円陣闇丸さんのレビュー一覧

百年の恋 小説

高尾理一  円陣闇丸 

100年前の悲恋

100前の悲恋。 宮子が隠した手紙を見つけた凛。
ルーツに興味を持ち、訪れたハウスウッドで、凛は遺言騒動に巻き込まれる。
先読み簡単な伏線仕込みで、小さな山があっても、萌は平坦。



サウス ウッド・ハウス:
ウィンベリー 伯爵所有の館 コッツウォルズの北
 
ウィリアム・マーカス:五代目 
1906年仕事で来日 日本で宮子に恋 母国に単身帰国
生涯独身、遺言「宮子の子孫に…

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夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

ループが止まらないです

プライドの高い受けが快楽で堕とされるシチュエーションと、モブに襲われるシチュエーションが大好物な自分にとっては、BL作品の中でダントツで一番好きな作品です!!!!!!!

BLCDから入ったのですが、ハマり過ぎて原作小説と、和泉桂先生自ら執筆なさっている同人誌も片っ端から集め始めてしまう程、お気に入りの作品になりました!!✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

調教されて、従順になっていく和貴くんの様子も…

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夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

噛めば噛むほど味が出る

新書版が2003年、文庫版が2015年発売とのことで、文庫版ですら発売から8年経っている2023年にレビューさせていただきます!

電子版は新書の内容なので、加筆修正や書き下ろしSSを堪能したい方はこちらの文庫版がお勧めになります(2023年7月現在、通販や和泉先生が出店されている共同書店でサイン入りの書籍も購入できる状態です ※いつまで継続されるか不明のため、作者さまの公式サイト等をご確認く…

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終わりなき夜の果て 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

求む、文庫化!!

深沢×和貴の一作目『夜ごと蜜が滴りて』から短編を挟んでのメイン長編巻!!
伏見×冬貴も一作目『罪の褥も濡れる夜』からの書き下ろし長編収録!!
加えて第一部完結の上巻ということもあり、三兄弟の曽祖父(実は祖父)にあたる貴久と彼を支える嵯峨野のプロローグまで入ったとても豪華な一冊です。

現在書籍版の入手は難しく、挿絵のない電子版だけが正規の購入手段というのがとても苦しい状態なので、どうか文庫…

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冥府の王の神隠し 小説

櫛野ゆい  円陣闇丸 

ルイの想いに涙

冥府って聞き慣れなくて、その世界観を理解するのに時間がかかりました。
そして冥府の王であるルイが何を考えてるか解らない。伊月と同じように神隠しの謎を追ってましたが、ルイの心情が見えてくると、ルイの想いが切なくて愛しくて。
そんなルイの想いを知り、真実を知った伊月と同じように、どこにお話が向かうのかドキドキでした。
悩んで迷ってたどり着いた2人の恋に感涙でした。
ルイの執着愛と懐深い伊月にき…

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水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

もっと見たかった

攻めと受けが再会して学生時代(恋人になって別れるまで)を回想しつつ互いの誤解が解け、復縁するまでが前半。
復縁し恋人になるも、受けの母の症状が一時的に悪化したり、父が家族を捨てていったトラウマで、妹が長野の病院へ移る攻めに着いて行こうとする受けと衝突し、和解するまでが後半。

前半は、攻めと受けの視点が交互に描かれてたので、どちらの心情にも共感できて切なさでいっぱいで、キュンキュンしましたし…

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墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

評判通り最高に萌えた…

 無印巻から引き続きメイン・キャラの篠口、黒澤が魅力的だけに物語の吸引力に抗えず、一気に読んでしまいました。
やっぱりBLものはキャラにハマった時の威力がすごいなーと実感しました。

「墨と雪」の上巻では、無印巻で事件の被害者になり、心身ともにズタボロになった篠口がセフレ(?)の黒澤により少しずつ心を開いて再起していく過程が描かれていました。

篠口の心の揺れ動きや葛藤が丁寧に描かれ、特…

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冥府の王の神隠し 小説

櫛野ゆい  円陣闇丸 

ちょっと違ったかな

櫛野ゆい先生の作品は結構読んでいるつもりなんですが、神作品は少ないんですよ。良くて萌2評価がせいぜいで、今回は萌評価でした。

設定は凄く凝っているしイラストは円陣闇丸先生だしで、ルイがとても美麗で終盤の拘束されてるシーンは違う扉を開けてしまったかと思ったほどでした。www

ただ、凝っているぶん読んでいて何度も???と思ったり、突っ込み入れたくなったりもしました。

ネタバレになって…

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『冥府の王の神隠し』コミコミ特典SS小冊子「冥府の王への確定ファンサ」 特典

離れていても♡

本品は『冥府の王の神隠し』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、現世に戻ってきた伊月のお話です。

伊月が゛冥府から帰ってきて2週間が経ち
行方不明の1ケ月で溜まった仕事に目途が付き始めます。

研究室と書庫の整理を思うと苦笑も漏れますが
ふとルイが何をしているのかなと思います。

冥府で鎮魂の力に目覚めたことで第六感が鋭くなったのか
ルイが水鏡を見ているのだろう視線を感じる…

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冥府の王の神隠し 小説

櫛野ゆい  円陣闇丸 

失った過去に隠された想い

今回は冥府の王と古学者のお話です。

10年前に記憶を失った受様が
攻様と関わった事で過去を知り、未来を選ぶまで。

受様の故郷は10年前に土石流に飲み込まれ、
受様は自宅の2階ごと流されます。
助かった受様は両親を探してあちこち歩き回り
土石流を迂回して山に迷い込んだ・・・

と思っていたら気が付くと神社の境内にいて
土砂災害の日から3ケ月間の記憶を失っていました。

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