宝井理人さんのレビュー一覧

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

テンカウント1

レビューがすごく良かったので全巻イッキ読みさせてもらいました。
初めて読んだ作者さんでした。

1巻は展開としてはゆるい展開かもしれませんが、硬派かと思いきや不潔恐怖症で人との距離に一線を引いてしまってる城谷さんはいい意味で)弱々しい可愛い部分があったり、冷たい雰囲気を醸し出しているように見えて優しい強引さ(?)がある黒瀬くんには出会って間もない城谷さんに特別優しくする理由があったり…など結…

2

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

ちょいと消化不良

ゆっくり丁寧に進むのはいいんです。
前巻は中だるみなく楽しめたし。

で、肝心の本作。
は?とひっかかる点がいくつも。

まず、紫乃。
いつまで引っぱる。
なぜ聞かない、なぜ説明しない。しかも最後まで。
弓弦を嫉妬させる役割なのはわかるけど、にしてもうやむやなままにしすぎで気になりました。

弓弦が「俺マジ……鈍感じゃん」と冬至にキスした時点で思いが通じ合ったのか、と思ったの…

0

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

ゆっくり丁寧

宝井先生の初単行本なんですね。

1週間のお話をリアルタイムでは3年かけての連載とは気の長いこと。
(あ、でも1.2巻を3年かけて出版することは今でもあるか)

冗談で始まった交際が曖昧なままだんだん惹かれ合っていく。
時間や気持ちが丁寧に描かれていますね。
説明が少なく絵で見せるところが好きです。

特に、背景を描いた引きのコマがいいですね。
風が吹き、一瞬の心情が風景と共に…

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きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

悪くはないけど特に刺さらない

発行当初は珍しく単行本(四六判ソフトカバー)で刊行された本。のちに文庫化。
高校時代の三角関係、それから13年後に再会してからのお話を、それぞれ視点変えで綴られています。

凪良先生らしく描写はとても丁寧で、三人の生い立ちや家庭の事情という裏打ちも含めて、十代ならではの熱暴走気味だったり純粋なだけに残酷だったりする恋愛模様を描き出しています。
大人になって再会してからも、あのときの面影を見…

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テンカウント 6 コミック

宝井理人 

期待が大き過ぎたのかな

すごく評価が高くて人気の作品なので、ずっと気になっていて、やっと手に入れて読みました。
念願の本が手に入った喜びが大きかったせいなのか、あまりに期待が大き過ぎたのか、全然刺さりませんでした…。
私の作品評価には、読んでいて胸がギュッとなるかどうかが大きいのですが、ギュッが無かったです。ちょっとキュッときそうにはなるのですがキュッにもギュッにもならず。
途中から、これは二度は読まないな…と思い…

4

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

初対面の二人の駆け引きに惹かれました。

 不思議な空気感に引き込まれて、一気に読みました。
 潔癖症の城谷に初対面で踏み込んでくる黒瀬。
 普通なら城谷が警戒してしまう展開ですが、黒瀬の関わりを受け入れることを納得できる絶妙な心理描写です!
 黒瀬の考えていることは、読者に見えないところが多く、ミステリーを読み解くような感覚にもなりました。城谷は自分なりに生活していく努力をしているので、ひどい目に合わせないでほしい。そう願わずには…

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テンカウント 6 コミック

宝井理人 

穏やかな最終巻

 5巻まで一気に読んで、一週間おいてから6巻を読んだからかもしれませんが、拍子抜けした最終巻でした。
 城谷にとって重要な人物が登場するのに、それがなおざりにされているように感じたのが大きな理由です。
 全体として、収まるべきところに収まった感じはありました。
 過去の人の影響で今があっても、過去の人は過去の人。今いる周囲の人との間で生きていく2人で良かったです。
 また、2人とも出会う前…

1

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

私の初めて

BLのBの字も知らなかった本屋さんで一巻の表紙の美しさに目を奪われ内容も何もかも知らず、全巻大人買いし一気に読んだ事今でも印象に残って仕方がない作品。

感情があまり出ないカウンセラーの黒瀬くん
社長秘書をしている潔癖症の城谷さん

城谷さんの潔癖症を治すためのテンカウト。
ふたりのそれぞれの過去との向き合い。
互いの気持ちに向き合い。


表紙も中のカラーも美しく福眼。
城…

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花のみやこで コミック

宝井理人 

辻村先生と蓮見晶…蓮見…蓮見…

皆さんのレビューに書かれている通りの尊さです。

ラスト数ページの、
正装
「…間に合わないよ」
(「僕は今まで大吉以外を引いた事がないんだよ」)
大凶
(古い縁が切れて)
あなたと出会えたこの喜びを
で嗚咽しました。

待人 来る
は、悲しみと明るさと…、もう言葉で表現できない感情になりました。

こんなに号泣する作品はなかなか無いのではないでしょうか。

たくさ…

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テンカウント 1 コミック

宝井理人 

最高

全巻読みましたが良かったです。

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