BLアワード2018|ちるちる

BLアワード2018|ちるちる

ついに今年もランキング決定!!
商業BLの祭典BLアワード2018!!

BEST シリーズ 1位

昨年に続き堂々1位!愛憎渦巻く重厚な極道BL

「囀る鳥は羽ばたかない」

ポイント:
2190pt
著  者:
ヨネダコウ
出 版 社 :
大洋図書
シリーズ:
H&C Comics ihr HertZシリーズ

第5回BLアワードコミック部門第1位(1巻)、同年表紙デザイン部門第1位(2巻)、第7回コミック部門第1位(3巻)と受賞を重ね、シリーズ部門では昨年に続きまたもトップに君臨! 最新5巻は矢代と百目鬼の関係に大きな変化をもたらす節目の物語となりました。男達の濃い人間ドラマから今年も目が離せません。

ヨネダコウ先生からのコメント

投票くださった皆様ありがとうございます。長いこと見守ってくださり感謝しかありません。引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

ユーザーの声を紹介

もはや別格!3年連続1位受賞

私にとって別格中の別格。まさに神作品。物語の質が連載開始からこれ迄ずっと一貫して高く、一度たりとも物語が歪んだり、ご都合主義や整合性のなさなどがない作品。ヨネダさんの作家として志の高さや情熱に拍手喝采です。素晴らしい作品をありがとうございます!
木春菊さん

BLコミックで、絡みのシーンを読んでこんなに泣いた作品は今までになかったというくらい、切なさに胸を締め付けられました。
初めて素の人間らしさを垣間見ることができた矢代。百目鬼との束の間だけど二人の時間は、濃く甘く儚い時の流れであることが痛いほどに伝わってきました。
二人以外の登場人物にも深刻なドラマがそれぞれに進んでいて、読み応え素晴らしい一冊となりました。
rudyさん

悔しい、悔しい、悔しい〰️っ。上位確定の作品には投票しないと決めている天の邪鬼の私でさえ、どう自分に言い訳してもこの作品以外、1位に投票できませんでした。他の追随を許さない格の違いを見せつけた一冊です!
みちみちさん

矢代と百目鬼、ふたりの気持ちもどんどん裸に!

『カシラァーーーーーー!』と読みながら何度も心の中で思ってしまいました。良い意味で緩まっていた矢代の気持ちのギアが、本人によってまたキツく入れ直された感じがしてこれからの展開を思うと心苦しくなります。組の派閥争いに、百目鬼と矢代のことと続きが楽しみです。
えにしさん

やっとの百目鬼と矢代のセックスシーン。
宝物のように大事に大事に扱われてる、そんな最中に本当に「どうして今」ヒドイ扱いを受けてきた昔の自分が出てくるのか…。
矢代の抱えている闇は深いんだな、と苦しく哀しく思いました。
んで、これからもどうなるんでしょう、男達の向かう先は。
気になって気になってたまりません。
はるのさくらさん

激动人心的突破性进展终于来临。ヨネダコウ老师是个很会讲故事的人,尤其擅长气氛烘托,让不同的角色按照各自的性格来行事,笔下的每个人都如此鲜活。百目鬼与矢代之间,起于第一眼的好感,在长达4卷的时间里,彼此反复猜心、试探,却始终没捅破那层窗户纸。终于在第5卷,黑道斗争图穷匕见进入白热化,而主角之间也在近乎暂时与世隔绝的封闭空间里,剥开表面的伪装,真心以对。不自信的逃避、失去主动权的恼羞成怒,和面对感情时的自卑与不知所措,矢代是一个集各种矛盾于一体的迷人角色。根植于人类个体的攻击性在他身上奔腾不休,终于在百目鬼诚挚、包容的感情上得到了释放。不管以后老师会给予怎样的安排,至少在第5卷中,他们心意相通,不再孤单
renartさん

メインキャラ以外も味わい深い物語の多重性

矢代と百目鬼、ふたりの気持ちがどんどん裸になっていくさまにぞくぞくしながら続きを待っている作品。内容も濃く、ヤクザものとしてもたいへん読み応えがあります。個人的には、ここまでいろんな意味でハラハラするBL作品には久しぶりにお目にかかった気がいたします。みなさん(特に百目鬼)頑張っていただきたい……!!
翔子さん

登場人物が皆きっちりとそれぞれ描かれています。それは中心人物以外のキャラクターにもきちんと味付けされていて記憶に残るところがまず凄いと思います。この巻は大事な転の巻ですが、八代と百目鬼の主人公達だけではなく、三角若頭の過去にも迫っていてますますこれからも目が離せない展開になっています。男の世界をここまで描き切っているBLも珍しいし、たっぷり堪能できます。
Ninaさん

やはり、不動のベスト。シリーズの中のシリーズだと思う。秀逸な台詞回し、ストーリーは骨太でありながら繊細。ノワールBLでは別格の作品です。リアリティーすら感じるストーリーテリングは、ノワール、群像、人間ドラマのよう。心理描写が決して多くはないですが個人的には、にじみ出る表情やコマ間の濃淡、コマ割り、モノトーン背景の配色で想像力を駆り立てられるのが秀逸です。登場人物たちの業、生き残りを賭けた駆け引きや、生き様、人間の業の欲深さも魅力の一つ。4巻の緊迫感溢れるカーチェイスシーンの「動」のアクションは圧巻で、一瞬マンガを読んでいるという事を忘れます。また、抗争最中の矢代が今後どう決着をつけるのか? ラストまで目を離せない。どんな結末が訪れるのか? 物語のメインである矢代と百目鬼の恋愛の紆余曲折して、もどかしい過程が秀逸に描かれ、今後は本当にどうなるんだろうとワクワクです。影山を守るためヤクザになり、百目鬼を守るために遠ざけて、矢代が百目鬼と体を繋げ、これからの決着をどう付けて行くのか気になります。矢代を取り巻く脇役たちの人間味も魅力の一つ。ストーリーの中に善悪がしっかりとしており悪は悪、善は善と徹底された点も大好きな理由の一つです。最近とても注目浴びているのは、勿論BLだから主軸は矢代と百目鬼のラブストーリーですが、人気の秘密は矢代の人間力や組織での在り方と上手くスルーしていく頭の良さと、やるときはやる姿もカッコいい。恋愛以外では、人身掌握と駆け引きに長けていて相手を見抜く力のキレっぷりと完璧そうに見えて、孤独であったり、トラウマや自己矛盾を抱えながら自分を騙しながら自己完結に逃げる人間臭さも魅了される。特種な稼業の世界で、名言の「仮性ホモの集まり」と揶揄する男の嫉妬と羨望や欲望なども描かれ、現実の世界にもリンクして、あるような、ないような共感だったり、ついつい肩入れしてしまう魅力的で強烈な登場人物たちとストーリーに惹き付けられてしまう。ジャンルすら飛び越え突き抜けているんじゃないかな?と時々思います。
マヤタナーカさん