先日発売された「
号外onBLUE」（祥伝社）、その号外2号もめでたく発売予定です。
しばらくのあいだ、本家「onBLUE」とあわせてほぼ月刊発売となりますね。
王道から外れた作品ばかりをあえて掲載する尖った同誌ですが、
朝田ねむい先生の
「MY god」は、そのラインナップにおいてさえも、かなり硬派で異色の作品です。
設定はだいぶ異なりますが、手塚治虫先生の神父とエリート行員の奇妙な関係を描いた「
MW」に通じるものがあります。
行きつけの日用雑貨店に立ち寄った神父ロースは、強盗未遂の現場にちょうど出くわしてしまいます。
額に怪我を追った犯人を追いかける神父ですが、あっけなく犯人は捉えてしまいます。
犯人は生気のない年端もいかない少年。
「生活費のためか？」彼に犯行の理由を尋ねるロースですが…
少年の口から出た言葉は「神の教えだ」という一言。
彼にそのような教義をしたのは誰なのか？神父はその教祖のもとへ連れて行くよう少年に頼むのですが…。
神父の黒尽くめの神父服に萌え！そしてこのあと神父はどうなってしまうのか？
物語は前後編で掲載されますが、短編で終わらせるのはもったいないような気がしますよ。硬派BL好きのちるちるのお姉さま方におススメです。
朝田ねむい先生は2014年1月に発売の
「兄の忠告」で単行本デビューした気鋭の新人です。
BL的な萌えより青年漫画的な作風で、意外な設定が魅力となっています。絵柄とあわせて味わい深い作品となっています。
9月12日に教師×神父の禁断ロマンス 宮沢ゆら先生の
「ロザリオの秘めごと」も発売。神父BLが流行り過ぎて「BLバテレン追放令」が出るかもしれません。
参考 神父受けのコミックス
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/2380/
コメント1
匿名1番さん(1/1)
神父BLといえば、今井真椎さんの「告解の死神」がとても好きです。
BLを読み始めたかなり初期に読んだので、この世界に迷い込むきっかけになったと言っても過言ではないです。
重い話が好きな方にはオススメです！