ofnoticeさんのレビュー一覧

青の軌跡〈下〉 小説

久能千明  沖麻実也 

青ヲ探セ、というメッセージの意味は…!

今となっては珍しいSFモノBLの金字塔、『青の軌跡』。
ドラマCDがあまりにも面白いので原作に手出しいたしました。

1990年代、いわゆるJUNE期の作品ですからして、
文章はかなり装飾的で、とっつきにくいところもあるでしょう。
しかし、昨今のBLのように出会って恋してすぐエッチ、とはならない。

前半はひたすら三四郎とカイの対立を通して、登場人物4名の人物描写に徹しています。

2

背徳のマリア 下 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

どう評価していいかわからない地雷畑BL

木原音瀬の「WELL」と同様、いやそれ以上に評価を迷う作品。
奇想天外な展開の連続に、また究極のBLに神としましたが
これ読もうと思っている人は相応の覚悟が必要です。
ある種のホラーに近いといってもいい。
圭介もよくドン引きしないで受け入れたもんだ。

まぁ、ぬるい愛だの恋だの言うてるBLが溢れている昨今では
こういうものは出ないと思います。

男性が出産とか、精子と精子混ぜて新…

11

是(4) コミック

志水ゆき 

涙あり、エロあり、3Pありの盛りだくさん。

玄間×氷見編の続編と、双子言霊師×かわいい初陽編。
「是」を久々に読みましたが、まず何巻から読むかというと、やはりこの4巻。

玄間×氷見は、のちの彰伊×阿沙利編の前哨編といった趣もありますが、
まず、直感的に感じるのは「えらく演歌なカップルだなぁ~」(笑)
いや!演歌は日本人の心!

玄間を庇い、もとの白紙になってしまった氷見を蘇らせようと、
玄間は和記に再生を頼み込みます。

5

梟の眼 ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

コルセーア本編をしのぐスリルとサスペンス

「コルセーア」シリーズの外伝ということで、評価はめちゃくちゃ甘めだなと思う今日この頃。
しかし、「統べる者たち」よりは確実に面白い。

あらすじはもう、ほかのレビュアーがたがお書きになっているので、
いまさら申すまでもございません。

なにが見どころかといったら、ジルのスパイシーな皮肉、ツンデレっぷり
それと対をなすボリスのおとぼけっぷりでしょう。
能ある鷹は爪を隠す、といいますが…

5

赫蜥蜴の閨 小説

沙野風結子  奈良千春 

これ、なんてBL!?意表をつきすぎる設定と展開

このシリーズ、非常に好きです。
一瞬、ヤクザBL?の一言で片付きそうなのにもかかわらず、なかなかどうして、
やるなぁ…面白いよ、これ。
ま、つっこみどころはそれなりにあるんだけど、容赦のない凌辱シーン描写に神評価をつけたい。

受けの光已がですね、BLにありがちな甘い感じじゃない。
攻めの熾津臣は関西弁バリバリの武闘派ヤクザで、そりゃもう男×男のまぐわい…
しかも完璧なまでの凌辱で、…

4

Candy Quartz apartment ~ひる~ CD

花火のシーンがかわいくて懐かしくてやさしい

もーーーーーー!!!!なんて可愛いほのぼのBLCDなんだーーーー!
狐が4匹(うち2匹は人間の姿)と、
その狐さんたちが住むアパートに越してきた親子の話。

アパートの管理人さんをしている花夜野(人間化した狐)と
花夜野に惚れている暁(人間化した狐2)は嬉しかったり、びっくりすると
狐耳やしっぽがピョコン♪と出てしまいます。

狐のまんまの2匹、天晴と雷明はそんな二人?二匹を見守っ…

0

青の軌跡(4) バロック・パール CD

シリーズ中最強か

青の軌跡、シリーズが下るごとにどんどん面白くなっていきます。なかでもこれは最強。
最近のBLにはない雰囲気だし、かといって90年代にありがちなバッドエンドでも、曖昧エンドでもない。

ツンツンなカイが、不慮の事故によって記憶後退してしまうという、
あーもうありがちすぎるありがちなアクシデントが起きるわけですが…ちっともありがちに進まない!
記憶後退したカイに「イシス」という人格が現れるの…

1

激マニアックに愛して♥ コミック

東野裕 

森田はオタクじゃなくて極度の腐w

えー…ワタクシがコミックに神評価つけるのって実はヒッジョーに珍しいんですが…

こればかりは!つけさせてくれ!www 抱腹絶倒必須です!
超人的オタクの森田と、その森田が『宇宙一可愛い』と思う恋人・佐倉(もちろん♂)

森田は万能の天才です。天才とキ○○イは紙一重ってぇ言うけど、まさにそれw
しかもカッコイイ。でも、はっきりいってストーカーだよ…それでも森田を受け入れる佐倉の心の広さに…

5

長恨歌 蛇性の婬 CD

BLCDの神!森川帝王も緑川女帝もこの人たちにはまだ及ばない!

うわぁっ!スゲーもん聴いちまった!
もうこれでどんなにエロエロエロいBLCDがきても、これからはこの「長恨歌」を基準に語ることになるだろう。
ワタクシがいままでに神作つけたドラマCD全部とコレを等価値にしてもいいかもしれない。

SEが古めかしくても、構成がいまどきっぽくなくても、これはあらゆるBLCDの原点に立つ作品のひとつだろう、と思う。
BLCDの殿堂があったら、まずはこれを捧げた…

14

コルセーア ~月を抱く海~Ⅱ 小説

水壬楓子  御園えりい 

珠玉の脇役たち

コルセーアは中毒症状が出ます。
このシリーズの面白さっていったら、アヤースとカナーレの激しくも危なっかしい関係を軸にさまざまな政治的陰謀がまるで推理小説のように進むところなんですが、もう一つ、脇役がどれもこれも個性的なことですね。
一般的なBLとはかなり違います。
「月を抱く海2」はまだまだ序の口、暗示的にか語られない謎がバラまかれていますが、
自分的に気に入っているのはアヤースと、元・シ…

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