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48/67(合計:663件)
葡萄瓜
REBORN!ギャグオンリーアンソロジーと なってはおりますが、作品世界の前提として BL視点での解釈が介入します。 完全に健全なギャグを求めたい方は避けて 通られた方が無難でしょう。 愛も高ずれば笑いに転じるという事で。
加山弓
幼い頃に憧れていた先輩と再会して、暴走する。 そう言う筋書きを只暴走のまま描くのではなくじっくりと 磨き上げて描く手腕は、お見事と言うばかりです。 惜しい作家さんが逝去されてしまいました。 もう三年が既に経過致しましたね。
沢城利穂 つたえゆず
十八禁BLゲーム「好きなものは好きだからしょうがない!!」の ノベライズ作品。 ゲームのノベライズと言うと退屈になりがちな印象があるのですが、 この一冊はしっかりとした歯応えがあります。 ゲームの要素がさりげなく漏れが無い様に盛り込まれているのですね。 ゲーム関連のファンアイテムとしてだけではなく、独立した小説として 読むにも良い歯応えが生まれているかと思われます。
立野真琴
SFと言う環境設定が佳境になると同時にBLとしての濃度も 上がってくるという非常に贅沢な作品に仕上がりました。 謎の部分も多少はありますが、それは読者それぞれで補完 すべき部分なのでしょう。 BL作品の要素は、一つだけではないのです。
ストリートファイトのチャンプだった望が謎の無頼漢・コヨーテに 負け彼に従った瞬間から物語は始まります。 望が覗き部屋の部屋子とされてしまい云々…と言うBL要素を 織り込む一方、主人公達を取り囲む環境設定にも手抜かりは 一切なし。SF風味のBLではなく、BL要素もあるSFと言う感に なっています。 ………描き出し方が艶っぽいですね、一々。
松下キック
恐らくこの一冊はレビュアーによって評価が極端に 分かれるのではないだろうか、と愚考します。 筋書きは難解ではありません。どちらかと言えば シンプルで判り易い方かと思われます。 問題は醸し出される空気の方でしょう。 繰り返し読んで行く内に、じわりと滲み出てくる 種類の面白味を多分に含んだ一冊かと思われ ます。カバー下に居る表題作の攻の微笑みの様に。
リボーンアンソロジーとしては最初期の頃のものであります。 発行年(2005年)の8月でリボーンアンソロジーがまだ20冊と いう段階の中での一冊ですから稀少なものです。 アニメ化される前に発行されたものですので温度差を感じる 方もおいででしょうが、これもまた時代の一頁という事で。 この一冊があったからこそ、現在のリボーンアンソロジーが 200冊近くになる状況が出来た訳でもあります。
収録作品の殆どは原典アニメ化前のものと思われます。 それでも熱いですね。ジャンルに対する愛が激しいです。 実際の所、アンソロジーの発行点数から見る限りでは ジャンルの勢いは今程ではなかったのだろうと推測されます。 この頃でアンソロジーの冊数が30冊未満でございましたから。 ここで頑張った人達が、後に影響を与えているのでしょう。
河奈マリオ
砂糖吐きレベルを超え、蜜を吐くレベルにまで 甘いカカイル集積です。 作者さんの筆が水を得た魚の様に実に軽やかに 作品を紡ぎ出している感がありますね。 ……TMR企画漫画の呪縛が、綺麗に解けましたかね。
カバーは恐らく二次創作を考慮に入れたもの なのでしょうが…それが惜しい事に一点の瑕に なっている気が致します。 オヤジもショタも普通のメンズラブも描ける引出が あるというのはキャリアの賜物であると解すれば 良いでしょう。 TMR企画漫画の呪縛から解き放たれる過程を 視ていると解しても面白く読めるやも知れません。 表題作相応はあっさりしたオヤジ受です。