかい

本品は『はなれがたいけもの 想い交わる』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

子供達がユドハに届けものをするお話です。

その日、
ディリヤに抱かれたララとジジは
幼児にできる精一杯の唸り声を出して仕事に行くユドハと
離れるのは嫌だと抗議していましたが

ユドハが馬車に乗り込むと鳴き声が混じり
ぼたぼたと大粒の涙を流し始めました。

アッシュはお兄ちゃんだから泣かないと…

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「はなれがたいけもの 想い交わる」アニメイト特典ペーパー 「あずけもの」 特典

反抗期とは?

本品は『はなれがたいけもの 想い交わる』の
アニメイト特典ペーパーになります

アシュの反抗期のお話です。

どこからかアシュが反抗期と言う言葉を仕入れてきます。

これから反抗期になると宣言したアシュは
「では・・・」と気合を入れておもむろに仰向けに寝転がり
じたじたぱたぱた、手足と尻尾を動かし始めます。

ディリアが何をしているのかと尋ねると
駄々をこねているとの答えに…

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はなれがたいけもの 想い交わる 小説

八十庭たづ  佐々木久美子 

予定外の再会がもたらす未来とは

本シリーズは金狼族最強の国王代理と
彼の番の元敵国の兵士のお話です。

攻様の恩師が旧友に会うために訪れた予都で
巻き込まれた騒動の顛末を収録。

受様は達悦した身体能力をもち
赤目赤毛が特徴的なアスリフ族出身の人間です。

アスリフ族は特定の国に属さず
受様は金狼族の国と敵対する人間の帝国の狼狩りとして
長くウルカ軍を苦しめた存在でしたが

受様は王を暗殺するために潜り…

5

SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

人物相関図に萌える~(笑)!

面白かった!感覚的にはお得な感じ。事件もののストーリーに、このキャラたちがこういう関係性だったら良いのに!っていう、一般作品なら二次創作で成立させるしかない設定が加わった、妄想腐女子の夢が叶えられたような喜び。
仕事上の因縁と恋愛トライアングルが絡み合い、人物相関図が最高の萌えどころだった。

文章そのものは読みやすい。両者の視点で描写され、ときに神視点に近くなる。柘植と早瀬では読み手との距…

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愛執の鎖 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

こんな関係あり?!

いえね、久しぶりにガツンとくるお話でした。
いつもはハードボイルドや刑事物、サスペンスなんかを好んでるんですが、こういう執着ものはあまり読んでません。感情移入しにくくて。

が!これは執着といえばそうなんですが、軟禁したりっていう(攻めは過去にはやらかしてますけど)やつではなくて、受けがそれを望んじゃうというか望んでることに気がつくというか。
とにかく受けのグダグダさがリアルで、多分、遊び…

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ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

年下聖母受けとはこれか!

エスコートのドラマCDが好きで何回も繰り返し聞いて原作も読んで。
ディールの方は痛そうでずっと寝かせてました。いざ読んでみるとスラスラ一気に読めて泣けて良かったなあとしみじみしました。

2004年の作品で時代を感じるところもありますが、愛を知らない二人が出会って。
トップガードの延清と義兄の差し向けた男達に襲われていた所を助けてもらって拾われた大学生の律。

二人の過去がとてつもなく…

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