茶鬼さんのレビュー一覧

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

歴史モノは難しいですね~

ルネッサンス期頃のベネチアを舞台にした下剋上的復讐モノな物語。
こういう時代背景的歴史ロマンて難しいと思いました。
いかにも物語物語して、ある程度の歴史があるわけなんで、そういった歴史を2人の愛が動かすというのは、どうも御伽話めいて見えてしまって(ファンタジーなんでいいのでしょうが)、妙にリアリストの部分が頭をもたげてウソ臭く見えてしまう。
国を動かすまでしないほうが、2人の関係に終始のめり…

2

籠の鳥は夢をみない 小説

浅見茉莉  南田チュン 

イイ話です、ただイイ話。

ちょっとだけ時代物のイイ話。
だけど、そのイイ話になるまでにこれでもかー!な不幸があったりとかはなく、投げやりな態度や行き違いがあったり、何気にデジャブ感が漂うよくある話ではありました。
そこに新鮮味や面白みを見つけるのはちょっと自分には難しかった。
下剋上萌えという路線もあるが、今一つな感じも・・・
受けがバカとか、ものすごくひねくれていたりとか、性格にかなり難ありだったらよかったんだが…

1

艶恋タイフーン コミック

楢崎ねねこ 

なんちゃって平安

すごいですね~GUSHで2冊同時発売!
これは、メインがパラレル時代物なんで、いつもと違った雰囲気が楽しめて愉快な一冊でした。
時代設定を平安にしたことで、当時の「通い婚」という部分がうまく使われていて都合がよいww
何気に絶滅したような盛り頭嬢やらガン黒も、果ては百合とか腐女子も登場して、コメディに仕上がってます。

いい加減な奴の右近少将の将憲と、その世話を妬いているお父さんみたいな…

0

バロックの裔~無垢なまなざし~ 小説

和泉桂  梨とりこ 

誰かが誰かのために

日本の明治時代を彷彿させる、限りなく実世界に近い架空の皇国とそこにある、バロックと呼ばれる裏社会。
表と裏の世界に住む同士を巡り合わせることで、スッパリと身分差というものを表現していましたね。
架空にすることで、あまり悲壮とか悲惨とかいう感覚が薄くなる効果があると思います。

バロックでスリとして生きようとする少年・三春が、カモとして最初の仕事をした相手が子爵家の良成。
その後も出会い、…

3

快感ラブ・クレイジー コミック

阿川好子 

一つの結論は見えているのに、そこまで引っ張る必要はあるのか?

07~08年にdrap掲載された作品ですがビーズログから単行本化。
エロシーンを大幅に描き加えて256pにもなるかなり厚みのある本です。
内容は、伝説のホストが経営するホストクラブを舞台に、そこでバイトするオーナーの甥っこの水沢と、その兄・梓の二組のラブラブバカップルの話。
読後の感想は・・・だから何なの?
これだけ厚みのあるものなのに、さほどの盛り上がりもなく、二組の特徴をずっとそれだけ…

0

これで終わりと思うなよ 小説

夜月ジン  北沢きょう 

性格は悪くないが、後半の急展開が納得できない

思った事をすぐ口にして、そしてケンカ早くて足も出る。
しかし性格はさっぱりいしていて、すぐに非を認めれば素直に謝り、動物が大好きな、元グラフィックデザイナーの新原が主人公。
外見は割とイイ感じで女性に言い寄られやすいので、それが彼の会社を辞めた原因にもなっている。

そんな彼を好きだと言い、平気でゲイを公言し、しつこく新原に喰い下がるのが、新原が勤めているアロマサロンの上の階にある男性用香…

1

紫炎 小説

橘かおる  サマミヤアカザ 

結局は体目当てだったのか

この作品、前回出た『蒼炎』のスピンオフだったんですね。
読んでいたら私設警備会社CAPSSの名前が出てきて、おや?
前回のイラストが小山田あみさんだったので、気がつかなかった!
その『蒼炎』に電話で登場していたヨーロッパ支部長のアンリが現役だった頃のお話ということで、そこに登場していたラウルもアンリの遠縁ということでチラと登場、尚人の様子を訪ねていました。
でも、その『蒼炎』は自分的に今一…

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忘れられない唇 小説

ふゆの仁子  新藤まゆり 

10年後の再選択のお話でした

大学時代、恋人と自覚もないままに付き合った彼と突然別れることになり、10年後、仕事のサポートとして再会して、また当時と同じようなシチュエーションが訪れた時、彼等は一体どういう選択をするのか?
また過去と同じ過ちを繰り返すのか?果たして・・・
三角関係と、臭いリバ(?)を取り入れた作品です。
彼等が決断を下すまでの期間は数カ月と大変短いですが、間に入る彼等の過去の話が1/3以上を占める話で、説…

1

恋しらずなチェリー 小説

早瀬亮  夏水りつ 

うっかりとちゃっかり♪

ここまで男にモテる男で、しかもそれのせいで童貞って、、ww
思わず期待してしまいました!
どうしてモテるのか、本人もわからないけれど、いかにモテるか最初にも、物語の端々にもでてくるけれど、何故だか不明~
目の下の二個並んだ泣きぼくろのせい?と思うのだがイラストにホクロが見えたのは1カットだけ・・・夏水さん、もっとそこを強調したイラストください。。。
モテる理由はいいのか?そんなにこだわらな…

2

溺れる人魚 小説

いつき朔夜  北上れん 

遊びと本気の境目はどこなのかな?

方言が特徴で、それがとっても効果を魅せるいつき作品という認識が自分にはあるのですが、今回は、主人公がちょっと緊張したりうろたえたり、素に戻った時に出る方言にはさほど魅力を感じず、それは、エチシーンにのみ色気を発揮するだけで、多少効果は薄かったかな?という印象。

確かに足に痛みがあり、それで泳ぐことができない特待の大学生・眞生。
だけど、全く原因がわからない為に水泳部内で微妙な立場にあり、誰…

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