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30/67(合計:663件)
黄河洋一郎
葡萄瓜
表題作シリーズ(「オオカミ~」)は男子高校生同士を 狼少年に見立て、激しいじゃれあいを笑い多め少し 純情風に仕立てたシリーズ作。 実に歯応えのある作品であるにも拘らず、この巻を もってシリーズは中断されたままになっています。 光彩書房のアンソロジー(「Boy's」及び「Boy's EXCEL」) 連載分のみでそのまま進行が止まってしまっておりますね。 男子高校…
品川かおるこ
兎に角も美麗な画面です。 漫画と言うよりはむしろイラスト集と言いたい程に美麗。 その画面構成に合う様に妄想も程好く汲み出されて おりますしね。 ただ、作品の世界観に読者が入り込む隙があるかどうか。 『品川かおるこ』の色が強すぎて、読んでいる側は恐らく 嘆息しか吐けない様な気がします。
びっけ
ネタバレ
主人公のフランツと対の存在になるのは 「翡翠」―JADE―と名付けられたGEMと 総称される精巧なからくり人形。 彼等の絆を説明する為にはボーイズラブと 言う枠組みはとても便利です。 しかしながら彼等の絆は受攻と言う力学作用に よって左右されると言うものでもないのです。 あくまでも彼等の絆の存在がボーイズラブと 言う枠組み・文脈を使えば説明出来る、と言う だけで。 GEMを…
柊のぞむ
純情を理想にしてても体が反応してしまえば そちらに引き摺られてしまう。 高校生と言うのはどうもその辺のバランスが 危ういお年頃の様です。殊に男子の場合。 表題作の悲喜劇の根源も正しくそこで。 それにしても良くぞ高校生ばかり一冊に詰め 込まれたなと感心します。又どいつもこいつも それなりに暴走しやがって可愛くて仕方が無い。 巻末二作品に登場する鬼畜でさえも可愛げが ある様に思え…
依田沙江美
安井(保井)と旭の関係って、淡々としてる様で 結構激しく進展していますね。最初に肌を重ねる 直前なんてそれこそそう言う仲になる様な前提で お互い状況を受け入れていますし。 いや、むしろ互いに激しい内面を抱えているからこそ 通じ合うものがあって、それで穏やかに関係が 収斂していくのやも知れません。 ああ、そう考えると史郎が幾ら旭をかっ攫いたいと がつがつしても旭が揺るがない事に合点が…
暮越咲耶
デビュー作が和風ホラーだったり他の収録作が ホラーに見せかけたコメディ・ハードSF・モデルの 恋愛事情と幅広く、描き下ろしの表題作続編は 受を廻る攻と小姑の攻防戦、と言う。 そこまで風呂敷を広げると何処かでボロが出そうな ものですが、この方はどの作品もきちんと味わいを 引き出して供しているのが凄いですね。 各話とも短編としての収まりがとても良い感じです。
完結さえしていれば神レベルかと愚考するのですが、 この巻に収まっている内容の限りでは『萌』評価も 贔屓目に近いものやも知れません。 ファンタジー作品であると割り切っても、ここまで 中途半端に放り出されたのでは評価に苦しみます。 第一この巻の進展では、やっと物語の序盤から 中盤のさわりに入った所と言う感じでしょう。 この巻に第六話まで収録されているこの物語、 少なくとも評者確認の…
山田ユギ
表題作シリーズのおバカ同士の駆け引きも かなり美味しいのですが、同時収録作に 登場する男連中もまた良い具合のアホさ バカさ加減で美味しい一冊です。 雄同士が散々ぶつかった挙句『まあいいや』と 納得して肌を重ねる、そう言う過程が美味しく 戴けるのは実に有り難い。 でもどうせなら表題作では思い切り鳴かされる 伊東の姿も見たかったですね。
夜桜左京
カバー絵を見てスワ三角関係か、と思われた方は 今一度受攻のプロフィールを御確認下さい。 受は電脳世界の姿と現実の姿の二つを持っているの ですよ。 オンラインゲーム「コネクト」に於いて最強のプレイヤーと 謳われるカズシ。しかしその現実世界の姿である一史は 一つの悩みを抱えていた。 その煩悶に気付き、彼の支えになれないかと心を砕く プレイヤーの一人・トウホク。 しかし一史は苛立ち…
DUO BRAND.
デザイナー・七星理央の描いたある意匠は、彼の 心に圧し掛かる重い翳に由来するものだった。 そして、その意匠が縁となり彼はある建物をデザ インする。 学生時代に同窓生に救われ一度繋ぎ止めた命 ではあるものの、翳りに拮抗する強さを持てない 為に時に行きずりの関係で心を紛らわせる理央で あったが…。 『nine lives』で過去を乗り越えた双子の同級生、 及びその保護者格の同級生…