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49/67(合計:663件)
河奈マリオ
葡萄瓜
正にラヴラヴが詰まった一冊に仕上がっています。 同時にそのラヴラヴが必要な理由も描かれていますので 読む人によっては軽やかさよりも重さを感じてしまうでしょう。 そのバランスを上手い加減で仕上げている妙味を味わうも また一興。 ただカカシ先生の変態加減の進行度合いが…こういう カカシ先生も好きなのですが。
氷堂涼二
二次創作を展開するには大雑把に言うと 二通りのやり方があります。 登場人物を限りなく活かす方法と二次創作 作者の世界観に登場人物をはめ込む方法と。 この方の場合は、登場人物のツボを押さえた 上で好い感じで弄られているかと。 ハイランドより刊行されました「E.T.D編」1及び 2収録の「部長、交換。」「部長、交換。DX」シリーズを 一冊に纏め再刊した内容。 「E.T.D編」1の…
具体的な行為は出てこずに、そう言う感情が あるという前提の上で展開されるほのぼのと した甘さを感じさせる二次創作の世界が展開 されております。 ノリだけで進行している様に見えますが、そのノリを きちんと補強する重さが垣間見える瞬間も有り 読み応えは充分です。 「部長、交換」編は後にDX編と共にブライト出版より 一冊に編み直されて刊行されました。
須貝あや
求められた王道であるならば、もう少し 練り上げて欲しかったと切に思います。 作者さんの中から湧き出た王道ならば ……微笑んで読みましょう。 絵柄と物語の脈の相性と言うのは、重要な ものかと。 本作はその中での健闘の結果かと思われ ます。
たま ハナタ
ボーイズラブに基づく関係性がある事を前提に 展開される斜め45度上を常に飛行する笑い。 鋭く容赦ないツッコミもまた二次創作の愛の形 なのです。 一作程度は日和って普通のボーイズラブになるの ではないかと思っておりましたが、見事に全編笑いで 通されました。
四谷シモーヌ
コナン・ドイル作の一連のシャーロック・ホームズ 譚に主題を得た連作中篇集。 但し第一作はモーリス・ルブラン作の『ルパン対 ホームズ』に題を得たと思われます。 後二作はそれぞれ『三人ガリデブ』『ボヘミアの 醜聞』からの借景ですね。 シャーロック・ホームズの物語は只でさえそう言う 雰囲気があるのです。 この一冊にはその雰囲気が三倍濃縮で詰め込まれて いると解釈して戴ければそれで結…
鹿島田しき
恐らく、評価が相当に分かれる一冊で あろうかと思われます。 BLの文脈でありながら進行は耽美を 思わせ、そして絵柄はエロと言い切る には何処かぎこちない。 それはこの作者さんの原点がショタであり、 又異性装を得意とする事に由来するの やも知れません。 描かれている情の深さを汲んで『萌え』の 評価をさせて戴きます。
原典で展開されている関係性と感情を 上手くBLで用いられる感情に転化し、 昇華した作品がきちんと詰まっております。 変になし崩しにしない作品が多いのが 又嬉しいですね。
南野ましろ
『天使をください』の物語が展開された 世界で始まる新しい物語。 一読すると主役は猫じゃないかと錯覚 しそうになりますが、実は猫達の愛らしさや おとぼけこそが舞台装置の一部だと 読み返す内にジワジワ判るのではない でしょうか。 この甘さの影響はジワジワ来ます。 ええ、ジワジワと、通奏低音の様に離れずに。
原典への想いが暴走して補完に至る、と言う のは二次創作にときたま見られる現象です。 原典に含まれるものに触発されて濃厚になる のでありましょう。 黒さへの誘惑にそろそろ染まる方もお出で なのでしょうか?