イサヲさんのレビュー一覧

恋する暴君 8 コミック

高永ひなこ 

一区切り…なのですね

途中で終わったと思い込んで買い直したり、表紙もどれがそれやらで同じもの買ったり、限定版やペーパー欲しさに本屋めぐったり…いったいこの作品にいくらつぎ込んだろうか(白目)
そのくせ先輩のこと最後まであまり好きになれなかったんだよなあ…。
この作品のタイトルって、暴君が恋してるはずなんだよね。え?
となってしまうことしばしば。『暴君に恋してる』のが合ってるんじゃないかなと。
ツンデレって、やっ…

2

なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… 小説

小林典雅  山本小鉄子 

中世って

予想外な中世宮廷もの。
典雅さんで中世って…?と一瞬だけ怯みましたが、典雅さんならきっとどこの国だろうがどの時代だろうが宇宙人ものだろうが、絶対おもろいはず。
そう盲信しながら読みましたけどもね、ほーらね、やっぱり面白かったですよ。
中世後期の欧州の、とある王国の片田舎に暮らしている、領主の息子アルブレヒト。
アルは15人兄弟の末息子で、敬虔で純真で素朴で可愛らしい17歳。
畑を耕し牧畜…

3

隣人はドアを叩く コミック

久我有加  麻生海 

久我さんのイメージ通り

初めてのオリジナル作品を先に読んで、好きになった麻生さん。
原作のある作品も読ませていただきました。
久我さんの漫才師シリーズは読んだことがないのですが、それとはまた別のお話なのかな?
ピン芸人とリーマンという、接点のなさげな二人がたまたまお隣同士で、という内容ですが、ほんわかしてますな~。
リーマンの戸並君がカワイコタンですが、芸人の功平さんともなんだか普通のお付き合いで色気を感じず。

0

家賃半分の居場所です。 コミック

麻生海 

浮気者特集

麻生さん、オリジナルもけっこう好き!って思ってたので新作期待しておりました。
短編と知らずに読んでいたので、2話目にお話が切り替わってることに2ページも気づかなかったよ!
3話お話がありますが、どのカップルも激似なんです。なぜだ。なんか意図があるのか?
でも、表題作けっこう好きでした。
マイノリティゆえの恋愛への臆病さ、妥協する哀しさ、その辺の白石君の微妙な心情を丁寧に描いてくださっていま…

2

今夜はテイクアウトにて コミック

ミナヅキアキラ 

ハイクオリティ

商業ではデビュー作ですが、お話の面白さ、黒の使い方が美しく惹きこまれる絵・・・作品としてのクオリティ高いの何の。
かなりのご経験と腕前のある方だと思います。

表題作は、バーガーショップ店長×本社企画部勤務社員のお話ですが、セクハラ店長岩切の猛アタックに、押され押されて結局陥落してしまう松本。
いつもふざけているようでいて、実は有能で切れ者な岩切も良いですが、松本のツンデレ具合の丁~~~~…

3

やがて、藍になる コミック

えすとえむ 

色がはっきりと見えてくる

どこまでもエスパニョールなお話が印象強いえすとえむさんですが、この作品は日本の伝統工芸である藍染めの魅力と、職人ならではのストイックな空気感、技法の継承の困難さと、どこか閉塞的な感じがとてもよく表現されてて、おお、こんな題材も描かれるのか!と嬉しかったです。
李/相/日/監督か西/村/美/和/監督に映画化してもらいたい。
そうなると浅野某と加瀬某とかどうだ。いいじゃないか同じ事務所だし。
な…

4

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

この暗い表紙…賭けに出てるなあ

時代ものや医療ものなどは、よほど念入りに下調べをなさっている作品でないと・・・少しでも穴があったりすると興醒めしてしまうように思えます。
どうも普通の設定より、読者側が厳しくなるような気がしますがどうでしょう。
このお話も、時代考証してしまうとアレ?みたいなことが結構あるので、そこはもうぎゅうっと目を瞑って。
いいの。もう日高さんの作品なら。
絵にどんどん無駄なところがなくなってて、洗練さ…

6

シグナル コミック

日高ショーコ 

この二人もいいけれど…

以前この作品を読んだことがあるのに「嵐のあと」を読んでいでも、なぜに榊のことをまるきし思い出せなんだか。
それは、あまりにも受けがツンデレで、めずらしく主役カップルにときめいたからだったようです。
こんなに山盛り登場してたっけ榊…しかも、ものすっごく俺様メガネで見逃すわけないんだけどな~とナゾは深まるばかりでした。
読んだ後にぜひ榊でスピンオフを!と願ったはず。忘れてるだけだ。
それは年の…

4

願い叶えたまえ(3) コミック

西田ヒガシ 

映画化希望!

3巻分いっぺんに感想ってのはちょっと無理かもなーとは思いつつ。
西田作品は読んだ作品が常に1番になる不思議な現象が自分の中で起こっています。
ヤクザものと聞いて、勝手に任侠モノだと思い込んでましたが、まさかこんなヒューマンドラマだったとは。どんな設定でも西田節は健在。アクが強いですね。素敵です。
ケーキ屋の息子でとてもプロとは言い難いレベルのピアニストの絹川が、裏社会に生きている深見のサンク…

6

社長 桃井くん コミック

西田ヒガシ 

唖然とした

こないだBSかなんかでやってたの録画した『ゴッド・ファーザー』3部作を観ちゃいました。
特に秀逸なのは2なのですが、若き日のアル・パチーノがアップで「ためる」シーン…なにかすごく見覚えがあると思っていましたが、西田さんの作品の「ため」と、すごく似てるんだと気づきました。
セリフもなくただじっと見据えてくるだけなのに、とても饒舌。たまらん色気です。
というわけで、西田さんの新作ですが…
前情…

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