茶鬼さんのレビュー一覧

思い込んだら命がけ! 小説

久我有加  北別府ニカ 

存在感が薄いのが気になる?

芸人シリーズですね、実はこの前の時代モノはすごく好きだったんですが、それ以前のものはどうにも世界に入り込めなくて未レビュー。
しかし、今回はとても読みやすかったです。
ニカさんのイラストに親近感もあったせいもあるかもしれないし、主人公がコンプレックスを克服していく話となったこと、その後のビックリ展開があったことも要因でしょうか?
しかし、恋愛は?と言われると、どうにも受けの存在感が薄くて、主…

1

弱味をにぎられた社長 コミック

ナツヤマ皐月 

ダークな共依存

題名に興味を覚え少し軽い気持ちでこの本を手に取ったら、ビックリ!!
「共依存」をテーマにしたシリアスで重たい、そして胸が痛い話だったのです。
一度目読んでその意外性とちょっと気持ち悪い感じがして、間をおいて読みなおしをかけると内容がスルスルと入って行きました。
ほんの一瞬のタイミングのすれ違い。
それは本当だったのか嘘だったのか?
不思議な感覚も残しながら、一応のハピエンを迎えるラスト。…

8
非BL作品

高速エンジェル・エンジンBGH コミック

本仁戻 

ラブ&ピース☆

本編『高速エンジェルエンジン』を掲載していた雑誌が休刊したために、本編は中断中はもちろんのこと、その番外編として作られていた作品も同様で、そして新たにComicBeにて連載を開始したのが昨年。
7割方できていたこの番外編をBGHとして完結するにあたりました。
独特の世界観がある話なので、それを知らない方には「なんじゃこれ?」な作品であったかもしれないないということは、本作あとがきにて作者さんも…

4

らふ らふ、らぶ 小説

高月ゆっけ  館野とお子 

掴みどころのないリス青年

彼の言葉のどれが本当でどれが嘘なんだろう?
でも、根本にあるのは優しさだろうか?
だから彼は好きになったのかな?
とても掴みづらい性格なのにどこか魅力がある、読者である自分も彼に翻弄されたかも?
いや、これはちょっと恋愛までは急ぎすぎだろう~と思いながら、このライトなノリもまたありなのかな~と不思議な気持ちにさせられて、まんまと登場人物にまるめこまれてしまったような気がするのです(笑)

4

年下男子の扱い方。 コミック

中田アキラ 

どんなに完璧でもやっぱり年下でした

毎作、何か惜しい!と思わせる作家さんのこの新刊は、今月出たオークラのものよりは良かったのではないだろうか?
題材と展開としては、よくあるものなので安心という部分が大きいのかもしれない。
中でもラスト掲載の【きっかけはこの場所で】が今までの作品とちょっと違った、登場人物の内面の掘り下げというか、スレ違いが発生するのだが
その見せ方がキュンを呼ぶようなもので、そうそう!こういう路線も求めているん…

3

魔王と誓いの口づけ 小説

海野幸  琥狗ハヤテ 

ドラゴンの涙にウルっと

『駄目っ子インキュバス』のスピンオフ。
前作の主人公クライブ公爵の友人として登場していた魔王の3男・ネロリが主人公の本作ですが、全然本編だけでOKですよ♪
海野さんのファンタジーは、総じて簡単でわかりやすく読みやすいかもですね。
この作品もしかり。
意外性という部分は前作に比べてもちょっと薄いのかもしれないのですが、主人公が腹をくくるほどに大切な人を得るという過程を見せるには説得力がある、…

6

豊潤なごほうび コミック

モチメ子 

たくさんのいろんな形の愛情です

ルチルのモチメ子作品は、家族とか子供とかそんなふんわりした愛情を描く場所になっているのかな?
今回も前作みたいにヤクザを辞めてという設定の元一家で田舎で農業を営むといった、そんな展開が基本になって、
主人公は、そこの会長に心酔している舎弟と金欲しさに誘拐を企てて失敗し、その金の返済代わりに畑で働くことになった元ホストのような感じもありながら
会長の懇意にしている総会屋(ヤクザ)と大学の学生と…

4

俺のカノジョが男なわけがないっ! コミック

ぴい 

女装攻め&リバの驚き

女装している男子、しかも社長の息子とはいえその姿でOLとして働いている。
そして小さい頃から女装してきてゲイの自覚もありとはいえ、基本がタチの人。
作中リバも登場するので、かなり地雷に思う人も多いかもしれません。
自分はこういった設定大好物なので、どれどれ♪と楽しく頂こうとしたのですが・・・
描き下ろしの【責任とるまで】において主人公・メグの女装遍歴の過去が語られると、作中のメグへの色々な…

4

Evergreen Days コミック

里つばめ 

自然体

作者さんの初単行本。
1冊まるっと、この高校生と先生のお話で綴られるからじっくり感があります。
そこにあるのは実になんでもない日常の高校生活で、
熱に目覚める高校生が若さゆえの情熱をぶつけ、大人な先生がそれに対してクッションのように程よい硬さとやわらかさで、ニュートラルな姿勢を見せる点が、大きなヤマや波乱万丈のドラマティック展開はないものの、動と静のバランスで見せているような感じがします。

12

奪取 ~嵌められた潜入者~ 小説

結城一美  小山田あみ 

クローン攻めとマッドサイエンティスト

最初書店でこの本を見たとき思わずラヴァーズかと思いました(汗)
表紙も題字も、裏書にあるあらすじも何となくラヴァーズ路線?そんなイメージがあるので花丸BLACKと最初気がつかなかったという、、
さて、いやぁ~!トンチキでした♪
トンチキにもいろんなトンチキがあるんですけど、これは褒めてるトンチキです。
最初のいわゆるきっかけとか、登場人物のアレコレとか、元の設定自体が空想を交えたものだから…

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