total review:312112today:23
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
25/67(合計:663件)
葛井美鳥
葡萄瓜
ネタバレ
メインである敦也と山崎の関係もそうですが、 裏の主役である名倉と聖の関係も数歩進んで いよいよ美味しくなった『失恋マニア』『純愛 アレルギー』に続くシリーズ三冊目。 かなり練れて来たという感じですね。 敢えて個人的な感想を放り込んでおきますと、 表題作のゲスト登場人物に評者は一切同情 致しません。出来ません。 その方はこの物語で語られている感情とは 正反対の世界にしか存在する…
『失恋マニア』『純愛アレルギー』『熱愛コンプレックス』 『溺愛エゴイズム』、と来てこの巻に至ります。 敦也と山崎と言うのは、普通な様で小さな波風が結構ある カップルでしたね。 この巻では敦也の母的な存在の劉の幸福について 語られる訳ですが……当事者が劉と言うキャラクターで 無ければ相当陰惨な空気が漂う展開になっていたでしょうね。 無論、物語の捌き方の巧みさもあっての事な訳ですが。 …
本編が五巻通しで終わった後に後日譚その他を軽く …と考えて掛かると少し手強いかも知れません。 表題作もそうですがどの作品も補完作と捉えるには 味付けがしっかりし過ぎています。各話から改めて シリーズを起こしても良い程です。 どうでも良かった男まで恋の力で格好良く変身させると 言うのはかなりずるい展開かと。いや読者としては 楽しみが増えるから良いのですが。 なんだかんだの『失恋マ…
天堂まひる
表題作二篇及び同時収録作ともに主題も展開も 結構生々しい一冊ですが、絵柄で救われている 感じがありますね。 再会した父子の近親相姦を描く「My Dad My Son」は そのままの展開で絵柄を変えれば充分耽美でも 通じそうですが、絵柄の軽やかさ故にホーイズラブの 方に引き込まれたという感じです。 ボーイズラブの中だからこそ展開できる男の子の 可愛げに溢れた一冊です。ただ先の言葉…
諏訪絢子
月長館で三人の仲間に囲まれ過ごす内に、 ごく普通の生活を楽しめるまでに回復した誠。 そんな誠の前に忍び寄る見慣れぬ過去。 そして、思い込みの誘惑。 評者から見ると両者とも誠を誘惑している所か 誠に依存しに来ている様にしか見えないん ですけどね。 番外編的な一編は、政和が月長館に来た頃の 物語。 そして後書きを見てそう言えばと思い当たり、 たまたま手元に残っていた番組宣伝チラ…
タカハシマコ
『花音』読者ページのおまけマンガがとうとう一冊の本に まとまりました!と言う事で…八年分でございますか。 それにしても全然衰えが無いクオリティで。 おまけマンガ(4コマ)とストーリーマンガから構成されて おりまして、ストーリーマンガも最後の猫主役の描き下ろし 一編を除き雑誌掲載分から再録されたものです。 受の筈のエンジェルちゃんの性格がさり気なく鬼畜風味 ですが、そこは溢れる愛故…
七瀬かい
表題作の受は確かに女装が似合うのですが、 かと言って雄の部分を捨てている訳ではありません。 攻の可愛い部分に惹かれて付き合いを始めて いるのですから。 他作品の受も雄の部分を持った上で乱れている 感じですね。中には別の感情から転じて乱れている 受もいますが。 『俺のテディベア』はヒカリコーポレーションより 刊行された同タイトル単行本よりの再録。
中村春菊
勘案の末、評者は初期設定で敢えて受攻分類を 外しました。 そう言う枠組みに填めて割り切れる様な仲ではない、 と判断しましたので。 過去を割り切ろうとする様に暗殺を請け負う信乃。 信乃の過去を理解しつつ暗殺を依頼し、時には とぼけつつ時には静かに寄り添う半十郎。 そして、信乃の心の中にある美しさに惹かれて しまったテツ。 語られているのは彼等の物語のごく一部にしか 過ぎません…
物語の主な軸になる誠は16歳の吸血鬼。生い立ちは 断片的にしか語られませんが幼少時からその血の所為で 血縁からも不当な扱いを受けてきたのだと判ります。 その誠を迎え入れるのはあげは・政和・きよいの三人の 吸血鬼と彼等がひっそりと暮らす家。そして展開される 不思議な家族の日々。 それなりに波乱もあるけれど、それでも互いが居るから 穏やかになる日々。 そう言う癒しの日々を描く物語です。…
三軒屋チカ
表題作シリーズ+1作は松文館刊行の電子雑誌が初出、 後はAz Passion(イーストプレス)初出が2作と同人誌再録 及びキティ・ボーイズ(オークラ出版)初出が各1作。 表題作シリーズに一篇描き下ろしありと言う内容です。 惜しむらくは「純一REAL」(光彩書房)初出の3作が収録されて いない点でしょうか。初出一覧を見る限りでは2004年以前の 作品には触れられておりませんし。 物…