和泉桂さんのレビュー一覧

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

同人誌ってすごい

実力のあるベテラン御三方による合同紙。テーマはモブ姦。普段商業BL紙書籍派ですが、エロ読みたさにKindleデビューしてしまいました。内容はびっくりというかやりたい放題というかよくこんなエロい事考えつくね、って感じでした(褒めてます)。この方々は商業でも尺の長いモブ姦物を書いていらっしゃる強者達ですが。

和泉さんのはモブ姦スタンダード、お手本みたいな作品。回想上で男子高校生がおっさん達に犯さ…

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真紅の背反 コミコミ特典SS小冊子 再会の夜 特典

愛する人といる幸せ

本品は『真紅の背反』のコミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、2人が再会を果した日のお話です。

長く叶わなかった約束を果し再会した2人はホテルの庭で長く抱き合った
末に、サーシャはとにかく昼飯だと名物を食べようと誘います。

そういえばイリヤは駅についてからまっすぐにホテルの跡地にやってきた
ため、昨夜から何も食べていません。ただドイツの降伏で戦争は終結した
とは言え、ウィ…

0

真紅の背反 小説

和泉桂  円陣闇丸 

相反する想いを抱えて

今回は東欧の地下レジスタンスとドイツ国防軍陸軍中尉のお話です。

幼い誓いを大切にしていた2人が大戦下で巡り会い、敵対者として憎悪
しつつも、再びお互いの手を取るまで。

受様は実業家の父が旅先から連れて戻った赤子です。その後父は今の
母と結婚して妹が生まれますが、目に障害のある妹にかかりきり、厳格
な父も受様にはひどく冷淡でした。

ある年に一家は妹の眼の治療を受けるために、…

1

真紅の背反 小説

和泉桂  円陣闇丸 

クラウス推し

表紙買い。攻め受けは今一つ?だったのですが、当て馬?ヒール役?のクラウスがめっちゃ好きだったので萌にしました。彼のお話を読みたい・・・本編280P弱+あとがき。シリアスよりな話がお好きな方向けかな。

1943年、黒海に面したオデッサは、ナチス・ドイツ&ルーマニアの連合軍占領下にあり、アレクサンドルはパルチザンの資金面担当として活動を続けていましたが、ある日同じくパルチザンに参加していた兄ドミ…

3

真紅の背反 小説

和泉桂  円陣闇丸 

色っぽい軍服美人

軍服は乱されてこそ素晴らしい…という先生のインタビューを見てすぐ欲しくなり購入。第二次世界大戦中のサラサラ金髪の美しいドイツ人将校の受けが主役です。歴史ファンタジー楽しいです。実際の地名の写真とか見てイメージ膨らませられて。今回の舞台となったオデッサのカタコンベという地下基地も「こんな所かあー」とネット写真で見ました。

でもこのお話はクラウスという軍の上司の間男が強い存在感を出してます。何し…

5

真紅の背反 小説

和泉桂  円陣闇丸 

敵対する者同士の再会ラブ

第二次世界大戦当時のナチス・ドイツとソ連のレジスタンスという、対立する立場にある男たちの戦場BLです。
ソ連のパルチザンを描きたかったようで、史実に創作を加えた歴史ファンタジーになっています。

幼なじみの再会ものであり、復讐ものでもあります。
まぁー、とにかく間男の存在感が凄かった!
主役の2人が、完全に食われちゃってましたね^^;


少年時代、旅先で会ったロシア人の兄・ドミー…

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真紅の背反 小説

和泉桂  円陣闇丸 

切ない愛憎劇と間男の圧倒的存在感

表紙の圧倒的美しさは惚れ惚れしますね!
挿絵も色っぽいシーンが多めで眼福です(∩´///`∩)

ストーリー背景はナチ時代。
恐怖・抑圧・復讐に支配された一寸先は闇な情勢の中で
敵対する攻めと受けの愛憎や、間男の企みなどが絡み展開します。

私は歴史に無知なので細かい部分は除いて
萌え部分に重点を置いて感想を書こうと思います。

ストーリーは
思わぬ場所での再会から始まり、

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内親王の降嫁 小説

和泉桂  葛西リカコ 

時代物好きです......

表紙みて......天を仰ぎました......葛西リカコ先生の描かれる麗しい2人に魂持っていかれました。恥ずかしながらこのシリーズ初めて手に取ったので、読み始めは光則と実親のお話!?いや、実親と狭霧の方か!?と勘違い&ドキドキしながら読み進めていました。途中ツンデレ可愛子ちゃんの登場でホホゥ......とニンマリ。素直になれない楓可愛いぞ!ついつい心と反対のことを口にしてしまう楓を大人の包…

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清澗寺家シリーズ第一部完結記念 PREMIUM BOOK  特典

一家をたっぷり楽しめる短編集


カバー裏の作品コメントはレビューのおかげで気付きました。
ありがとうございます。


豪華な一冊です。
シリーズに登場した各キャラを余すことなく堪能できます。
短編集なのでホイホイ読み進めてしまいました。


和貴推しなのですが、もはや感想というより残しておきたい萌えメモ↓

『家族の肖像』
まだ国貴とギスギスしていた頃、その兄の為にと劇の券をねだり一夜を捧げてきたとこ…

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薔薇と野獣~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

途中の展開が怖かった

好きだろうな~と思って手を出したのですが、大好きでした。
獣人とオメガバースが好きなかたには、絶対に読んでいただきたい作品です。
途中の展開が地雷でなければ...なんですが。

この途中の展開というのが、受けが攻め以外の人に奉仕をする場面があるんですよね~
物語の展開として、そういう行動になったのは理解できるのですが、まさか受けが娼婦になってしまうのかと怖かったです。
はやく攻めが乗り…

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