イサヲさんのレビュー一覧

猫の遊ぶ庭~気まぐれ者達の楽園~ 小説

かわいゆみこ  今市子 

今市子さんの世界とマッチし過ぎ

えっ読んでないの?読まなきゃ!と言われたことがあり、気になっておりました。
いざ読み始めたら、いや~1巻読めなくて読めなくて(笑)
なんでだかわかんないけど10ページも読むと寝てしまうという…けっして眠くなるようなお話じゃないんですよ。
なんだろう…静かな文章が心地よく眠りに誘うのか??
10ページ読んで寝ちゃうと、続きから読もうとしても、えっとなんだっけ?となって、また遡るというわけで、…

1

王子、池袋系。 コミック

サクラサクヤ 

王子もヒナも可愛いったらない!

初読み作家さんです。小説の挿絵がイケメンすぎてイメージと違ったことで覚えていたもので、このお話ももっとシリアスな王子のお話だと決めつけてましたが、
面白かった~!
中途半端な子供っぽくない王子でしかも王子ならではといった天然ぶり。
キラキラなのにかなりエロ魔人で、そこがまた天然っぽい。
思いっきりキャグではないのに、そこかしこにクスッと笑いどころがあるし、主役二人がBL漫画にハマってサイン…

0

恋の中 コミック

桃山なおこ 

淡々としているのに心に残る短編集

前作の短編集では、雰囲気にばらつきがあると感じたのですが、今回もまたシリアスな作品の中にひとつだけちょっとコメディ調な作品があります。
でも違和感なし。どれもたまらなく好きでした。
表紙もいいですね~。読む前にも目を引いたけど、読後改めて広げて眺めると、ひとりひとりにジーンときちゃいます。

「恋の中」
喪服姿の30代半ばの男性とサーファーの青年のお話。
海を見つめていた喪服の男性が語…

2

この世界でたった二人 コミック

桃山なおこ 

どこまでも硬派がたまらない!

ヤクザとその愛人と用心棒。
車や建物の感じからすると昭和30年代ぐらいかな。ボタ山といえば福岡の筑豊ですね。
炭鉱の地で男たちは気性も荒く、そんな町にわけあって兵庫から流れ着いた根津。
早速チンピラに絡まれて大立ち回りをし、それをたまたま見物していたヤクザの三男坊義昭に腕っ節の強さを買われ、自分の用心棒にならないかと持ちかけられる…

淡々と話は流れますが、コマ割りの巧みさで緩急があるも…

4

運がいいとか悪いとか コミック

館野とお子 

加賀屋さんに幸あれ

いやこれ、タイトルは「これでいいのか悪いのか」と記憶に残りそうで(笑)
ラスト、当て馬だったのはどっちなんだよ、ええ~。となります。
いやーもう「てっきりこうなると思ってた」とは反対の結末に、ちょっと茫然としています。
それなのに、これはこれでいいのか。うん。いいんだな。と、妙な納得を覚えるもまた確か。
国富さんいいな~。仕事できるけどちょっとダメっぽい感じとか、くたびれてるけど枯れてはな…

4

さよならチキン コミック

梅松町江 

面白かった!

表紙の雰囲気からシリアスで重く暗そうなお話かなと思っていたもので、良い意味で拍子抜けです。
だって帯の文が…
「信じて」って君は言ってくれたけど、多分、僕はその言葉のすべてを真に受けることができない――。」
ってさあ…暗そう。まあたしかに、明るくはないんですが、モノローグでぶふっと吹くシーンも多く、話の進め方のテンポが良くてセリフも自然で、先生のぐるぐるした思いも共感でき、なにより全体を通し…

1

ワンウェイの鍵 CD

大好きです。

私ね大好きなんですこの作家さんのお話も絵も。
絵は評価低いようですが、私はッ好きだ!ぎこちなさも個性!(失礼だよ)
デビュー作『さよならチキン』では高校生と教師、次の『ショクドー・ディナーショー』では大学生とリーマンときて、ようやくリーマンオンリー!あ、一人学生がいたか。まあいい。
大人同士のはずだけど、なんだか子供っぽいこと言ってたりやってたりってのも、そこがまた、いいんです。
椎名の元…

1

永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

苦しい。でも読んでよかった。

榎田さん作品の中でダントツに読むのがしんどいと聞いたことあるので、どれほどかと思いつつ読んで、わずか42頁で挫折。
どう考えてもハッピーエンドじゃないってことは最初からわかってしまってるし、浩一があまりにも無垢な犬で、悲しすぎる。
でもなんとか気力を振り絞ってそこからはラストまで一気読みしました。
読まなきゃよかったと半分思うほど号泣してしまい、そのあと2時間ほど眠れなくて弱りました。
魚…

4

王様のベッド コミック

草間さかえ 

芸術だな

3話のリミックス。共通点は痛々しい怪我と田舎。あ、あとワンコ。草間さんだもんそれは仕様ですね。

表題作よかったな~…山の上にある家。雪に閉じ込められてって、ちょっとサスペンスですよね。
シャイニングとかミザリーなんかを思い出す…
ケーブル会社のエンジニア古賀君(ゲイ)が配線修理に訪れた辺鄙な山奥の家には、若く美しい彫刻家が住んでいた。
明治さんのお話でもありそうな設定だな…で、もっとお…

3

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ハートフルストーリーがお好きなら!

絵師さんで小説を選ぶのもいいかもしれない、と小山田さんイラストの小説を片っ端から読みたいと思ってるのですが、これは評判もとてもよかったので早いとこ読みたかった!読めて幸せ!!
しかし主人公ニーナのお相手の陽光君は11歳の子供…
雁須磨子さんの『猫が箱の中』を思い出しましたよ。
子供の方が大人びていて、大人の方が頼りなげ。タイトル通り一緒に成長していく姿を追うとこが見どころなわけだけど、子供だ…

4
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