小椋ムクさんのレビュー一覧

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

よく読むと惨くて怖い民話調BL

ネタバレを読まずに読むべきだった・・

「つもごり」とは 月の下旬や月の最終日。 みそか。月の最後の日 「晦」
=最後の夜、という意味のタイトルみたい。

吉乃:よく狐の面を被っている長髪美人、
吉乃の素性が、この物語の肝。

向葵:鎮守の森で迷子になっていた里の子

柊:吉乃に尽くす執事

吉乃は、年を取らない。
たまに訪れる向葵だけが成長して老いていく。

その訳…

2

「つごもりの夜にもういちど」コミコミ特典SS小冊子「きっと、いつか」 特典

想いは時空を超えて

本品は『つごもりの夜にもういちど』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編幕間、吉乃が土地代理となった後のお話です。

吉乃が神様代理としてこの地を再び納め始めてから10年、
未だに愛する人との再会は叶いません。
以前は山から降りられたのに戻ってからは
ここからでられなくなっていたのです。

2度と吉野が役目を放棄しないようにと道が閉じても
向葵はいつも吉乃に向かって歩い…

0

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

ネタバレ無しで読んで欲しい

と言いつつあらすじからもしかして号泣の展開になるのではと警戒して、先に皆さまのレビューを読みながらある程度を予想してから読み始めました。

ちょっと身体の為に余計なストレスをかけない様に過ごしているので、いつも心を平坦にしようと心がけているんです。www

で読み始めて吉乃パートはレビューでヒントを貰ってたこともあり、吉乃を慕う向葵の少年から青年にかけての恋心を楽しむ事が出来ました。2人が…

3

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

世界を変える出会い

今回は別荘で養生中の青年と成長速度が速い青年のお話です。 

養生中の受様が出会った攻様と友となり、恋仲になり、
ともに未来へと向かうまで。

受様は病気療養で両親と離れて別荘暮らしています。
受様の周りには世話役である執事をはじめとする
使用人しかおらず、時間は穏やかに流れています。

受様は23才の誕生日を迎えたものの
色白ではかなげな雰囲気で細身の体ゆえか
もう少し若く…

4

悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

外観で人の中身は分からない

高評価なので読んだ本。
外観だけに拘って恋人を選んできたダメ男の光成が、
お試し彼氏に絆されていく話。



北原光成:経理部 男子校の花だった。
外観に拘りがある故に、常にダメ男を選んで長続きしない。
でも、同じ会社の技術部所属、諏訪帆舟だけは違っていた。


諏訪帆舟:技術部 あだ名は「オカン」
ラテン系肉食男子、悪い男の外観で、光成の好みドストライクの容貌
・・でも…

2

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

つごもりの日に会いに来る

先生買い。これも忘れ無さそうと思ったので萌2にしました。都合よくバラ色って感じの終わり方ではないので、超お気楽ハピエンが好きなの♡という方は少しご確認ください。本編240P超+あとがき。泣き虫な方はおうちで読まれる方がよいかもです。つごもり=月末。

病気療養のため山の中腹にある別荘で、執事や仕える者たちとゆったり暮らしている吉乃(よしの)。ある日、どこからか子供の声が聞こえてきたので、探して…

3

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

声を出して笑えます♪

笑える作品としておすすめされていたので読んでみました。初読み作家様です。

確かに!めちゃくちゃ笑えました!声を出して笑うBLは初めてかもw、面白かった〜!

受け視点と攻め視点が交互になってる感じで、2人の気持ちがよくわかります。

攻めの和久井さんはイケメンで真面目な人なんですが、心の声がやたらコミカルで笑えます。
そして物語後半では、外見は爽やかなのに、心の中は受けの嵯峨くんへ…

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つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

最後の最後まで読めない展開

えーーー…これは衝撃。
めちゃくちゃに二転三転するストーリーです。
想像の斜め上をいくというか、予想がどんどん裏切られていく感じ。先の展開が全く読めなくて、この結末を予想できる人はいないんじゃないでしょうか。


物語冒頭は、素敵なイケメン(向葵)と美しい青年(吉乃)がお祭りでいい雰囲気な場面で始まります。
ちょっとおかしな部分というのは、どうやら2人の時間の流れ…歳の取り方が違うよう…

5

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

二転三転するストーリーに翻弄されっぱなし。

作家買い。

中原作品に、小椋さんが挿絵を描かれているとか、めっちゃ最高やん…!と思いつつ手に取った今作品。普段ネタバレ上等でレビューを書いていますが、いやいやいや。これはあまりネタバレしたらダメな作品。と思ったので、なるべくネタバレなしでのレビューを書こうと思います。





主人公は吉乃。
25歳の彼は身体が弱く、田舎の山中にある別荘で暮らしている青年だ。彼の世話をしてくれ…

7

悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

不憫な受けが幸せになっていく話

男運の悪すぎる面食いな受けが、新たな恋をして幸せになっていく話
1巻完結だけど展開が早すぎて置いていかれる、ということも無く、攻めもストーリー全体も受けに寄り添ってゆっくり進んで行くので、落ち着いてじっくり読めます。
包容力のある攻めや不憫な受けが幸せになる話が好きな人には合うと思います。
ただ主にふたりがくっついてからのお話なので、付き合う前段階でお互いの好意が深まっていく様子をじっくり読…

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