chikakumacoさんのレビュー一覧

異世界の溺愛はチート級でした!? BLアンソロジー コミック

ハッピーエンドを詰め合わせ。

異世界トリップ、あるいは前世の記憶持ち。不遇の悪役令嬢が王子様に見出される。等々。テンプレ展開とはいえ、人気なんだろう。この題材のモチーフは引も切らない。少し前からBLアンソロジーもプラスされ、賑やかに刊行されている。これはそういったものの最新版。
とにかく全体に絵が綺麗。アンソロジーと言えば、悲喜交々。表紙には人気の絵師さんを登板するものの、中身は玉石混合の作品集も良く見るものだ。ところが。本…

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口下手は恋に事故る 2 コミック

羽毛 

溺愛バカップルのその後もパワー全開!

本書もスタイリッシュな表紙で、オシャレ。前作で、結構キレイに終わってたと思ってたので、まさか続いて行くとは思って無かった。続編でトーンダウンする事なく、ハイテンションそのまま。思わずクスッと笑わせてくれる、パワーワードのオンパレードは、更に磨きがかかってる様な気がする。このリズミカルに繰り出されるワードセンス、素晴らしい!としか言いようが無い。もの凄く熟慮して描いてるのか、鉄馬とみさにゃの様に、ポ…

3

いとしい君との初夜事情。 コミック

木田さっつ 

「バカップル初夜」

そう言えば。これはもぅ、ジャンル化してるのかな。木田さっつ先生が担当編集から貰ったお題だという。BLファンタジーにおいて。そんなに大変でも無さそ気なソレは、実は時間をかけるべきアレコレがあり。必ずしも挿入に至らなくても良いとは聞く。(耳年増)けれどもまぁ
「三度の飯より体格差が好き。」と、作者も語る様に、コレはちょっと大変なのでは⁈と、思わせる2人の「愛があれば大丈夫」という溺愛系。
表紙から…

2

「愛しのXLサイズ・続々続 限定版」電子限定描き下ろし漫画 特典

山本くんの、是非とも直して欲しいところ。

酔った山本くんは、トロンとした顔で小林くんに問う。
「そういえば小林くんは さぁ、俺に直してほしいところとかないの?」
しなだれかかる可愛い山本くんは、そう言いつつも、小林くんの答えをロクに聞いてはいない。
本編中、小林くんは常に山本くんに群がる、或いは群がりそうになる男共に嫉妬して。牽制しては、ハラハラしている。
「…俺以外の人と、酒を飲まないでほしい……。」
それは。山本くんの全てを…

0

「愛しのXLサイズ・続々続 限定版」小冊子 特典

愛しいのは、君の覚悟。

2人で、作った酒「青のグラデーション」を呑んだ、その後。
忙しい2人が34日ぶりに抱き合う夜。
小林くんの大き過ぎるのをいっぱいにして。激しく揺さぶられる山本くん。
小林くんは夢中になった事後、ひとりごちる。
「もうこれ以上はダメだ。」
「もう無理だろう。」
「と思うときに、俺に命令する。」
挿れられて、訳わかんなくなってるのに、「…来いっ!」「キスしろっ!」「うごけぇ!」
太字で…

1

愛しのXLサイズ・続々続 コミック

重い実 

相変わらず、相変わらず。

えーっと。どんな話だったけな、と思い。私はとりあえず手前の「続々」を読み返す。
そうだった、小林くんのXLサイズはもちろん相変わらず。相変わらず、シュールなトーンで。相変わらず、山本くんの罪な愛しさに。ほっこりしてしまう。
ああ。可愛い。
つらつらと読んでいて、ああこれは意外にも「お仕事BL」なのだな、と合点が行く。淡々とふざけている様でいて、彼等の酒造りへの情熱は至極真っ当なものだ。小林く…

1

えっちなお尻じゃダメですか? 4 コミック

鳩屋タマ 

この気持ちは嘘じゃないから

のっけから肌色全開のエチエチ。
エッチなお尻にブッ刺さるアレは、ピンク!
表紙もエッチぃ。
本当はフツーの恋人同士の筈なんだけど、おっさんが若くてエロい愛人を囲っている様な表紙。
藍ちゃんは寄りかかるだけの愛玩用の恋人では無い。けれど、扇情的な表情を浮かべ、プリプリのお尻を見せつける。

前巻で、当て馬のごとく登場した、奥海さんの甥っ子・大翔。本作では、大翔の母であり、奥海さんの姉も登…

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ロマンチック・ラメント sequel コミック

左藤さなゆき 

オメガバースの永遠の命題、「運命」を乗り越えて。

そろそろ。運命を選び、恋を捨てた 誠臣 × 満留の方のスピンオフを描くと思っていて。それはちよっと胸クソだとは思っていたので。煌臣 × 旭 の続編(= sequel )と知り、嬉しく思いました。とは言え、物語中で誠臣と満留は新たに関係を築いて行こうと、番解消を進めている事が分かる。知らない人同士なのに、本能で結ばれてしまった彼等は、一旦番を解消して新たに絆を構築して行くんでしょう、という。まぁ、先…

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体感予報 コミック

鯛野ニッケ 

外面紳士が素になれる拠り所。 

作中で「顔面がいい!」と推される程に、瀬ケ崎の顔がいい!というか、これはもぅ、スタイルがいい!脱いでも良いけど、細っそりと腰の細いスーツ姿。如何にもしなやかそうな、無駄の無い筋肉。この細腰での絶倫っぷり。鬼畜っぽいオレ様攻め、且つ、ほんのりヤンデレ要素を湛えた執着っぷり。この我儘っぷりにブンブン振り回されてる様でいて。内心は、葉くんにデレデレ過ぎてヤバい。ヤバ過ぎて伝わってすらいないという。情けな…

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恋するインテリジェンス 10 コミック

丹下道 

いつまで経っても。両片想い。

なんと。表紙を見て、牛通堂と千散と。春日と木菜の話、だとは思っていたけども。
この2組も他のメンツと同様に、想いを拗らせまくっては、互いに一人相撲をしているのだ。
どちらかと言えば。物語は春日 × 木菜 に重点を置いていて、前作の続きとなっている。牛通堂 × 千散の話は据え置きに。残念。この2組もずっと。愛し合い、想い合いながらも、すれ違っているのは変わらず。

前作の終わりで、春日は自分…

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