木原音瀬さんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

「僕のことを好きにならないで」

パラスティック・ソウル、シリーズ最終巻。 この物語を読めてよかったです。 協力書店の特典が真の最後ですよね…文庫に収録されてないSSですが絶対に読んで欲しいです。 ある人物の強い願いが叶う時、どういう最後を迎えたのか見届けて欲しいです。 愛を知ってしまったが故に、Oである彼が起こしたことその後を読むことが出来て良かったです。 若干のネタバレですが、シリーズで4巻が1番好きなのですが……もうその事が…

3

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

すごい…

ケモミミ近未来シリーズ♪っていうファンシーな設定から想像できない哲学じゃね…?!なガチな内容ですがとても読みやすいので安心してください。私はシリーズの最初から読んでるのですが、単体でも楽しめるんじゃないかなと。あと、ここから初めて興味をもったら遡って読むというのもいいかもしんないです!

こちら小説D+誌掲載時に読んで最後の”O”、もはや狂気!なんて震えたので、文庫を手に入れてからしば~らく積…

5

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

endless destiny未読ですが

ラストエピソードとありますが、実は前作しか読んだことはありません。なのでパトリックという人物はこの作品の中からしか知りようが無いのですが、なんて愚かなとしか思えませんでした。

そして1人の私恨によってあのOにこんな未来が待って居るとは思えなくて、やはり木原音瀬先生の紡ぎ出す物語は一筋縄では行かないと思ってしまいました。

他の方のレビューに外では読まないようにとあったので覚悟していました…

0

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

純度が高い

Love Escapeからシリーズ2冊目で読みましたが、ややこしい説明はしっかり何度もあり(連載だったから?)、置いてけぼりになりませんでした。姿形を変え、人間と違い長年生き続ける寄生種Oだからこその切なさと世界観に浸れました。BLとしての萌えより読み物として良かった。

木原先生の作品は美形エリートとダサい事務員だとか、ノーマルの男と恋をしたことがない男だとか、見た目や性別、年齢ではなく相手…

1

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

素晴らしいシリーズでした

過去5作のどれもが印象的で、どの巻にも魅了されました。
すべての登場人物の生き様に夢中になって読みました。
そして遂にパラスティック・ソウルシリーズも最終巻。
ちょっと、言葉が出ないです。すごかった。
14年もの歳月をかけて完結した最終巻に相応しい濃い内容でした。
木原先生はこちらのシリーズの構想を練り始めた時に、いったいどこまで考えられていたのでしょうか…
独創的な唯一無二の世界観に…

3

『パラスティック・ソウル unbearable sorrow』協力書店書き下ろしペーパー 特典

泣いた(/Д`;

このお話こそ本編に入れて欲しかったお話かもです。

本編終了後のお花。
ある日フランは母親から数年前に姿を消したムジカの実家の鍵を渡される。
大好きだったムジカ。
何も言わずにいなくなった時はショックで寝込んだ程。
ムジカからの遺言と鍵を受け取ったものの、ムジカの死を受け入れられずにいた。

ようやく落ち着いたある日、1人でムジカの実家を訪れ、フランは細工の綺麗な赤い箱を見つける。…

3

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

とうとう最終巻。

雑誌でも追いかけてましたけど、こうして文庫で1冊に纏まると感慨深い。
というか、前中後編とあったのに1冊に纏まったんだ。
めっちゃ分厚いわ~。

受け様は精神体"O"の乗り換えのコーディネーター、パトリック。
攻め様は、魂である白い粒に傷が付いてしまっているシド。

”O”が集団で暮らすネストにて、傷が付き『本体の精神』のコントロールが難しくなってしまったシドに対…

2

『パラスティック・ソウル unbearable sorrow』協力書店書き下ろしペーパー 特典

あああああ・・・

本編最後の方に出てきたフランが、サンドラの家を訪れるお話でした。
これも読んだ方がいいと思いますーーーーーーーーー!

++以下 雑感

フランの中にいると思うシド。
彼が呼び寄せるのか。
てか、そこにあった白い粒は、誰。そこに置いたのは誰。

と気になる点はあれど。

これでずっとパトリックと一緒だから?
パトリックの望みをかなえたから?
30歳になってもシドが出てくる…

1

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

絶望と再生と絶望と

とても印象深いシリーズの最終巻。涙もろい方は家読みを推奨します。声を抑えきれないほどこみ上げる箇所がありました。滅びゆく種族のお話、300Pほど+その続き2編20Pほど+あとがき。先生、お話を有難うございました。多くの方におススメできるタイプの本ではないかもですが、私は好きでした。気軽に読み返せないですが、忘れないシリーズなので神にします。あー、単独読みはちょっと難しいかも。「パラスティック・ソウ…

1

『パラスティック・ソウル unbearable sorrow』協力書店書き下ろしペーパー 特典

このペーパーを読んで、このシリーズは完結だと思いました。

タイトルの通りです。

シドがパトリックと願った最期が、ペーパーに書かれていました(号泣)
カタチは少し違ったかもしれませんが、運命の巡り合わせなのか、はたまた偶然なのか。

これぞ完結。


そう思えた、本当のラストがこのペーパーには書かれていたように感じました。


木原先生らしい(すごくソフト寄りな)結末といえば、そうなのかもしれない。

とにかくこの特典ペーパーが…

3
PAGE TOP