英田サキさんのレビュー一覧

ダーティ・ダンス 小説

英田サキ  北上れん 

ちょっと物足りない?

今回は組長×組長という珍しい組み合わせ。

かつて弦条組の組員だった鼎はある日、組長の息子だった深弦を犯し、構成員を刺し女を連れて逃げた。
10年という月日が流れ、弦条組は深弦が継いだのだが、その街へ敵対勢力として鼎組がやってきて。
鼎はある条件のもとに深弦を組み敷くのだが…。

とにかく鼎が無器用というか頑固というか。
確かな愛情はあるのに、自分の中に作った禁を犯すことができず歪ん…

5

「My Sweet Home」ダブルバインド番外編 特典

なんかちょっとビックリしました。

ダブル・バインドでも好きな方のCPである新藤×忍サイドのお話だったのでGETしてきたのですが。
英田さんの書く作品にはどこか硬質な感じというかBL的「ラブい」感じというのにもそういう硬さみたいなのを感じてたんですが(エロさは兼ね備えた上で)
今回のはそのハードな世界からは考えられないような…というか、とにかく単純に感想を端的に述べるならば
 「 ゲ ロ 甘 」
な印象だったわけです。
イ…

2

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

謎は全て解けた!(笑)

いよいよ最終巻ですね。
事件はもちろんのこと祥の人格問題のこととかどうなっていくんだろうと思っていたものがいろいろと解決されていきました。

事件方面では犯人はあの人かな?と思っていたところに、更に深い人間関係があったりでそういうふうにいろいろなことが絡んでくるのかと。
忍の知らなかった忍のことにしてもそうなんだけども、これまでのお話でこちらには「コレがヒントですよ」と明確に表されていなか…

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ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

まだまだ謎は尽きない。

3巻です。

だいぶ事件の方も進展してきました。
被害者の関連性とか、どうして狙われるのかとか。
まだ、犯人までは至ってませんが、それは次巻ですね。

祥の方はまだまだ解決は遠いというか全ての糸が見えないというか。
瀬名が知った祥の過去についてがまだ明かされていないので全容が見えないというところでしょうか。
ケイと祥の関係性がそこに繋がってくるだろうとは思いますが。

恋愛面で…

3

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

個人的希望ですが

やっと読めました。久々に英田作品堪能しました。
クライムサスペンス+BL がんばってくださってます(泣)
わがままを言わせてもらえるなら、この2カップルに別々の作品で
会いたかったです。
気が散っちゃって気が散っちゃって…
どっちもいいのはこの場合罪です。
安心して主人公カプに思い入れしたかったなあ。
何故かこのパターン多いですよね。英田作品。
好みの人が団体さんだと本命の印象が薄…

2

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

硬質な作品で大満足

クライムサスペンス大好物なので、BL要素のある本格派ミステリを選んでも、そこはやっぱり「要素」だもんね。あくまでもエッセンス。
逆にBLでサスペンスであれば、上澄みだけのおいしいとこ入れときましたっぽい作品が多い。どっちも堪能したいと望むほうが贅沢なんだということはわかってはいても、やっぱし読みたいものですよ。

メインは連続餓死殺人事件。
第一発見者は多重人格の少年。
その保護者は美貌…

1

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

萌えるし話も面白いし!!




評価が高かったので買ってみたのですが何故もっと早く買わなかったんだろうと後悔しました(笑)

まずBLとか抜きにして話自体が面白いです。で、そこに来る切ないラブ!!

燃え滾りましたね。
これほど続きが気になるBLも久々でした。

これはセットで買うことをおすすめします。

10

夜に咲き誇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

いやーー、最後まで面白かった!

帯『俺にだけ抱かれて生きろ。』

シリーズ完結編、いやーー最初から最後までホント、ホントーーに面白かった!
ちょっと対抗している相手との間が上手く行き過ぎた気がしないでもないですが、秋津〔受〕の見事な極妻っぷりといい一回り大きくなった久我〔攻〕といい、読後感は凄く充実したものでした。

秋津は男だから久我に守られる「女」である事に不満を覚えるんだけど、最終的には久我に守られる事を受け入れ…

4

愛してると言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

とにかく会話がおもしろい

「さよならと…」で恋人同士になった陣内と天海。
関係は、作者のあとがきいわく、「どつき漫才」である。
話は、天海の実弟が「母に会ってほしい」と言ってきたところから始まる。母親は、天海が少年院に入ったあと、自ら一切の接触を絶ってきていたのだ。
前作では、凶悪なヤクザの中に「17歳の少年」を飼っているように思えた天海だが、この続編になると、中身は「少年」つーより「少女」に思える。どこまでオトメな…

3

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

タチが悪いにもほどがある

新宿歌舞伎町に探偵事務所を構える元刑事・陣内と、やはり新宿歌舞伎町をシマにしている天海組組長であり、上部組織周藤組の幹部である天海は腐れ縁である。
陣内20代、天海17歳の時に、二人は警察官と補導される少年として出会った。天海少年をなにくれなく面倒を見ていた陣内だが、彼が酒乱の父を殺害してしまったのは防げなかった。
拘留されたのち、天海は陣内の前にヤクザとして現れた。そして、天海の策略により警…

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