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18/67(合計:663件)
葡萄瓜
全体の流れとしてはテレビ放映された 俗称『エンドレスエイト』に準拠していると 思われます。あくまでも全体のイメージと して、でございますが。 またシリーズアンソロジーとして11巻目で ある事からこのタイトルになったとも考え られます。 今回の描き下ろしは全体の内概ね半分との事。 同人誌再録と言う原点にも回帰したのやも 知れません。 描写の激しさも心なしか回帰していると 思われ…
満を持して登場した古泉×キョンアンソロジー! …の筈ですが、登場した当時はどうも冷めた 迎えられ方をして居た様に評者は感じます。 少なくとも評者がこのカップリングの存在を知り、 盛り上がりを確認したのが遡る事半年前の事。 よもやここまでピンポイントなアンソロジーは 出ないだろうと思っていたのもあります。 そんな中でこの版元さんがジャンルアンソロジー 刊行に乗り込んできた事は意外でも…
松木加斎
率直に言って、亜久津が受という発想は評者には ありませんでした。それ故新鮮でもあり、また再発見も あったりと。 二次創作故の読み取り方の妙が味わえる一冊で あろうかと愚考します。 合間合間にあるかなり黒い間も味わい所の一つでしょうね。
テラシマ
展開にやや生臭味が出て参りました。 BLとしてのそれもそうですが、生きてゆく事 それ自体に対する生臭味が。 この物語を受け入れるには物語の骨子だけ ではなく登場人物の内面も受け入れないと 案外厳しいでしょうね。 そこまで含んだ上で物語を味わうと、さり気ない 深みを堪能出来るのではないか、と。 ファンタジーとは言い切れないBLも登場する様に なったのは、それだけ界隈に奥行きと幅が …
山田ユギ
完全版として纏め上げられたとの事ですが、 通して読むと正直重いです。 山田ユギと言う著者名に軽やかさを期待して 手に取られた方にとっては残念ながら手に余る 作品になる可能性があります。 いわば舞台裏の稽古場を完全中継している様な ものですからね。 評者はこういう重みも好きですが。 個人的には親本と変わらず神評価です。 ただ人様に薦める場合、重みへの好みも考えると 萌え評価に…
尾崎南
尾崎南が尾崎南でしかなく、他の作家さんと 同じ位置に安住出来なかった理由はこの本に 収録された『汚レタ純情』を読めば判り易いかと。 アンソロジーに収録されているのは、無毒化された 尾崎南の出汁ガラに過ぎないか、と。
烏山千歳
収録作の初出の割合を考えればこの版元ではなく ビブロスから刊行された方が幸せだったのだろう、と 思いを馳せてしまう一冊です。 何故ならこの本が刊行されてから一年もしない内に 版元が夜逃げ同然に倒産してしまい、再販が困難な 状況に追い込まれてしまったので。 閑話休題。 表題作は読み取り方によってはBL作品の筋の 組み立て作法とも読み取れる作品です。 が、陰湿な部分が一つも無い。…
西原ケイタ
『我慢できない』以外の全作品に対する所感は 一言に集約できます。 ずばり「じゃじゃ馬慣らし」です。 舞台設定を変えてはありますが、展開の基本は 「じゃじゃ馬慣らし」。攻は受より下の位置にいる 事は無い。 そう言う作品が四皿続いて箸休めも同じ様な 趣向で続いたら…正直飽きます。 『我慢できない』で漸く逆の構図が見えたので 読者としては救われましたが。 ただ、表題作含む四作品の…
擬人化もここまで来てしまったのか、と 溜息が出る一冊には違いないでしょう。 その溜息が失望か納得かは別問題として。 評者は結構美味しく戴きました。 表紙のキャッチコピーでボケツッコミを かましているのは一寸どないやねんとは 思いますが。 閑話休題。 きちんと練り上げた設定の上で世界観が 展開されておりますので安心して読める 部類の擬人化本であろうと思われます。 惜しむらく…
稲垣まこと
余りBLBLしていない作風ですのでそこが良いと 推される方もいるでしょうし逆にそこで一味足りないと 踏み止まられる方もいるやも知れません。 各作品の初出が2004年から2006年に掛けての 事でしょうから当世流の一々の作風と比べると どうしても古めかしいものに見えるのも確かですし。 ただ、不器用ながら描かれている想いはとても真っ直ぐです。 そこに重点を置いて読むと新しい萌えが見出され…