2023/03/31【第14回BLアワード2023】
BEST 小説 2位~3位
『背中を預けるなら』スピンオフが第4位を獲得! シリーズ通して揺るがない圧倒的質量の世界観と登場人物の生き様がリアルに描かれています。ヨセフ、ルーカス、ディルクの三者三様の恋模様が切なく交錯し、苦悩や葛藤を経て成長していく姿に胸を打たれます。 彼らが辿り着いた”恋の涯て”を涙なしには読めません……!
三つ巴の恋…切なく熱い想いに涙
3人の関係性が胸熱…!!!
人を愛するということが色々な側面から感じられて、結末も涙涙で最高の作品です。
まみたんたんさん
ルーカスを愛したいヨセフ、ディルクに愛されたいヨセフ。魅力的な攻がふたりいて、最後の最後までどうなるの…!と思わせての大団円に泣きました。まだこの世界に浸り続けていたいです。
ずんだあんさん
本編でも魅力的で大好きなキャラクターだった3人。
ヨセフがピュアで頑張り屋で自分の心に素直に一生懸命生きていて、ヨセフに愛を与えてくれるディルクとヨセフが愛しているルーカスどちらとくっつくのか、良い男達の本気の恋愛模様に最後までドキドキしながら楽しく読ませていただきました。
Sunflowerfieldさん
背中を預けるにはを読んで、一途にイオニアを想い続けるルーカスが大好きだったので彼が決めた生き方が美しくて切なくてなんとも言えない気持ちになりました。そしてイオニアの弟であるディルク、彼は本編通して優しいお兄さんのイメージでしたが少し匂わされた彼の本性と想いを知ることが出来て良かったです。大好きなシリーズこれからも永遠に読み続けたい!
恋雪さん
ヨセフ、ルーカス、ディルクの三人の恋模様。それぞれが一途に相手を思っていて、何度も胸を締め付けられました。『愛』や『恋』の持つ罪深さ、儚さ、美しさ――光も闇も描くからこそ、三人の揺れ動く感情がこれほどまでに読者へと突き刺さってくるのだと感動しました!本編も、こちらのスピンオフ作品も、大好きです!小綱先生、彼らを生み出してくれて本当にありがとうございます!!!
うっぴーさん
熱い男たちの想いに心が泣かされ…愛するものを亡くした行き場の無い心は何度、思い出とともに今を生きる人の心を揺らすのだろうと苦しかった
ヨセフ、ディルク、ルーカスが己の恋に決着をつけるまでの葛藤や信念、彼らの揺れ動く気持ちを感じる度に、先生なんて素晴らしい作品を書いてくれたのだー(称賛)と鼻息と涙が止まらない最高シリーズですね
ユキジャさん
読み返す度にヨセフの行動ひとつひとつが猫のそれに思えてきて、脳内で美人猫がツンツンなあなあするので幸せな気分になります、というのは本筋では無く、癒えない傷とトラウマを抱えた頑固で不器用な3人が、暁の炎に灼かれるのでなく解かされていく様を重大な事件の謎解きにからめて楽しめます。読み応えばっちりです。番外編なので、本編読んでからだと3人の解像度爆上がりでのめりこめますよ!
匿名さん
読み終えた後、改めてタイトルに振り返った時、そういう事だったかと胸に込み上げてくるものがあった。
ヨセフの初々しい恋は、可愛くてもどかしくて一生懸命すぎて応援したくなった。巻き込まれてく大人たちの反応が様々でわかるような解らないような、最後までどうなっちゃう?のとハラハラした。
再読熱が高まり、本編から読んでみたら思わぬ所で涙して(それこそ号泣)自分自身に驚いてしまった。
じゅんじゅニフさん
ヨセフ、ルーカス、ディルク、それぞれの想いが交錯し、どの想いも間違いではなく、でもどの道に進んでも誰かは泣く。どうしたらこの三人にとっての最善の道になるのかと、最後まで目が離せません。
傷つくことを厭わず、体当たりでなりふり構わず相手にぶつかっていくヨセフに、涙腺はバグりっぱなしでした。
ヨセフ、ルーカス、ディルク、それぞれの人生はこれからも続いていくと思うので、今後もちらっとでもその姿を垣間見られますように、と祈る日々です。
しらあえさん
初恋にケリをつけたヨセフ、手放そうとしても手放せないのが恋であると知ったディルク、消えぬ恋心を抱え続けると決めたルーカス、それぞれが己の恋の涯てを見出すまでの道のりを、涙なしでは読めませんでした。ここまで泣きながら読んだBL小説も初めてです。
登場人物みーーーんな幸せになってほしいのですが、個人的には己を殺し続けてきたディルクに、ヨセフと一緒に歩みながら幸せになってほしい!未来を切り拓いてほしい!!
ディルク、幸せになれ〜〜〜〜!!!
astbbbbaさん
本編に登場する3人の心の行方が鮮やかに描かれた本作。1人1人の背景が複雑だった故に、結末に至る過程が強く胸に響きました。今回の恋の行方はある程度予想を立てていた読者も多かったと思いますが、あれほどまでに深い愛とその明暗が描かれるとは…。先生があとがきなどで書かれている「対比」が今回も色鮮やかに描かれておりました。本当に心惹かれます。そして今回、新たなキャラクターが登場!背中を預けるにはの登場人物は、本当に魅力的な人ばかりで、そのあたりもどんどん気になって、読みたくなる原因だと思います。今後も是非続いて欲しいシリーズです。今年も小綱ワールドに引きつけられました!優勝です!
阿蘭陀さん
外伝とは思えない圧倒的読了感
外伝も"鈍器"と呼ばれるに相応しい読み応えでした。個人的には最推しのディルクのお話を読むことができて幸せでした。
匿名さん
小綱先生の作品は人物たちの感情と葛藤がとてもリアルで、そして時代や背景の世界観が突き抜けて濃厚で、誰にとって何が幸せなのかを常に問いかけてきます。これもそのひとつでした。読み出すと止まらなくなっちゃって寝不足危険です笑
まめももっちさん
ディルクがずっと気になってたので幸せになれて感無量でした。読む前は分厚さにビビりながら読み出したら止まらず、一気に読めて何回も繰り返し読んでいます。小綱先生の作品の物語に引き込む魅力がすごくて震えます。もっと小綱ワールドに沼りたいです。
kaokenshiさん
男達のそれぞれの恋の行方にドキドキうるうる
心を揺さぶられた。小綱先生の『背中を預けるには』シリーズ全てが本当に登場人物も多く絡み合い…物語に引き込まれて脳がフル回転で読了後放心状態で号泣でした。
多くの人に読んで頂きたい素晴らしい作品です。
出目金さん
昨年一番衝撃を受けて感動した作品の外伝を楽しみにしていました。本編と変わらずの登場人物達の生きざまのリアルと躍動感半端ないです。ヨセフが体当たりで挑んだ恋。実はシリーズの中である意味ヨセフが一番男気のある青年だったのでは?と読了後は拍手喝采でした。読み終えてしまうのが寂しく、読み終えた後の名残惜しさと喪失感は今までに感じた事のない感覚でした。こんな小説に出会えて本当に幸せです。
おぐねえさん
「背中を預けるには」は一気に読破した、奥深く素晴らしい大作でした。しかしこの外伝は本編を上回る面白さでした。剣の腕は最強で一途で前向き、でも無謀なヨセフのおかげで、深刻な場面にも明るい展望が見出せて、読んでいて楽しかったです。ヨセフだけでなく、ルーカス、ディルクの愛と葛藤もそれぞれ丁寧に描かれていて、みんな大好きになりました。最後までどうなるかわからずドキドキしましたが、苦労人ディルクの想いが報われて(報われそうで)、本当に良かったです。カイルの今後、ジルの過去はとても気になりますが、まずはこの2人が愛を育て、ファノーレンを改革していくストーリーを是非とも続けていただきたいです。最高にエキサイティングで壮大な物語でした!
のくてぃさん
ファン待望の平河寮シリーズ続編! 拉致監禁事件の後遺症で苦しむ篠口に、心から寄り添い支え続ける黒澤の包容力が飛びぬけています。世界よ、これがスパダリだ。リアルな心理描写に読者からは「警察モノBL小説の金字塔」との声も。過去編の割り切った関係から、優しくじわじわと距離を縮めていく様子は感涙必至です…!
支え、癒し…感無量の献身快復編!
辛いお話なんですけど、篠口が黒澤に寄りかかる事が出来て、黒澤が全身で篠口を支える事が出来て、本当に良かったと心の底から安堵した御本でした。
このシリーズ大好きです。
りうきさん
『墨と雪』で傷ついた篠口がゆっくり穏やかに優しく癒されていくのを上下巻通して描いていていて、辛いことが続いていたからこそ心に響いてきて印象に残る作品でした。円陣先生の美しいイラストも素晴らしかったです。
sakisakuraさん
1巻で拉致られた篠口のその後。黒澤の篠口への献身的な姿勢にキュンとなります。大人な世界。まだ素直になりきれない篠口と黒澤の心の距離が近づいてく様もいいし、トラウマに悩む姿も萌えます。続きを読みたいシリーズです。
みみかさん
警察物が好きで読み進めるうちにどっぷりハマり、このシリーズを全部買い読破しました。篠口の怪しさと脆さ、それを陰で支えてきた黒澤の関係が少しずつ変わっていくところに惹かれました。是非このシリーズの続きを読みたいです!本当に!
シャオレイさん
丁寧な心理描写で、それぞれの登場人物に自然と感情移入することができました。
最も読み返しているシーンは、病室の日々です。
あの日々が、優しくて一番胸に沁みました。
先生の今後の新刊も楽しみにしています!
素敵な読書時間をありがとうございました。
一Hさん
深く深く傷付いた篠口を包み込む黒澤の大きな愛。
それによって再び立ち上がり成長した篠口。
自分の弱さや人のやさしさを知り、シリーズ前作とは別人のように優しさや愛で溢れる姿になったように思います。これからも2人は大丈夫と思わせてくれるラストに胸が温かくなりました。
❁✿✾奏✾✿❁︎さん
SITシリーズの最高地点にして、現時点での、かわい先生作品の最高到達点だと勝手に思っています!!
こんなに可愛くて脆くて強い受けをわたしは他に知らないし、こんなに包容力のある攻め様を他に知りません!!!シリーズ通してこの世界観を描ききったかわい先生の凄さに脱帽!BL小説の傑作がまたひとつここに爆誕!!!大好き!!!!
さとななさん
ファン待望の数年越しの続編なだけあって期待を裏切らないボリュームと完成度でした。
かわい先生の警察BLの一般作に近いリアリティとBLらしからぬ容赦ない展開の中に混じる甘さが堪らなく好きです。
篠口さんをひたすら支える黒澤さんもまた、ずっと孤独だったのだと分かって、その彼が家族を得て幸せそうにしている描写に癒されます。この二人と1匹の暮らしをずっと観ていたいと思わせる作品。
FUERUWAKAMEさん
BL史に残る名作!!!!
2人の関係性に留まらず、周りの人間関係まで含めて、主役の篠口の痛ましい事件からの回復と成長を描き出した凄い作品です。篠口の心の傷が痛々しく、胸に迫る。そして、彼の心を傍らで寄り添い支えた黒澤の深い愛情に感動。篠口の復帰を喜び温かく迎える職場の皆の姿にも涙が止まりませんでした。
辛いシーンもありますが、それ以上に人間の弱さも強さも感じられる心に響く作品です。よくぞこんな素晴らしい作品を書いて下さったと、かわい先生に感謝です!!!
マリネコ3号さん
惚れるしかない!スパダリ本領発揮
二人の絆と、仲間の絆に感動。
ストーリーの素晴らしさにも脱帽です。
スパダリの真骨頂とは黒澤さんのことではないかと。
miu0812さん
黒澤様のスパダリぶりに、もう、惚れる以外に、選択肢無し!あまあまな、幸せだけがある続々編で、雪已君、骨まで癒やされ欲しい!
匿名さん
年末年始、狂ったようにシリーズ一気読みしてしまったのは私です。本作は特に大人の関係で、それがこの舞台設定とぴったりで、萌え転げてました。仕事のできる冷徹そうな人の甘やかしって心臓100個あっても足りませんね…ドキドキが止まりませんでした。
ねこわんこさん
トラウマになる事件に巻き込まれてしまった篠口の立ち直りを、さりげなく、でも慎重に見守って支える黒澤がいい。二人で過ごす時間の、部屋の中や出かけた先の描写は、匂いや空気の温度まで伝わってくるようで、それこそ作中の二人のそばで見ているような感覚になる作品でした。
ハチドリさん
篠口の何もかも、傷さえも丸ごと包み込んでくれる懐の広さを持つ黒澤のスパダリをまざまざと見せつけられる。
凄惨な事件も絡んでくるので、中々に重い作品ではあるけれど、綺麗事だけじゃない現実を絡めてある事で物語に重厚感が出て、とても面白いし、読み応えがあるので本当に読めて幸せ。
★アッサム★さん
素晴らしいかったです。最高のタイミング、最良の形で完結させてくださって先生と出版社さんに感謝しかありません。黒澤のスマートな尽しっぷりにこれが令和のスパダリかと震えました。今のかわい先生でしか描けなかったであろう保護犬のエピソードに胸が震えました。末長く読み継がれて欲しい作品。
ソイラテさん
衝撃の事件から二人の関係が穏やかに優しく変わっていく様子が描かれていてとても素敵です。黒澤さんの攻スタイルがどんどん優しくなっていきます。黒澤さんが口にする「へぇ」が大好きなんですよね。スパダリ度も比例して私的攻の中で黒澤さんは上位に位置付けされました。
二人の過去では冷静にお互いを翻弄する色気と表現に興奮が止まりません。
のっぴきさん
いくら推しても推したりないくらい2022年で一番推したい大人ラブの決定版です。
ストイックに見える二人の間にさりげなく漂う親密な空気や、表現は控えめでも愛がダダ漏れる相手への想いなど、行間から伝わってくるものが多すぎて何度萌え転げたかわかりません。なんといっても、”ザ・大人の男”の魅力あふれる公安の彼氏・黒澤様が最高オブ最高。仕事もプライベートも飄々と完璧にこなす、デキる男・黒澤の篠口に対するクソデカ包容力に痺れました。多忙さや疲労を相手に見せない配慮や、干渉しすぎず見守る優しさ!こんなにも繊細な愛情を受けに与える攻めって今までいたでしょうか…!?(いたかもしれませんが…w)スマートな会話のなかに高次元のイチャコラが垣間見える、落ち着いた大人のパートナーシップ、ことあるごとに読みたくなってそのたびに感動してしまうのでした。
えすむらさん
静かな愛と希望に満ちたお話でした。
黒澤の寄り添い方が本当に素晴らしかったです。自分の価値を見失いかけていた篠口にとって、こんなにも深い愛情を惜しみなく注いでくれる黒澤の存在は何よりの励みになったと思います。同情ではなく愛情を、ここがしっかり書き分けられているのでBLの側面から見ても最高に萌えました。かわい先生の直接的な表現や言葉は書かれていないのに登場人物の心の変化や在り方がちゃんと読み取れる、情緒ある文章表現が本当に大好きです。全てを書き切らない余白ある文体が、墨と雪という大人の恋愛を描いた作品にぴったり合っていて最後までどっぷり物語に浸れました。
いつまでも読んでいたくて、読み終わりたくなくて、こんな風に一文一文を大切に本を読んだのはいつぶりでしょうか。BL小説が好きで良かったと、改めて感じさせてくれた大切な作品になりました。きっとこれから先読み返すたび自分がBLを好きな理由を、気持ちを、何度でも思い出させてくれるのだと思います。
nemuiioさん