茶鬼さんのレビュー一覧

連理の緤 小説

妃川螢  実相寺紫子 

オールスター総登場!

このシリーズ、たくさんありますが何故か惹かれてしまって、つい読んでしまう吸引力があります。
それには、やはり黒龍会総長の情人・史世の存在があるからだと思います。
今回も彼を中心に、”極道の妻”連合みたいな、そんな絆の深さと大切さを演出しておりました。

黒龍会総長・貴彬には大学生の史世、傘下松木一家代理・高野には大学生の晁陽、傘下斉木一家代理・剣持には元警察キャリアの浅見、虎武連合の次期組…

1

男子迷路 コミック

阿仁谷ユイジ 

サイコロ双六のようなお話

雑誌掲載時で既読の作品郡でしたが、こうして一冊にまとまると、それぞれがリレー式で描かれている意味合いがとてもよくわかり、まるでサイコロを振ってゴールしたような感覚が得られます。
それぞれがリンクしているので、短編オムニバスの様な形を取りながら、全部を通して1作品になっているような作りが解りやすく、読み応えがありました。

「線の上で~」「~トートロジー」は同じゼミの仲間・中と心のお話ですが、…

3

百日の薔薇 第一話「我が騎士」 映像

OVAについての心配を払拭してくれた作品です。

原作1巻の3話までが収録されています。
OVAは実は以前「お金がない」「最後のドアを閉めろ」を見た時に、以前のアニメによくある絵のムラなどが多くがっかりした経験があるので、手を出していなかったのですが、最近の技術の向上を思い思い切って手に取ったものでした。

ドラマCDは聴いてないので、どんな違いがあるのかはわかりませんが、その絵の危惧については、クリアしました。
30分という短さにまとめ…

6

エス(1) CD

あのエスの緊迫感をそのまま伝えてくる序章の1枚

初めてBLCDを聴いたのがこの「エス」です。
原作シリーズがあまりに良くて、どうしても聴きたくなったのですが、当時目から鱗で、声優さん達の素晴らしい職人仕事に感嘆したものでした。

シリーズ後半2本が2枚組だったのに比べ、これは1枚で収められているので、かなり原作のおいしい場面がカットされていて残念でした。
椎葉@神谷さんが、宗近から情報を引き出そうと初めて彼に接触したとき、原作ではモデル…

4

音無き世界 小説

杉原理生  宝井理人 

イメージと雰囲気が映像で広がる世界

杉原作品の持つ透明感、それは主人公の淡々とした姿もあり、ともすれば情熱を感じられずに飽きてしまうこともあるのだが、今回はその透明感をまさに題名の如く「音無き世界」でうまく映像雰囲気をイメージさせて、帯文句「気づくと、夢中になっている」な具合にのめり込ませていました。
何より、その淡泊さを1部と2部に分け、攻め視点、受け視点の構成にしたことにより補い、より入りこめる作品にしてくれています。
二段…

4

愛は節約できません コミック

かぶとまる蝶子 

特別大特価のエチって!?

正常位で一回は無料、それ以外オプションは料金かかります♪
夫婦間でもそんなだったら速効離婚だと思うのですが、、、
実家が貧乏な為、家に仕送りをする為にお金を取る、新婚新妻高校生とその旦那のサラリーマンのお話続編です。

純粋に笑えます、楽しめます。
そしてエロも満載なんですが、ちゃんとホロっとする部分も入ってます。
天然なのか、変態なのか、ちょっと変な夫婦なのです。
若葉の実家は弟妹…

2

衝動(新装版) 小説

妃川螢  実相寺紫子 

極道版ロミジュリ転じて、極妻になるの話

”甘いシリーズ”6冊目、スピンオフを重ねて、何だかこの分だと日本中のヤクザの組長・幹部は皆男姐を据えて、実は男姐が組を取り仕切っているー!!みたいな変な輪ができそうな勢いですww
勿論、頂点は史世様・・・
ということで、メインは許されざる恋の二組であります。

表題は、黒龍会傘下の斉木一家の組長代理の剣持と警察キャリアで監察官の浅見のお話。
出張先の橋の上でたたずむ浅見に声をかけた剣持。…

1

銀の星 コミック

しもがやぴくす  みらい戻 

エロなんて知りません~って顔をして、実は、、という作品でした。

初読みの作家さんです。
一見アニメ風の絵で、ストーリー重視なのかと思いきや(ストーリーはきちんとしています)、思いっきりエロエロに、主人公の少年は凌辱されまくってました!
驚愕なんですが、何だかJUNEっぽくて意外に好きです。

庶子の出であることから、兄に辛く当られ家を出たヨギは、雪山で道に迷い、間違って狩人のアズレトを撃ってしまいます。
危うく狩人仲間に強姦されそうになったところを、…

4

レイニーシーズン コミック

四宮しの 

心があったかくなる一冊、癒してくれます

素人っぽい稚拙な絵、コマも細かいし、苦手かもしれないという危惧は物語を追うにつれふっとびます。
どんどんと引き込まれていく、少年達はじめとする登場人物達の世界。
自分が欲しかったものがここにあるような、そんな癒しと勇気と励ましをくれました。

全てに共通しているもの、それは自分をわかってくれる人。
そんな存在が一番大事だよ、って教えてくれるのです。
主人公達は皆、何かしらトラウマだった…

4

青年14歳(文庫) 小説

山田ユギ 

泣いたり、笑ったり、怒ったり、殴ったり!?

一応商業作は全部揃えていた中、この『青年14歳』だけはありませんでした。
何故かと言われても、自分でも不思議なのですが・・・でも待ったかいがありました。
補完されてボリュームアップされて登場したのですから、ひょっとしたらこの日が来るのを知っていたのかもしれません(大ウソ!)

少年達の一生懸命、いや一所懸命さが好きだ。
泣いたり、笑ったり、殴ったり(!?)、抱き合ったり、若さというのは、…

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