穂波ゆきねさんのレビュー一覧

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

読み物として楽しめる

え、エモ〜〜〜イ!!

すれ違い系の中でも格段にエモかった!!
渋谷のスクランブルにでもいるのか?めちゃくちゃすれ違いしてんな!!両片想いすぎるし、拗れてて大変だーーー!!好きーー!!
ってなりながら読みました。

凪良先生は登場人物の作り込みが幼少期から家族設定までちゃんと掘り下げて、作品の中で放ってくるので、長いことかわいがってきた近所の子たちを眺めているような気分にさせられて応援…

0

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

めんどくさいけど、そこがいい。

読んでいて、なんだこのこじれためんどくさい受け様は…、と何度思った事か(• ▽ •;)
世慣れてない若さってことかしらね。


受け様は大学生の悠馬。
家柄がよくてルックスも完璧な王子様。
だけど付き合ってみると意外とつまらない、とフラれ続けてきて、見掛け倒しの自分にコンプレックスを抱いていた。

そんな悠馬が最近憧れているのが、バイト先のカフェの店長である久保寺。

優しく安…

0

同い年の弟 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

リトマス試験紙…好き

義理の兄弟モノで、みんなの人気者でモテる弟×喘息持ちのおとなしい兄です。

本当にすいません、私は攻の景輝(ケーキ)よりも受の雪宏(ユキ)よりも、当て馬?的な立ち位置の飯島先輩が気に入ってしまいました。飯島先輩はユキの高校時代の写真部の先輩です。そもそも文中の挿絵では、ケーキを差し置いて先に登場しており、その時点でこいつぁータダモンじゃねぇぜ…という雰囲気はバシバシ感じてましたが、なななんと挿…

2

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

「僕の悪魔」「憂える天使」

「憂える天使 アンジェロ」と合わせての感想です。

言葉が通じないというのがこの作品ではキモだと思うし、
「僕の悪魔」のラストのオチが「憂える天使」に生きてくるのですが、
リクがイタリア語を勉強しようとしてないところが、クラウディオのこともっと知りたくないのかとか、役に立ちたいと思っているのに矛盾するような気がして、私としては物足りなかったです。最後の最後でちょっとやる気を見せてくれました…

3

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

大人に優しく愛される高校生に萌え

眼鏡キャラが大好き。
受けも攻めもおいしいけど、作品に出てくるのは優しい大人の攻めキャラ。だけど時々ちょっとずるい大人で、それもおいしい。

本作は、顔が良くて女の子にモテるけど、付き合ってもすぐに振られてしまう受けの広瀬が、バイト先の店長の久保寺と付き合い、愛される描写がたまらなく幸せで萌えポイントです。
優しくて時々ずるい?大人に愛されるってなんて幸せ!
ベッドシーンも愛情で満たされ…

0

好きのきもち 小説

高峰あいす  穂波ゆきね 

もやもやする

お散歩するだけって、言葉を変えたパパ活やママ活だし、相手はお金持ちばかりという設定がますます胡散臭い。
辛い生い立ちや性犯罪に巻き込まれそうだったトラウマは好きな設定ではありますが。
お姉さんはめちゃくちゃ頭が良いなら何が何でも医大なり防大なり行くべきだったし、高卒で働いて弟を残して失踪。
ヤクザ関係の会社だと思い込んでたなら、ますます男を放っていなくなったのはどゆこと?
ハッピーエンドは…

1

はじめてのひと 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

珈琲屋さん

2010年作。椎崎先生の過去作品おっかけで購入したのですが、やっぱり先生好きだなあと再確認したので萌2にしました。美味しい珈琲が飲みたくなるせつなさたっぷりの一冊です。本編2段組230Pほど+あとがき。

両親は亡く入院中の祖父と二人の真巳(まさみ)。昼間は工場勤務、夜は高校の夜間部に通い、合間に祖父のお見舞いという生活です。ある日、コーヒー大好きな祖父のために、美味しいと聞いた珈琲屋さんの珈…

2

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

面白かったーー!
前作の「僕の悪魔」から一気読みしちゃいました。
日本語の"IYA"を"もっと"という意味だと勘違いしている攻めに、攻め倒される話となぜか思い込んでいて、下心満載(?)で読み始めたのですが…いや、確かにそんな場面も出てくるけど…このお話で重要なのそこじゃなかった!!笑
切なさあり甘さありのなんとも可愛い作品でした(*´꒳`*)

攻…

1

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

マ…マウロ 泣

いい人がひどい目に合うとすごく辛い。

リク良かったね。家族の愛情が濃いことこの上ないマフィアの世界。
家族愛を知らなかったリクには濃厚すぎるぐらいで良いのでしょう。

二人は言葉が通じないのですが、読んでる私には二人の言ってることが読めるわけです。そう考えてみればこの場面って?と、むむむ・・・?となりました。

怖いマフィアの爺さんは、なんでそんなに執着してたのかしらね?
なんか…

1

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

どれだけ一途でも、1人では恋愛はできないのだ

「愛しのニコール」で凪良先生にハマり、親友や幼馴染ものが好きで2冊目にこちらを選びました。
ニコールとお話の流れは似たところがあるのですが、ニコールはとにかくニコールにギュンギュン感情移入して泣けるのですが、こちらは「ああ、恋愛って1人じゃできないものだよな」と、恋愛のままならなさ、タイミングのすれ違いに切なくなって泣ける感じです。
ナツメ、トキオ、ヤコ先生皆んな誰も悪くない。
ナツメはトキ…

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