雀影さんのレビュー一覧

叶先生のすべて CD

てらしーの、このテンションって

原作既読です。
テンションの起伏が激しい叶先生を寺島さん、
ニコニコしながらナチュラルに変態な日高君を羽多野さん。
まさか、こんなテンションの受けを寺島さんで聞く日が来るとは、あんまり想像したこと無かったなぁ。
でも、原作だと叶先生って年不相応なくらいにかわいい絵で、設定よりは幼く見えていてから、寺島さんが叶先生を演じることで、やっと設定年齢に近づいた感じ。
日高君のわちゃは、すごく優し…

1

この世 異聞 其ノ七 コミック

鈴木ツタ 

クラヨリ様がかわいい

ほんと、初々しくってかわいいったらない。
いくら本人が、中身は60歳のおじいちゃんなのだから勘弁してって主張してみても、
この可愛さは本来の天然でしか出せないよねぇ。

この巻は前回の「えぇぇーっ」な終わり方を受けて、あまり間を開けずに読んだため、ちゃんと話は把握できたわ。
っていうか、「えぇぇーっ」なすったもんだの後のクラヨリ様が、あまりにもかわいかったから、もう、どんな展開だったか、…

1

低温ブランケット(1) コミック

国枝彩香 

重くない方の国枝さん

初恋の相手が、生命感の薄い叔父さんだったばっかりに、無駄に苦労している不憫なワンコのお話。
全体のトーンはコミカル寄り。
キャラの絵もシリアス顔より、ちょっとギャグっぽくさらっとした絵が多いめ。
そんなこんなで、ドタバタしたラブコメディかと思いきや、
やっぱり、そこは、
別出版社からでている国枝作品では、デフォルト装備の、暗くて痛い生い立ち設定なんかもしっかり(ちゃっかり?)装備されてい…

2

今日も月が綺麗 コミック

木下けい子 

かわいい顔して

サラリーマン3カップルのオムニバス。
「今日も~」と「明日も~」は続き物ではありませんが、対になっているということで、「明日も~」編に、「今日も~」カプが、マンションの廊下ですれ違うシーンで登場してます。

この作品は特にだけど、木下作品って、甘い描線のかわいいふんわり系の絵とは裏腹に、登場するキャラががさつだったり、ヘタレだったりと、実はあんまりかっこよくない。
身体のラインなんかも、あ…

3

ぬるくなるまで待って コミック

のばらあいこ 

読みやすいです

「秋山くん」が辛かった方には、特にお勧め。

臆病なヘタレ同士が、前を向いて一歩踏み出す。
切なくて、じれったくて、甘い。
普通に読みやすくなって、普通におもしろい。
言葉や絵には独特のセンスが残っているけど、
きれいにまとまって、しっかりした普通のBLです。
この作品は作者さんの成長の証で、いい作品だとは思う。
でも、個人的には、秋山くんのインパクトが強くて、
普通に良くできて…

3

雪村せんせいとケイくん コミック

キヅナツキ 

設定ありき、なのかな

短編とか、中編が数作品収録されているコミックス読んでいると、それぞれの作品毎にはメインキャラが変わっているけど、舞台となる地域が同じだったり、ちょっとづつ登場キャラがリンクしたりする本って結構あるじゃない。
コミックの場合、たいていは、まず雑誌に掲載されて、それが適当な分量たまると本になるシステムで、
最初に雑誌掲載される時は、まず読み切りから始めてみて、
評判がいいようならその続編的な物が…

2

おじさんは忘れモノのなか。 コミック

北別府ニカ 

35歳は

高校生から見たらおじさん。
でも、まだ、全然若造じゃん。

表題作、おじさんと高校生君は好きあってはいるのですが、まだまだ清い関係です。
で、このおじさんは、いったい高校生君をどうしたいのか、
高校生君が大人に育って、自分を抱いてくれるのを待っているのかなぁ。
なんかもやもや。

というわけで、この表題作の雰囲気BLより、同録の「いちばんすきな人」の方が、BLとしてお話がしっかりし…

1

恋の靴音 コミック

青山十三 

靴屋さんの続き

BLのお約束とはいえ、件の靴屋さんはとうとう総ホモ化?
住田まで、、、。

表題作は、はっきりと前作の靴屋さんを舞台にしているけど、他のお話には靴屋さんは登場しない。
「王子と家来」は前作で四谷のお相手として登場した鷹場社長の弟の話。
「魔法をかけて」は前作で新宿が愚痴をこぼしに行っていたゲイバーのママが主役。
どちらも、前作より時間的には前のお話で、前の本と読み比べれば、そうだったの…

2

溺れる純愛 小説

杏野朝水  紺野けい子 

表紙買い

紺野けい子さん好きなんです。

お話はサラリーマン物。
同期入社の二人ですが、入社早々の都倉の一言で岸原は都倉を疎ましく思うように、、
ずっと本社勤務だった岸原に対し、都倉は地方の営業所で着々と成績を上げ、数年ぶりで本社に戻ってきたのですが、、。

好きな子ほどいじめたくなっちゃう攻め様と、
生真面目すぎて、自分の感情に気づけない受け様が、
攻めのある意味捨て身の謀略に、身体から籠…

2

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

久々に真っ向勝負

砂原さんの作品は、かなりな確率で読んでいるはずなのですが、ここ1~2年はちょっとSF微妙に色物な、ファンタジー色の強い作品ばかりを読んでいたような印象。
そんな折、この作品は久々にストレートなBLでした。
設定もBLの王道とも言えるおさななじみ物、それに加えて芸能界と、街金融なんていう裏稼業っぽい物までも絡めて、まさにBLの美味しいところてんこ盛り.
ファンダスマゴリア・走馬灯のように、ずっ…

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