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小中大豆 巡
M+M
ネタバレ
王と獣人の恋話です。ユノ(受)は健気ですし、ヴァルティス(攻)も真面目なので、読んでいて好感が持てます。恋愛でのすれ違いより、レトヴィエ王国とカガン帝国の戦いはどうなるのか、ルーテゥ族は援軍を出してくれるのかという点の方が気になりました。 結果的には丸く収まってハッピーエンドなのですが、カガン帝国との戦いで出陣した兵のほとんどを失った、というのが、さらりと書かれていましたが少し切なかったです…
chi-co タカツキノボル
子育てモノ?かと思いきや、身体は3歳ほどになったものの、頭はそのままなので、世話といっても椅子に座るときに膝抱っこするくらいでした。 エリオット(受)がメインですが、マティアス(攻)からの視点もありますので、売り言葉に買い言葉でエリオットを妾扱いしてしまうことになりますが、両想いなのは序盤で分かります。マティアスの謀反も国のためだけでなく、エリオットのためでもあると直ぐ明かしてくれます。序盤…
本編の後日談です。 前半は、マティアスとの婚儀を待つエリオットの話です。 後半は、城に滞在するノアとネイハムの話です。 婚儀まで二十日を切り、己だけが幸せになることに罪悪感を感じるエリオット。また、ネイハムに脅されているのではとノアの心配をします。そんな彼に、マティアスは自分のことだけ考えろと甘く抱きます。 甘々な前半に対して、面白かったのは後半です。 ノアは、ネイハムに力で…
阿賀直己 ぱち
挿し絵はありません。 表題作「花と天使」と後日談ショート「月と恋」は、深海(受)の視点でストーリーは進みます。「しょっぱいケーキ」は遼谷(攻)に恋した深海と同じ店で働く良子の視点のショートです。 「花と天使」は、ケーキ屋で働く深海が、小学校の頃に一目惚れした遼谷と再会し、また恋に落ちます。遼谷に抱かれて、一緒に暮らし、家族の縁が薄い深海ははじめて幸せを感じます。しかし、ある日、遼谷の携帯に…
加東セツコ
「よろこびは膝の上」のスピンオフ作品ですが、私はこちらの方が好きです! 葵の、康毅(弟)を好きだと言いながら、相良に嫉妬がっつりなのが、なんとも可愛いです。 最初さっと読んだときは、相良は行き場のない葵に対して酷いなぁって思ったのですが、じっくり読んでみたら、抱いてる最中に弟の名前を呼ばれるとか、なかなか可哀想だと気が付いて評価を変えました。13年って健気すぎる…。 葵の厚い上唇…
私は基本的に、加東先生の作品は長い方が好きなのですが、今回のコミックはちょっと違いました。表題作から3:2:1の長さだったのですが、一番最後の「ミミック」が自分のツボでした。萌2はすべてこの24ページへの評価です。 部下×上司なんですが、この部下のしたたかなこと! 残業をして近づくのを虎視眈々を狙うのはまだしも、自分と同い年22歳の息子がいると分かってからも、引くどころか息子の不在につけこ…
A6サイズ、モノクロ、片面印刷のカードです。 表紙イラストなどの印刷が表にある両面イラストカードに馴染んでいたので、ペーパーでなくカードで描き下ろし漫画って新鮮でした。 私がもらったものは、薄めでかすれがちな印刷でした。繊細な漫画の線を刷るのに、A6というサイズに、印刷が追い付いていないという感じです。1コマ目の暁人の半裸とか、最終コマの桂木がかすれて見えるのはちょっと切ない。 漫画…
出版社には余りこだわりがないのですが、裏表紙のあらすじが素敵で、思わずどこのコミックなのかと確かめた記憶があります。「残業時間の魔法」という表現をそれくらい気に入りました。 短編集4作品です。 そのうち同じ職場でのサラリーマンCPが3作品、しかも部下×上司、同僚同士、先輩×後輩とバラエティに富んでいるので、そういう設定が好きな方にはオススメです。私は働く男が大好きなんで、格好良く働いている…
湖水きよ 菅野彰
読後を読んだ感想は、とにかく好きとしか言いようがない作品です。 元々、湖水先生の作品は好きなのですが、特に絵柄やテンポがすごく素敵だと思いました。 原作の菅野先生の作品は、今まで読んだものは自分にはちょっと難しいというか、複雑な心情についていけない印象があったのですが、この作品は何故かすんなり入ってきて、続きがとても楽しみになってます。 お互いルール無視するから最後は殺し合い、とか面…
義月粧子 周防佑未
「傷に沁みる毒のような蜜」と対になる作品とのことです。あちらは手酷くフラれた方、こちらは好きな相手のことを思いフッた方が主人公の話です。先生のあとがきを読んでから、敦史のイラストを見たら、確かにあっちの作品の攻めも似ている?って気が付きました。こういう出版社を超えてのリンクも楽しくて好きです。 司(受)が心ならずもふらざるをえなかった繁晴(攻)と8年後に再会。繁晴の医療訴訟になるかも、という…