藤棚さんのレビュー一覧

眠れぬ夜は誰のせい コミック

村上左知 

ココロとカラダがひとつになる時

本屋で表紙を見たとき、てっきり「リーマンもの」だと思い、購入。
粗筋にあった「男子寮」も、会社の社員寮だと思い込んでいました。
しかし読んでみたら、青春・学園もの!(笑)
微妙に「失敗したかも…」と思ったりしたのですが、これが面白かったです!!

一夜だけの行きずりの関係を結んだ相手と、クラスメイトとして再会。
しかも寮では同室……こ、これは気まずい関係ですね。
戸惑いつつも生活を共…

2

その指のたどる傷 コミック

剣解 

剣解さんの初コミックス作品

これが初コミックスのようですが、相変わらず絵が美麗。
スケーティングも濡れ場も、身体の腺が色っぽくて萌えます。

太陽のように明るく温かいアレックス(アル)と、
月の光のような凛とした美しさを持つ由良。
そんな二人のスケーティングは全く対照的。

実力も才能もあるスケート選手同士の恋。
自分にないものを持っている相手に憧れ、時には嫉妬し、そして恋をして。
並んで歩いて、未来へ向か…

1

いとこ同士 コミック

今市子 

二重の禁忌

恋愛相手が同性で、しかも血が繋がっている。
そんな二重な禁忌に悩む「いとこ同士」。
愛があれば性別も血縁も軽く超えてしまうBLが多い昨今、
これぐらい葛藤してくれるお話を読むのはかえって新鮮です。

いとこ同士って結婚が出来る間柄で、兄弟よりは遠いですが。
やはり血は繋がっていて、微妙に顔が似ていたりするんですよね。
しかもお互いの親は、小さい頃から良く知っている「おじさん」「おばさ…

2

B級グルメ倶楽部 2 コミック

今市子 

恋する二人の日常

7年越しの恋を実らせ、晴れて恋人同士となった鬼塚と吉野。
甘い時間を過ごしたい二人ですが、些細な事で気持ちがすれ違います。
相手の何気ない言葉に不安を覚えたり。
好きだからちょっとしたことで疑心暗鬼になってしまう(特に吉野が)。
そういう恋人同士のよくある日常を、双方の騒がしい身内を絡めて、
テンポよくコミカルに描いて行きます。

ぶっちゃけ二人とも、相手にメロメロで。すれ違いの様子…

2

朱い熱 私立櫻丘学園寮 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

シリーズ第3弾は激痛でした

今回の主人公は、1作目・2作目で毒を吐きまくっていた問題児。
「櫻丘寮の悪魔」こと松嶋理利 (リリ)。
彼が主人公なら、あまあまな物語には到底ならないだとうと予想はしておりましたが。
思った以上に痛いお話しでした。

「姿形は天使だが、開いた口からは毒しか出てこない」松嶋が唯一、
心を傾け信頼しているのが、櫻丘寮の寮長を努める従兄の斎木志鶴。

志鶴は愛情を込めて、松嶋を「リリ」と…

3

B級グルメ倶楽部 コミック

今市子 

カレーの王子様

高校時代の憧れの先輩・鬼塚に再会した吉野。
再び鬼塚へ心惹かれる吉野だが、どうも鬼塚も吉野のことを……?
7年越しの恋は実るのか?!

鬼塚の非常に分かりにくいアプローチに、ぼんやりさんな吉野。
そんな二人の距離が縮まるまでは、笑える紆余曲折がてんこもり!
ほのぼのとコミカルに物語りは進みます。

カレーパンに始まる鬼塚のマニアックな拘りは素敵でした。
下唇のぽっちゃり具合は萌え…

1

専属契約 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

再読をオススメしたい作品

「女装モデル」といういかにもBLファンタジーな設定に、
いくら華奢な少年とはいっても、無理があるんじゃないのか?
と当初は思ったのですが。
それを不思議と違和感なく、すんなり読ませてくれます。

人物の心情や状況について詳細な説明がないので、
書き込み不足と言われてしまう場合もありますが。
私は想像をかき立てられ、グイグイと惹きこまれました。

面白かったのは、彗の目線で語られて…

4

水の化石 小説

麻生玲子  片岡ケイコ 

シリーズものでした……

『一万年+3日』という作品の続編だそうですが。
第1弾を読まずにいきなり、この第2弾を手に取ってしまった私です(苦笑)
シリーズ物ならそう分かるようにハッキリ、
表紙かタイトルに「2」とか入れて欲しいと思いました。
BLのシリーズ物って、シリーズだと分かる表記があまりないですよね。何故でしょう…

メインカップルの馴れ初めという肝心な部分を飛ばしているので、
この本も楽しめるかどうか…

1

スイート・セプテンバー 小説

藤代葎  水名瀬雅良 

再生の物語

傷ついた二人が寄り添い、未来に向かって歩き出す物語。
夏南と橋場、それぞれ抱えている心の傷は、結構深くてハードなのですが。
海辺の家が舞台のせいか、それとも藤代さんの作風なのか?
ドロドロと暗くならずに、全体的に爽やかで優しい雰囲気に包まれています。

物語の展開は王道で、読者の多くはオチを予想できるのではないかと思います。
代わり映えがないと言えばそれまでなのですが、二人が親密になっ…

3

風の色を映す 小説

麻生玲子  小山田あみ 

シリーズ第2弾

シリーズ物だと知らず、手に取ってしまいました。
私はそそっかしいので、よくこういう失敗をするのですが。
BLのシリーズ物の表記は分かり辛いです!

メインカップルの馴れ初めという、肝心なお話を知らずに、
2作目から入りましたが。1作目を知らなくても大丈夫でした。
中学生×大学生という年の差カップルが繰り広げる甘酸っぱい恋のお話し。

年上の人に夢中になる中学生はワンコ系のヘタレ攻。…

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