もち木地さんのレビュー一覧

パラダイスより不思議 小説

松前侑里  麻々原絵里依 

オカメインコのキャサリンがおすすめw

読後感が良かったので「萌え」にしましたが、実際萌えはほぼ無いような気がしました。

動物と意思の疎通ができる攻めと、同棲していた男に勝手にアパートを解約された上、貯金一切を持ち逃げされた受け。
自殺するためビルから飛び降りようとしたが、男に捨てられて以降ずっと食事もとれずにいたため、寸前で飢えで意識をなくし行き倒れ。
そこへ仕事で訪れた攻めが行き倒れ受けを発見。

全231ページのうち…

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転じて恋と生き コミック

早寝電灯 

ピアノの爺さんに会ってからが面白そう

全員が良い人ばかりだからなのか、危ういところがこれといって無かったせいなのか、萌えも盛り上がるところもハラハラもドキドキも無く平坦で低いテンションのままキレイに終わった。
買って損したと思うような作品ではないけど、限られた冊数しか収納できない狭い本棚に残したいものでもない。

前世の念が残って云々な割には、念が残るほどの2人の強い想いが見えない。
ピアノを弾く生徒の爺ちゃんが前世での同級生…

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君は僕を管理する コミック

山田すぽこん 

ハッピーエンドだけどバッドエンドしか想像できない;

冒頭で「こいつぁサイコくさい、、、」と思ったら、ヤッパリでしたww
冒頭で「この変質者って、、、」と思ったら、やっぱりwww

話的にはハッピーエンドかもしれませんが、バッドエンドしか想像できませんww
ニッコリ優しいサイコ。ナチュラルに思考が狂ってる。
この先、受けさんが攻めに愛想を尽かしたり、攻めが受けさんの心変わりを疑ったり、変に嫉妬したり、はたまた攻めが舐めるだけでは満足できなく…

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氷の魔物の物語外伝 コミック

杉浦志保 

BLマニアとしては悩めるところ

絵はすごく好き。作中に漂う、作家さんとして才能溢れる感じも素晴らしいと思う。
でも根本的にオカシイレベルでいい人オンパレード、毒のない人たち、おめでたい人たち、善人過ぎなキャラクターたちが嫌い。オメデタイ頭で説教臭い展開が嫌い。
読んでるとどんどんこっちが黒くなってくる。「ケッ!」って気分になってくる。

そう思いながら「氷の魔物の物語」外伝を含め全巻、「シルバーダイアモンド」全巻、「終点…

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まほろばデイズ コミック

ちしゃの実 

冬の雨の日とか、どうしてるの?

ちしゃの実先生にしてはあくが少ないというか、王道ストーリーでした。
攻めが神獣のような巫女のような神官のような存在で、周囲にも神霊のようなものがウロついていますが、総じて全然尊くないのがちしゃの実先生らしいです。
攻めはM属性のようで罵られたり踏みつけられたりするのが快感のようですし、神霊は鼻をほじってますし。

それと攻めのチンコは獣サイズだそうですが、それは初心者には無理でしょー?

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今宵は淫魔ちゃん コミック

ちふゆ 

ちづちゃんが可愛い!

ちづちゃんがとにかく可愛い!
それ以外がわりとどうでもいいレベルでちづちゃんがむっちむちで可愛い。
胸にある小さな小さなハートマークもちづちゃんらしくて可愛い。
でもまさかの続きモノだった!
本のどこにも1とか出てないのに思いっきり続き。
読み切り要素がどこにもないマトモに続いてるズバリ連載物なのに本のどこにも1が無くて騙された!
私は連載物は完結してからしか買わない。
ジリジリ待た…

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孤独な犬の飼い方 コミック

日野ガラス 

絵はきれい。

絵はきれい。
受けさんは、攻めさんの学生時代の最大のトラウマ。

随分良い子っぽい受けさんなのに、いじめられっ子だった攻めさんが180度転換して人間不信のドSのトラウマ持ちになるほどの、いったいどんな酷い事をしちゃったの!?と思ったら…………はー?

あ……そう、、それが攻めさん最大のトラウマなんだー?へぇ?
それで人生180度変わっちゃうんだ…。

随分簡単に「ドS」なんて言葉を…

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恋する時をかさねて 小説

名倉和希  小路龍流 

和製ハーレクインロマンス(男版)

素敵で優しくて緩やかに自然にハッピーエンドになる話を探して、レビューでこちらに辿り着き購入しました。
名倉さん初読みです。
確かに穏やかで優しい素敵な話なのですが、なんか自分にはピンときませんでした。
どこも悪いところなんか無かったけど……もしかしたら、攻めがアリガチな攻めで受けまでもアリガチな受けだったからかもしれません。
読み終わって(* ̄- ̄)ふ~んで終わりました。

ところで攻…

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ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

BL臨界点?

凌辱・嘲笑・虐待・脅迫が鬼門の私、はらだ先生は力のある作家さんですが苦手で、読む端から中古屋直行コースの作家さんになってました。
そして「もう買わない!」と敬遠してましたが、あまりの評価の高さと「BL界臨界点!」の売り文句に思わず購入~。

確かにはらだ先生にしては毒が少ないし、受け、、というか天使は可愛いし、可愛いし、可愛いし、虐めやその親やその周囲アレコレのあたりはやっぱり胸糞だったので…

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ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

最後の最後でドーーーン!

作家さん買いです。
そして失敗しました。
一穂ミチさん作品はどれもキャラクターが生きていて、どんなストーリーでも実際に本の向こう側で世界が存在しているような特別な感覚になっていました。
BL界ではモブ、当て馬にしかならない女の子も生きていてキャラクターへの愛情も感じられて、鉄板中の鉄板作家さんだったのですが、、、
今回も最後の最後まで「あー、素晴らしいな。さすが一穂さん!やっぱ鉄板だ!攻め…

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