藤棚さんのレビュー一覧

春の声 小説

久我有加  藤崎一也 

久我有加さんのデビュー作品

社内の派閥の関係で、大阪から東京へ飛ばされた篤也。
篤也は生粋の関西人で、東京の流儀に馴染めません。
おまけに仕事では後輩の浩明とコンビを組むことになり、
彼の態度や標準語にもイライラする日々を送ります。

お互い気になる存在なのに、
意地や気遅れ・コミュニケーション不足で、
どんどん擦れ違ってゆく二人。

標準語を話す奴なんか信用できるか!と、浩明を認めない篤也。
心を開かな…

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幻月楼奇譚 コミック

今市子 

限りなく昭和初期に近い時代の物語

大店の道楽息子・升一郎が言い寄ったお相手は、
花魁ではなく幇間(たいこもち)の与三郎。

与三郎は物の怪が見えるという設定ですが。
物の怪の不思議さや怖さより、人間の欲望の深さや悲しさ、
恐ろしさをノスタルジックに描いた作品。

冗談なのか、本気なのか?升一郎の口説き。
それをサラリとかわす与三郎。二人の駆け引きがコミカルで楽しい。
今後、この二人がどうなるのか?とても気になりま…

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