藤棚さんのレビュー一覧

フラッグ 2 コミック

藤たまき 

スイートホームストーリー完結巻

聖に新しく友達・光が出来たことに、非常に怒る日高。
はじめての兄弟喧嘩。日高との気持ちの擦れ違いに凹む聖。

日高が光を聖に近づけたくない理由が、
日高の生い立ちにあるらしいと知った聖は、
自分の親達の過去を調べてゆくのですが……

親世代の話と、日高の幼少時の話が切なくて可哀想で。
いつ家を追い出されるかもしれない不安と
ひとり戦ってきた日高の心境を思うと、少し泣けました。

1

暗闇の封印 邂逅の章 小説

吉原理恵子  小菅久実 

「影の館」続編

神の嫉妬の雷で「影の館」が崩壊。
ルシファーの魂は下界(人間界)へ流されました。
そんなルシファーを諦めることが出来ないミカエルは、
ルシファーの魂を探します。

長い年月をかけて人間として転生したルシファーを見つけ出したミカエルでしたが。
ルシファーの魂には「暗闇(サタン)の封印」がかけられ、
ミカエルが近づくとルシファーの魂は壊れてしまうのです。

ミカエルが抱くルシファーへ…

4

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘から始まった恋

真面目で不器用すぎるゲイと、遊びなれたノンケ男の恋。
自分の脚本のネタの為にゲイの振りをして、
恋愛初心者で初心な多田を騙し、
付き合っていく新山は結構、酷い男だと思います。
最低な男なのですが。困ったことになんとなく、魅力があるんですよ。

そんな新山に、どんどん惹かれて行く多田。
いままでゲイであるという事に後ろめたさを感じ、
恋愛をしないように自分をセーブしてきた多田は、

2

無口な恋の伝え方 コミック

大和名瀬 

続きがとても楽しみな作品

「デキる男の育て方」のスピンオフ作品だそうですが。
「デキる~」を未読の私でも充分楽しめて、萌えました。

儚げな容姿とは裏腹に、自分に厳しくプロ意識が高い男前な美人(山咲)の魅力に、
畠山共々ノックアウトされてしまいました。
ツンツンの山咲が後半にちらりと見せた「デレ」は最強です。

そんな山咲をどこまでもどこまでも追いかける畠山。
彼の一途で大きな愛情には脱帽(笑)

プラ…

3

それはそれで問題じゃない? 小説

うえだ真由  高橋ゆう 

年の差、12歳

同居することになった父の教え子(建志)は、
世里の生活態度に口煩く干渉。
一人暮らし同然な気楽な生活を楽しんでいた世里は、
そんな建志が窮屈で仕方がありません。

初めは口煩い建志が鬱陶しく、
早く出て行って欲しいと願っていた世里でしたが。
気弱になった自分をがっしり受け止めてくれる、
建志の大人の男の包容力や優しさに触れ、徐々に惹かれていきます。

年下の可愛い世里に甘えて欲…

0

ホテル・ラヴィアンローズ 小説

高遠琉加  北上れん 

じんわりとして、泣ける

収録されている三作品全てに、
過ぎ去ってしまった美しい時間に対する愛惜の念を感じました。

どれだけこの時に留まりたいと思っていても、
時間の流れは止められません。
後悔や、忘れられない恋。
どうしようもない思いが交差する様子に、胸を衝かれます。

個人的にお話としては「赤」が一番、好きなのですが。
少し泣いてしまったのが「青」「薔薇色の人生」。
特に「青」は、いつか旅の終わり…

4

地球は君で回ってる―神経衰弱ぎりぎりの男たち 2 小説

高遠春加  加地佳鹿 

甘くて苦いビターチョコレート

匡一は「甘くて苦いビターチョコレート」だと、七瀬が言っていますが。
シリーズ第二弾は、まさにビターチョコのような味わいでした。

恋人として気持ちが通じ合い、同棲生活に突入しつつも、
キスから先になかなか進めない七瀬の恥じらいや戸惑いは、
読んでいて可愛くてニヤニヤしてしまいます。
そんな七瀬に優しく手ほどきをする匡一の優しくて甘いこと!

しかし中盤、匡一が有名女優の隠し子騒動に…

0

神経衰弱ぎりぎりの男たち 小説

高遠春加  加地佳鹿 

高遠春加(琉加)さんの初単行本

現在は改名され、高遠琉加で活躍されている、
高遠さんの初単行本です。
もしかしてこれが、高遠さんのデビュー作なのでしょうか?

私は高遠さんは『愛と混乱のレストラン』で初めて知ったので。
この作品を読んで現在との文体の違いに、吃驚しました。
ライトノベルでよく見られる一人称の自分突っ込みで、
お話しもアップテンポに進んでいきます。

作品のライトなノリが合わなくて、
初期の高遠…

1

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

ハードボイルドとBL

ハードボイルドは男の世界で、男と男が(精神的に)命ギリギリで愛し合っている的な
描写が一般小説でも映画でもガンガン出てくるし、萌えるので。
わざわざBLで読まなくても……
というかBLでやるのは、かえって難しいのでは?と思っていました。
なのでハードボイルドタッチなBLは、実は今まで避けてきたのですが。
この作品はあまりにも評判が良いので、手に取ってみました。

やはりハードボイルド…

5

冷蔵庫の中はからっぽ 2 コミック

山田ユギ 

相変わらず貧乏な二人

1巻ではキス止まりだった清水と梅谷。
なんとなくお互い意識しつつも、表面上は変わりなく穏やかな
貧乏生活を続けている二人の部屋へ、梅谷の妹が乱入。
三人暮らしがスタートしてしまいます。

しかし梅谷妹乱入が起爆剤となり、清水と梅谷は相手への気持ちを
どんどん深めていきます。
清水と梅谷。そして梅谷を熱愛している妹・佐保。佐保に片思いの前田。
この四人がそれぞれ一途で健気で、いじらし…

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