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16/25(合計:250件)
佐崎いま
葡萄瓜
タイトルを一瞬観た時に『何匹目のドジョウになるんだろうね』 なんて思いつつ頁を進めたら…『このタイトルには必然性あるわ』に 認識がひっくり返っておりました。 ああ、成程。気にしていたポイントが違っていた訳ですね。 普段生活している人には大小類似があるにせよそれぞれの世界観が あります。 増してや自分から何かを生み出す事を業にしている人の中には、 踏み込まれたくない世界観があるので…
須久ねるこ
BL newsでも告知の在りましたスマホアプリ発のBL作品です。 http://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/blnews/no/5467/ 内容データ入力は同一内容で配信された『マンガボックス』 発行の単行本を典拠にしました。 初出媒体が初出媒体だけにBLのお約束から微妙に展開が 逸らされている感じですが、それが程好いブレーキに なっている…
久我有加 夏珂
帯に騙されなくて本当に良かった、と 通読した評者は溜息を吐きました。 カバー裏表紙の梗概も大概なものでして… 確かにBL小説の梗概としては間違った 方向性ではないのですが…正直この作品には 他に拾うべき所があるでしょうと。 と、言う所でネタバレをなるべく回避して 評者が舌を巻いた部分を一言で申し上げますと、 『公平』の一言につきます。日和見では ありません。見識を持った上での…
真東砂波
まったくたまらないですね、この疾走感は。 本質が重たい話でもスピードで読ませるのは 正に才能です。 …などと手練れの方に対して今更の褒め言葉では ありましょうが実際酔ってしまったものは 仕方がない。不可抗力と言う奴です。 今のところの展開ではタイトルはこれで正解って 所ですね。あとは巻を重ねる毎のお愉しみって 所でしょうか。 たとえばタイトルが物語の中で有効活用される 展開…
J.L.ラングレー 麻々原絵里依
書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを お察しの事かと思われます。 ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと 言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと はぐらかす事しか出来ない訳です。 このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を 調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と 捉えて良いかと。 そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に 渡されている模様で…
真柄うしろ
デビュー2冊目で固めた路線を更に固めた感が強い3冊目。 ここまで来ると好き嫌いが真っ二つに分かれそうな気が しますね。 ただ何となく…本当に何となくですが、空気では無く 言葉に語らせようとし始めてないかなと言う懸念が。 作風と路線を貫くなら貫くで良いのですが、その辺りは 作品の空間が折角あるのですから空気として醸し出した方が 良いかなと些かの老婆心。 落とす為の言葉もそれなりの空気…
単行本の軸になる作品の重要性がよく判る、 そう言うこの方の二冊目の単行本です。 いや実際安定感が違いますね。 イントロばかりが収録された感のあるデビュー単行本は 色々な味わいがあって美味しくはありましたが その味わいにパンチが欠けていました。 表題作を軸にして作風に真正面から向き合った感のある この本は、さりげない味わいですが噛み締めれば まだまだ深い味わいがあると期待させる そ…
淡路水 サマミヤアカザ
縁あって手に取った一冊です。 物語の折々にアクセントとしてチョコレートが 登場します。 チョコレートと言うのは面白い食材で、甘味が 重要な要素でありながらそこだけに重点が 置かれると途端に持ち合わせている風味が 台無しになってしまう。 甘さを際立たせる為の他の風味があってこそ チョコレートは初めてチョコレートとしての 存在価値を確立する訳です。もっとも他の風味が わざとらし…
加山弓
可愛らしい年上と大人ぶりたい年下と言う 組み合わせはあっさり展開出来る様に見えて 匙加減を間違うと物語自体が失速します。 タイトルこそ軽い感じのこの表題作ですが、 受け攻め双方ともにそれなりの男のプライドを 押し付け合っているものですから甘々を 期待した方には少し付き合い辛いかも知れません。 ただ、押し付け合いが理解に転じてからは かなりあっさり氷解してますね。 それはそれで物足…
日の出ハイム
さて、梗概から天の巻を経た謎解きへと 集約される巻ですが…色々と重いですね。 それも痛みを伴う重さならどうにかしようが あるのですが、それ以前の所から伏線を 引かれた重さなので何処をどう避けようと 回避が出来ない。精々まともに当たるか 傍杖を喰うかと言うかの二択しか出来ない。 含まれ描かれている想いが濃いから 当たって損は無い訳ですが、読むタイミングに よっては理不尽な想いを抱く…