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61/67(合計:663件)
タカハシマコ
葡萄瓜
好き以上キス未満の関係ばかりを 詰め込んだ短編集。 却ってキスから始めた方が気楽なんじゃ ないかと余計なお節介を焼いてしまい そうな、そんな真っ赤なオトコノコばかり います。 当人達はそう言う関係が楽しくて仕方 ないんでしょうけどね。
カメイ与五郎太
ファンタジーの中にも日常はあって、 そして喜怒哀楽もある。 狐と人間、天狗と狐。絡み合う二つの 恋模様は揺れながら穏やかな日常を 織り成している。
狐狸天狗の絡むファンタジーと言う体裁を とりながら、心情の描き出し方は繊細かつ 骨太。 心の結びつきで何を超えようと試みるのか、 実に味わい深い作品世界が醸し出されて いる。
こだか和麻
精を喰らう者と喰らわれる人間、その間に 情が通うからこそ切ない情愛が生じる。 玄斗と月哉の息子・絢も、それとは知らずに 情愛に胸焦がし、そして…。 オヤジを耽美に味わう事の出来る一品です。
野村圭一
全編ボーイズラブと言うよりはメンズラブと言うべきか。 受々しい殿方を描き出す筆力は未だ健在かも知れない。 激しいエロスは、暗黙の内に溢れる情感あっての賜物です。
須和雪里 西炯子
JUNEと言うのは不思議な空間で、 耽美とBLとが何の問題も無く隣接 できた不思議な場所でありました。 その為、BLと耽美のハーフの様な 作品群が生まれる土壌でもあった 訳で…。 学生服を纏った少年達が織り成す、 時には暴走も含めた繊細な恋模様。 それは懐かしい様でいて、新しいもの なのでしょう。
松岡なつき 桃栗みかん
南洋の自然に抱かれて愛を育む二人。 そこで二人だけの世界に閉じ篭るのではなく、 あくまでも自然に溶け込んで愛を育もうとする 力強さが物語を引き締めています。 淡々としていながら、読み応えのある作品です。
表題作のテーマ『義兄弟の恋愛』って さらりと描くのが難しい題材だったりします。 この作者さんだからこそ良いバランスで消化して 可愛さを出せている部分はありますね。 こう言う可愛さの演出を嫌味なく出来る人って、 ホント少なくなりました。
中邑冴
同人誌で継続していたシリーズを纏めて一冊にした もの。 その為作家さんの成長記録とも取れる部分もあり。 学ランを着ていると、凛々しくてもどこかに愛らしさが 漂ってしまうものです。恋をしている最中なら尚更の事。 そう言う二人の不器用ながらも甘く熟成してゆく恋愛 記録です。
こだかさんの作品世界を知る方にとっては、 あの空気の中で育った少年があの歳まで 性的に純粋であったという事を一種の奇跡と 感じるのではないでしょうか。 だからこそ決壊してしまうとひたすら暴走 するんでしょうけどね。 久方ぶりにこだかさんのショタを観れて、 眼福でした。