茶鬼さんのレビュー一覧

殴らないでください 小説

名倉和希  みずかねりょう 

殴ったのが転機でした

ショコラの名倉作品はライトで愉快なノリが路線なのかな?
今回もそういう感じで展開していくお話で、殴られても諦めない超ワンコな攻めと、殴ったことでほだされていく主人公の受けという組み合わせが愉快な話ではあるのだが、
愉快で面白いのは前半まで。
確かにほだされなのではあるが、持っているコンプレックスやトラウマや、父親との関係というものがあるのに主人公の葛藤が薄くて。
これって性格が男らしいから…

1

恋は田舎の片隅で コミック

白桃ノリコ 

うじうじっ?

勤めていた東京の会社が倒産して、地元の田舎町に帰ってきた主人公・宙。
そこに待っていたのは高校時代からの友人たち。
その中には高校卒業する時に「好きだ」と告白してきて帰ってきたら返事を聞かせて、と言われていた一真がいる。
それまでにも帰省で何度か顔を合わせていたけれど、何も言われなかったから返事は先延ばしにしていたのに。
今度こそ、返事を聞かせてと言われ決め切れない宙。

宙が悩んでい…

5

ファラウェイ 小説

英田サキ  円陣闇丸 

こじんまり感

英田さん初リンクス。
結構レーベル的にロマンス系なので、あらすじを見てそうだろうな~とは予測はしていましたが。
そして、どの作家さんでもレーベルで書き分けをされる方が多いとは思うのですが、Chara・SHY、とリブレ系での落差を経験しておりましたので、ハードルをそれに合わせて変えなければならないと覚悟はしていたのですが。
あ~何かちんまりと収まっちゃったな、というのが読後の感想でした。

9

獣王子と忠誠の騎士 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

主従といえば、「犬」!

再び「犬」の登場です。
主従ものであるので、実のところ「堕つれば~」や「愛犬~」に似た感じは否めないです。
それゆえ、エッチ描写の”子種””孕ませる”だの、そういった表現の使い方や絡み方も、あ、またか、な感じがしてちょっと新鮮味がないのが残念な部分。

愛をつかさどる女神トゥランの末裔の王族が治めるトゥランは女神の加護か豊かな大国。
その王子クリスティアンが母の王妃が亡くなると後妻に入っ…

4

孤独な犬たち 小説

愁堂れな  葛西リカコ 

ひょっとしてお兄ちゃんが主人公なのかも!?

愁堂作品、ライトな作品が多い中時々シリアス路線でとても魅了する作品を投下する事があり、今回のこの作品、葛西リカコさんのイラストの雰囲気もあり、ひょっとしてそちらの自分的当たり傾向のある作品かも?と期待して手にとりました。

中学生の時に両親がなくなり兄と二人暮らしになってしまった主人公香介。
何ものかが自宅に投げ込んだ爆弾で兄は死亡、自らも大怪我と火傷を負い、兄の復讐をすることを生きがいに苦…

7

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

「好き」が欲しかった

向井も桐原もとてもゲイだったと思います。
宏明に恋人ができたことで、寂しさを紛らす相手が欲しいかなと行ったバーで出会った桐原と寝て、相性がいいかもと思う。
誰でもいいからぬくもりが欲しい向井と、発散したかったという桐原の希望は一致するのですが、がっついていつでもどこでも求めてきて独占欲も魅せる桐原に、惹かれながらも
二人とも求めているものが同じだったのに、その表現が不器用だったために起きるす…

6

悪魔が恋のキューピッド 小説

愁堂れな  明神翼 

サクサクっとお徳用バラエティパック

まさに題名どおりの悪魔がキューピッド役をつとめてしまったお話。
契約して魂を得るためとはいえ、人がよくて、まるでシンデレラの魔法使いか近所のおせっかいおばちゃんみたい?(爆)
非常にライトで突っ込みどころ満載のコメディで、設定は面白いけどストーリーを求めるとスベってしまう、自分には危うい1冊でした。

崖っぷちのミステリー作家・速水が、担当に3冊目はもうないという話をされてショックを受けて…

1

溺愛調教 小説

西野花  笠井あゆみ 

快楽の需要と供給

西野さん初Chara文庫。
またしても笠井あゆみさんのとても素敵なイラストが淫靡で誘います☆
オヤジ3人×受け1人の4P調教もの・・・調教?ちょっと違うかな~
花丸ブラックかと思ったくらいに最初から最後までぜ~んぶエロ三昧でした。
とりあえず筋らしきものはあるのですが、快楽与えられ与えの関係に自己の満足を得る話になるのかな?

就職した会社がすぐ倒産、付き合っていた恋人に去られた時に現…

9

旅の途中にいる君は 小説

榊花月  陵クミコ 

本当に好きな人は…

2年間付き合ってきた恋人が突然家も引き払い、仕事も辞め、連絡も取れなくなりいなくなってしまった。
恋人の友達でもあり面識もある男と一緒に思い出をたどり、過去を回想し、彼を探しに出るのだが・・・

一冊読み終わってみると、主人公の未雲はずっと片思いをしていたような気がします。
一目ぼれをして付き合いはじめ、だけど相手は浮気を繰り返す。
それはいつも同じ相手と継続というわけではなく、つまみ食…

3

新人捜査官の受難 ~夜は別任務 小説

義月粧子  海老原由里 

背中を預けられる相棒

作者さんの既刊本『捜査官は眠らない』や『陥落のメソッド』と同じ重大犯罪捜査局が舞台。
しかし、出版社も違うのでスピンオフというものではなく全く独立した話です。

重大犯罪捜査局の九條チームに配属になった新人捜査官・中川静音。
新人とは思えない感の良さと敏捷さと何かを感じさせる、しかし掴みどころが見えない彼が九條にこだわる理由。
本当はとても優秀なのに、3年前とても優秀なコンビと言われた相…

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