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藤たまき
藤棚
聖に新しく友達・光が出来たことに、非常に怒る日高。 はじめての兄弟喧嘩。日高との気持ちの擦れ違いに凹む聖。 日高が光を聖に近づけたくない理由が、 日高の生い立ちにあるらしいと知った聖は、 自分の親達の過去を調べてゆくのですが…… 親世代の話と、日高の幼少時の話が切なくて可哀想で。 いつ家を追い出されるかもしれない不安と ひとり戦ってきた日高の心境を思うと、少し泣けました。 …
吉原理恵子 小菅久実
神の嫉妬の雷で「影の館」が崩壊。 ルシファーの魂は下界(人間界)へ流されました。 そんなルシファーを諦めることが出来ないミカエルは、 ルシファーの魂を探します。 長い年月をかけて人間として転生したルシファーを見つけ出したミカエルでしたが。 ルシファーの魂には「暗闇(サタン)の封印」がかけられ、 ミカエルが近づくとルシファーの魂は壊れてしまうのです。 ミカエルが抱くルシファーへ…
砂原糖子 高久尚子
真面目で不器用すぎるゲイと、遊びなれたノンケ男の恋。 自分の脚本のネタの為にゲイの振りをして、 恋愛初心者で初心な多田を騙し、 付き合っていく新山は結構、酷い男だと思います。 最低な男なのですが。困ったことになんとなく、魅力があるんですよ。 そんな新山に、どんどん惹かれて行く多田。 いままでゲイであるという事に後ろめたさを感じ、 恋愛をしないように自分をセーブしてきた多田は、 …
大和名瀬
「デキる男の育て方」のスピンオフ作品だそうですが。 「デキる~」を未読の私でも充分楽しめて、萌えました。 儚げな容姿とは裏腹に、自分に厳しくプロ意識が高い男前な美人(山咲)の魅力に、 畠山共々ノックアウトされてしまいました。 ツンツンの山咲が後半にちらりと見せた「デレ」は最強です。 そんな山咲をどこまでもどこまでも追いかける畠山。 彼の一途で大きな愛情には脱帽(笑) プラ…
うえだ真由 高橋ゆう
同居することになった父の教え子(建志)は、 世里の生活態度に口煩く干渉。 一人暮らし同然な気楽な生活を楽しんでいた世里は、 そんな建志が窮屈で仕方がありません。 初めは口煩い建志が鬱陶しく、 早く出て行って欲しいと願っていた世里でしたが。 気弱になった自分をがっしり受け止めてくれる、 建志の大人の男の包容力や優しさに触れ、徐々に惹かれていきます。 年下の可愛い世里に甘えて欲…
高遠琉加 北上れん
収録されている三作品全てに、 過ぎ去ってしまった美しい時間に対する愛惜の念を感じました。 どれだけこの時に留まりたいと思っていても、 時間の流れは止められません。 後悔や、忘れられない恋。 どうしようもない思いが交差する様子に、胸を衝かれます。 個人的にお話としては「赤」が一番、好きなのですが。 少し泣いてしまったのが「青」「薔薇色の人生」。 特に「青」は、いつか旅の終わり…
高遠春加 加地佳鹿
匡一は「甘くて苦いビターチョコレート」だと、七瀬が言っていますが。 シリーズ第二弾は、まさにビターチョコのような味わいでした。 恋人として気持ちが通じ合い、同棲生活に突入しつつも、 キスから先になかなか進めない七瀬の恥じらいや戸惑いは、 読んでいて可愛くてニヤニヤしてしまいます。 そんな七瀬に優しく手ほどきをする匡一の優しくて甘いこと! しかし中盤、匡一が有名女優の隠し子騒動に…
現在は改名され、高遠琉加で活躍されている、 高遠さんの初単行本です。 もしかしてこれが、高遠さんのデビュー作なのでしょうか? 私は高遠さんは『愛と混乱のレストラン』で初めて知ったので。 この作品を読んで現在との文体の違いに、吃驚しました。 ライトノベルでよく見られる一人称の自分突っ込みで、 お話しもアップテンポに進んでいきます。 作品のライトなノリが合わなくて、 初期の高遠…
英田サキ 奈良千春
ハードボイルドは男の世界で、男と男が(精神的に)命ギリギリで愛し合っている的な 描写が一般小説でも映画でもガンガン出てくるし、萌えるので。 わざわざBLで読まなくても…… というかBLでやるのは、かえって難しいのでは?と思っていました。 なのでハードボイルドタッチなBLは、実は今まで避けてきたのですが。 この作品はあまりにも評判が良いので、手に取ってみました。 やはりハードボイルド…
山田ユギ
1巻ではキス止まりだった清水と梅谷。 なんとなくお互い意識しつつも、表面上は変わりなく穏やかな 貧乏生活を続けている二人の部屋へ、梅谷の妹が乱入。 三人暮らしがスタートしてしまいます。 しかし梅谷妹乱入が起爆剤となり、清水と梅谷は相手への気持ちを どんどん深めていきます。 清水と梅谷。そして梅谷を熱愛している妹・佐保。佐保に片思いの前田。 この四人がそれぞれ一途で健気で、いじらし…