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7/9発売 海王社文庫『孤島の鬼』『高瀬舟/山椒大夫』



日本を代表する小説が、人気BL作家のイラストと人気声優の朗読CD付きで楽しめる「海王社文庫」。6月の2作品に続いて、今回、7月に発売される2作品の表紙が公開されました！
今回、江戸川乱歩の『孤島の鬼』は装画を座裏屋蘭丸先生、朗読を宮野真守さんが担当されます。こちらの作品は、メインで同性愛が絡んでくるので、かなり必見です！ 声優の宮野さんがどのように朗読されるのか、楽しみで仕方ありません♪

森鴎外の『高瀬舟/山椒大夫』は装画を山田ユギ先生、朗読を鈴木達央さんが担当。こちらはBLではありませんが、兄弟愛が絡んでくるので、もしかしたらBL妄想がしやすいかも…！
文学小説が好きな方、作家さんのイラストを見たい方、声優さんのファンの方々は是非チェックしてみてはいかがでしょうか？

7月9日発売
小説『孤島の鬼 朗読CD付き』
著：江戸川乱歩、装画：座裏屋蘭丸、声優：宮野真守

＜あらすじ＞
“ああ、君は今になっても、僕を愛してくれることはできないのか。"
恋人の初代が密室で殺された。
蓑浦は自分に恋情を抱く年上の友人・諸戸道雄に疑いを持つ。
しかし事件解明の助力を願った探偵も衆人環視のもと命を奪われ、奇しくも諸戸と共に事件の真相を追うことに。
ある手がかりを頼りに、二人は南伊の孤島に向かうが――。
日本推理小説の祖・乱歩の長編傑作。
声優・宮野真守が紡ぐ名場面朗読CDを封入。

7月9日発売
小説『高瀬舟/山椒大夫 朗読CD付き』
著：森鴎外、装画：山田ユギ、声優：鈴木達央

＜あらすじ＞
“早く死んで 少しでも兄きに楽がさせたいと思ったのだ。"
罪人を遠島に送るために川を下る高瀬舟。弟を殺した喜助という男が乗せられた。
護送役の同心・羽田庄兵衛は、男の晴れやかな顔を不審に思い、訳を尋ねると喜助は事件の悲しい内幕を語り始める──。
表題作ほか、犠牲の意味を問う「山椒大夫」、細川家の資料「阿部茶事談」などをもとに書かれた「阿部一族」など、 選りすぐりの短編集。
声優・鈴木達央が紡ぐ「高瀬舟」名場面抜粋の朗読CDを封入。


また、『孤島の鬼』は同性愛が絡んでくることもあり、BLレーベルを含めて多く出版されています！



小説『江戸川乱歩傑作集 (1) 孤島の鬼』
著者：江戸川乱歩
装画：咎井淳
発売日：2015年7月10日
出版社：リブレ
表紙を手掛ける咎井淳先生は、あのアメコミ出身のBLユニット「Guilt｜Pleasure」の大人気絵師。残念ながら挿し絵はないようですが、この美しい表紙を手元に置いておきたくなりますね！

漫画『孤島の鬼(1)』
著書：naked ape
原著書：江戸川乱歩
発売日：2016年6月7日
出版社：講談社
naked apeは、ストーリー・デザイン担当の逢川里羅先生と漫画担当の中村友美先生によるユニット。小説だとちょっと手が出せない…なんて方は、こちらのコミックから入ってみてはいかがでしょうか？ 耽美な絵柄で、ストーリーを堪能できることでしょう！

漫画『孤島の鬼』(雑誌『BE×BOY GOLD』連載中)
漫画：環レン
原作：江戸川乱歩
リブレの雑誌『BE×BOY GOLD6月号』から連載がスタートした『孤島の鬼』。環先生の美しい絵とわかりやすいストーリーで、第一話から目が離せません！


これを機に、「孤島の鬼」漬けになるのも楽しいかもしれませんね！ みなさんも、文学の世界にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか？