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椎名秋乃
雀影
表題作、絵はきれいだし、お話の展開も高校生らしくて、なかなかいい感じに、フンフンと読んでいたのだが、 あれ? 落丁? ここまでの、この展開で、 いきなり全部はいるのかー、、、 最後ページ数が足りなくなった? エロが必要なのかもしれないけど、ここまで育んできた物が、なんか裏切られた感じ。 エロは必要なのかもしれないけど、ちょっと残念。 いきなり挿入に至るにしても、同録の「となりのこっ…
砂原糖子 麻々原絵里依
ネタバレ
親の転勤でアパートに一人暮らししている高校生の敷の隣室に、幼なじみで同じクラスの有佐が引っ越してきてからというもの、敷の日常は心の安まるヒマもなく、、、 振り回されつつもどうしても縁の切れない10年来の幼なじみ。 意地っ張りの天の邪鬼キャラも、ここまでかわいげないと過ぎたるは何とやらで、いくらビジュアルが綺麗って言われても萌どころが見つかんない。 知り合って、たかだか10年。 それでも…
今でこそ「猫っ毛」の連載はBE-BOY GOLDに移っちゃったけど、そもそもの連載開始やコミックスはCitronのシリカ編集部だったわけで、それからするとこのトリビュートブックをCitronに付録として付けるのは全然アリでしょう。 それだけ「雲田はるこ」と「いとしの猫っ毛」は目を引く効果があるって事で、そういう私も、この付録本がなければ「よみきりシトロン」自体見逃していたと思うので、本誌が十二分…
でも、素晴らしい新作読み切り作品には出会えました。 他の方も触れてばるけど、はらだ先生の「ピアスホール」と歩田川先生の「たましいのやすらうところ」川先生の「起立せよ」の3作品が特に印象的。 「ピアスホール」は、脱いだら実は、で始まった関係が、いつしかエスカレートして、、、リアルなピアッシング描写が鬼気迫る、隠された愛の印のお話。 「たましいの~」はここにいる真実にを認めて腐れ縁のように続いた…
終わりました。 っていうか、1月号の続きの後編が掲載されました。 今月号の購入理由は、全サの応募用紙とこの作品が掲載されるから。 烏童兄がほんとにかわいくてかわいそうな人でなしで、 この泣きぼくろといい、タレ目といい、 清竹みたいなストレートなノーマルに呉れてやるのが実に惜しい。 でも清竹みたいな男は、ゆっくり着実に近づいて、めんどくさい烏童兄を確実にとらえて、烏童兄がいつか訪れるかも…
大島かもめ
もう、表紙絵から、全く隙なくお上手。 子どもの頃に見初めたテーラーを一途に思い続けて、大人になって初めてスーツを作ってもらう時にようやく好きだと告白したら、あっさり認めれていなされて、それでもめげずに、、、 絵がお上手だし、お話の展開もテンポ良く、プレゼントの話とかいい話だし、なんだかおもしろく読んじゃったけど、読み終えて、ふと思う。 何で、この主人公、ここまでこの年上の仕立屋さんに執着…
桂小町
美形双子と幼なじみのちんちくりん君のお話。 かっこいい男の子にあこがれては片想いのあれこれを、幼なじみの双子たちに訴える主人公。 そんな主人公を応援しているふりで、裏では主人公の恋が実るのを徹底的につぶしている双子の片割れ。 双子のもう一方はそんな片割れと幼なじみの両方を見守りつつ、、、 よくある設定だが、この双子がどうキャラ付けされるかでいろいろ展開が変わってくる。 この双子は男女…
丸木文華 笠井あゆみ
大正時代の箱根の鬱々とした洋館を舞台にした、美丈夫の伯爵令息・祐太郎と、その下男で幼い頃から一緒に育った庭師の息子・学の主従執着物語。 舞台は耽美のエッセンスたっぷりで、登場キャラたちも、主人公の二人をはじめ、祐太郎の家族の妹や母、高等遊民の友人、学の父親や不倫の果て出奔した学の母親など、皆揃って耽美の権化のよう。 ルビー文庫の薄い本なので、お話は下男の学の視点からの、祐太郎との関係の物語に絞…
京山あつき
デジタル処理の高細密画像が主流になりつつある今日この頃、 京山先生の、この、ビックリするくらいスッカスカな絵と、説明の省かれまくった訥々と不親切な展開は、コマの間からあふれ出してくる萌で潤され、満たされ、むしろこのお話にはこの絵でなくちゃ、この絵じゃなかったらこのお話、濃厚すぎるって思わせる。 「好き」の気持ちは、スカスカとお互いに行き違い、重なり合うことはなかなかないけど、それでも、ずっ…
篠崎マイ
表紙買いしたら、うっかりダブり買いしてしまったという、、、 この手の、今はやり風のほっそい描線のきれい系の絵のコミックスとしては、割とアタリではあったけど、2冊はいらないって位の感じかな(って、普段でも、よっぽど好きな作家さんの本でも、読む用、保存用、布教用に3冊なんて買い方はしない主義だが) 表題作をはじめ、他の作品も、愛を知らない(本気の恋愛をしたことのない)主人公が、愛に気づいて…