崎谷はるひさんのレビュー一覧

あどけない日々はめぐり 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

四季をテーマにした番外編集

2018年に発行された、慈英×臣シリーズの番外編集。
この御本の発行が発表になったとき、たしか記念本的な扱いだったと記憶しています。
今となっては確認できないのですが、発表は「あでやかな愁情」の後だったと思うんですが、違ったかな。
とにかく慈英と臣があのような展開(どこまで言ったらいいかわからん)で第二部完結、そのあとの本だったということもあり(確か)、ハードカバーで記念本だということで、す…

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「崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで」コミコミ特典SS小冊子「本日はラスボスのお日柄も良く」 特典

書き下ろし作品の後日談

崎谷はるひ先生の作品集「薬指にたどりつくまで」の書き下ろし小冊子。コミコミスタジオ購入特典です。
本書に収録の書き下ろし「薬指にたどりつくまで」(照映さんが未紘との結婚指輪をデザインする話)と同じく書き下ろし「ロケ先で出会った刑事がイケメンすぎた件」(衣沙くんがロケ先で臣さんに会う話)の、双方のクロスオーバー的後日談になっています。贅沢だ。
この小冊子は注意書きとして「本編をお読みになってから…

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崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで 小説

崎谷はるひ  山田章博 

元作品を知ってる方は絶対に楽しめます

ものすごく満足度が高かったです。
同じ出版社から出ている著者の作品集「はるならい」と比べると、収録されている一編一編が長いこともあると思うのですが、世界観にじっくり浸れて楽しかったです。作品の幅広さ、奥深さを十二分に堪能しました。
かつての全員サービス小冊子「S's Trifle」に収録されている4編すべて、同人誌から1編、個人サイト掲載作1編、書き下ろし2編が収録されています。

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「崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで」コミコミ特典SS小冊子「本日はラスボスのお日柄も良く」 特典

タイトル作の後日談でした

本品は『崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

灰島と早坂の打ち合わせから始まる小話です。

その日灰島は
担当である早坂との打合せのために
うみねこ亭を訪れます。

今日も程よく開いている店の奥の定位置のテーブルに
向かい合って座った灰島は
ふだんアクセサリーの類を付けない早坂の
左手薬指で光るものに目を引かれます。

長いこと…

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崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで 小説

崎谷はるひ  山田章博 

ラブが溢れる短編集第二段♡

本作は崎谷はるひ先生の
幻冬舎コミックスルチル文庫刊行作の番外編を
収録した短編集になります。

既刊「崎谷はるひ作品集 はるならい」に収録しきれなかった
番外小説をまとめて収録した豪華な1冊です。

タイトル作になっている「薬指にたどりつくまで」を
少しご紹介しますね。

攻様はジュエリー工房の使者長であると共に
ジュエリー職人でもあります。

大学時代のアルバイトが縁…

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崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで 小説

崎谷はるひ  山田章博 

番外編集、第2弾。

作家買い。

2020年に刊行された崎谷作品の『崎谷はるひ作品集 はるならい』と同じく、崎谷作品の人気シリーズの番外編集。崎谷さんの書かれたあとがきを拝見したところによると、2010年に刊行された全サ小冊子『S's Trifle 崎谷はるひ連続刊行フェア小冊子』がまるっと収録されているそうです。以前欲しくて探して、でも手に入れられず臍を噛んだフェア小冊子が、今、時を経て読むことができ…

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エブリデイ・マジック -あまいみず- 小説

崎谷はるひ  鰍ヨウ 

鎌倉にはこんなお店があるのですか

かなり分厚くページ数の多い本でしたが、読みやすくてサラサラ読めました。
おもしろかったです。

受けの三矢が可愛くて、良い子で、一所懸命で。
ついつい応援したくなったのですが、その反動?なのか、攻めの上狛がちょっと…笑。

上狛のビジュは完璧好みなんです。
ハーフの高身長イケメン。
そして、メガネ!!
メガネ攻めですよ、皆さん!!

ビジュだけでなく、料理上手なところも、変人…

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チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

オラオラ系

犬の世話係、ってバイトから、雇い主に絆されていく大学生…

というシチュエーションですが、これまた崎谷さんらしいエロが。風見のオラオラな攻めがもうね、良いんです。
今まで、適当に生きてきた、性についても奔放な感じで、逃げ腰の生き方をしている城山。でも決して根っからのちゃらんぽらんなバカじゃなくて、そう言う逃げをいつもしてしまっている。。
見た目よりちゃんとしている城山を風見は気に入ってアル…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

巻末書き下ろしに尽きます

この作品の本編は2巻で終わっていて、3巻は収録4本中3本が同人誌掲載作を加筆修正したもの、残りの1本が書き下ろしとなっています。
他キャラ視点のお話があればいいなと思っていましたがそれは無く、あくまでも杉本と汐野の二人のお話でした。(他キャラ視点も窺えはします)

巻末書き下ろしの「You'll never find another love like mine」は文庫刊行時の書き…

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逢魔が時の慈英さん 小説

崎谷はるひ 

人外の慈英に違和感なし

8ページ小冊子の短いお話です。
セルフパロディ、とあるように、慈英と臣のSSで、本編との関わりはほとんどありません。
どこかの街のどこかの二人。
そして慈英は人外です。
月食のとき、5歳の臣を見初めた「くらやみさま」は、約束はするものの連れ去らない。
10年後、また会いに来てもやっぱり連れ去らない。
そしてまた10年後。臣は大人になっていて。


ファンタジー風の世界観。
小説…

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