藤棚さんのレビュー一覧

P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

愛し愛される二人

1巻で忍まっしぐら愛を見せた純佑は更にパワーアップ。
彼の忍へ向ける愛情の強さには、頭が下がります。
これだけ愛されたら、超ハッピーでイイ気分になれると思うのですが。
強すぎる愛情に、逃げ腰になるのが忍です。

なぜこんなにも忍が臆病なのか。
それは彼の生い立ちが関係してくるのでしょうね。
2巻でチラリと語られた忍の過去は、あまり恵まれたものではなく。
彼の明るくてフレンドリー…

1

幻想薔薇都市 兼次おじさまシリーズ コミック

本橋馨子 

ビシバシの睫毛!これは宝塚か?!

初めて本橋さんの作品を読んだときは、あまりの濃さに吃驚しました。
瞬きをすると風が起こりそうな、宝塚歌劇団ばりの長い睫毛!
お城のような豪邸に、画面狭しと薔薇が飛びまくる。

超お耽美です。
かなり好き嫌いの分かれる画風だと思います。私も当初は苦手でした。
しかし『花とゆめ』に掲載された「兼次おじさまシリーズ」を読み、
ギャグで笑わせて気を抜かせていると、切なさでぐっと乙女のハートを…

1

P.B.B. プレイボーイブルース 1(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

今さらハマってしまいました

人気作家ということは存じていました、鹿乃しうこさん。
しかし今まで機会がなくて、私は鹿乃作品を読んだことがなかったのです!
先日、とある作品目当てで肌色全開裏表紙で大評判となったGOLD6月号を購入。
付録「P.B.B」ドラマCDを聴き……シャンパンコールに乗せられて、
うっかりコミックスを購入。

面白かったです!!

百戦錬磨っぽい元No.1ホスト・忍が、
実は超寂しがり屋で…

4

野獣で初恋 コミック

大和名瀬 

熱暴走!

あらすじの「気づいたら鷹田の身体は桧垣目がけて熱暴走!? 」に、
激しく納得な表題作でした。
本来はストイックで理性的な鷹田が、抑えきれない桧垣への思いに悩み、
そして暴走一直線の姿が若々しくて。
濡れ場でのがっつき具合にもニヤニヤしてしまいます。

形振り構わず自分に向かってくる鷹田を、年上らしく宥めようとする桧垣。
彼には苦い過去の経験があるため、鷹田の思いを易々とは受け入れませ…

3

俎上の鯉は二度跳ねる コミック

水城せとな 

まさに恋愛は業……

コミックスを読み終わり、なんだか頭がボーっとしながらPCに向かっています。
モバフラ配信は見ておらず、今回が初読みです。

駄目になると判っている。
どうしようもない相手だと理性では判るのに、本能で突っ走ってしまう。
そういう恋愛の「どうしようもない」部分が見事に描かれ、読み応えがありました。

ラストも「一応、ハッピーエンド」というか。
限りなくダークなハッピーエンドだったと私は…

2

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

やんごとなきお方の恋愛事情

遠野さんの小説は読んだことがない私です。
当然原作は未読、茅島さま初体験です。
まず作品の浮世離れした雰囲気に、読んでいて現実を忘れました(笑)

真のやんごとなきお方は、ご自分の影響力をよくご存知で、
不用意な言動を避け、なるべく感情を抑えて生活なさなると、
以前なにかの本で読んだことがありますが。
茅島さまは正に真のやんごとなきお方で、うっとりでした。

望めば何でも手に入…

2

不思議飴玉 増量版 コミック

ユキムラ 

ツブヤく布団……

収録作品の中では「そのツブヤキには訳がある」が一番好きです。
布団のツブヤキがたまらない!!
この健気な布団が使われる日はいつでしょう……?(笑)

呟く布団に笑っていたら、可愛いアロワナも登場。
「赤魚」は「アロワナ」のことを好きだったのでしょうか?
そう思うと、なんだか切なかったです。

表題作シリーズは素直になれない吉本と、
のほほん雰囲気だけど意外と押しが強い松田。
そ…

1

恋愛さばいばる 小説

うえだ真由  天禅桃子 

子供相手に大人気ない

教師×生徒の恋で年の差もの(9歳差)。
恋のライバルだと思い敵視していた相手の狙いは、実は自分だった?!
あらすじにあるように、年上の男に翻弄される高校生・篤史の受難の物語です。

物語は篤史目線で語られるのですが、何となく透に共感しつつ読んでしまいました。
篤史から見ると得体の知れない・訳の判らない男な透ですが。
単に「好きな子にはちょっかいをかけずにいられない」いじめっ子体質の男な…

0

まなざしから恋は香る 小説

水瀬結月  小路龍流 

恋の舞台は図書館

『図書館』『司書』というキーワードに惹かれて読みました。
初読みの作家さんです。

図書館で司書として働く和穂。彼の本にかける情熱や、
本の所蔵量が少なくて悩む姿は、本好きの私には好印象でした。

そして堅物な和穂にちょっかいをかけるのは、派手な文芸評論家・進土。
図書館に通い熱心にアプローチをかけてくる進土を、
営業スマイルでかわす和穂のやりとりはテンポがよくて面白かったです。

0

ドアをノックするのは誰? 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大人のホロッとするラブコメ

遊び人の大学助教授が、美貌のサラリーマンに交際を申し込む場面から始まった物語。
男が男に交際申し込みという特殊な状況でありながら、
どこか淡々?飄々??とした二人の会話に軽い笑いを誘われました。

自分の告白をアッサリと受け入れ、尽くしまくる頼久に、メロメロになってしまう甲田。
天然で天使と悪魔の顔を使い分ける頼久は最強でした……
そして物語を読み進めて行くうちに、
頼久に振り回され…

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