chill chill ちるちる


崎谷はるひ特集


崎谷エロの魅力に迫る
評者:ミドリさん
崎谷はるひといえば、そのエロ描写が特徴であるし最大の魅力である。
エロといってもただただエロに興奮するのではなく、エロに「萌える」というところが崎谷はるひの素晴らしいところ。
なぜエロに萌えるのか、どんなところに萌えるのか、考察したいと思う。

私が崎谷エロで特筆しているな、と思うのは受が淫乱なところだ。
普段は普通…というか、大人しかったりツンツンしていたりする受が、エロになったら思う存分喘ぎ、もっともっとと攻にねだるのだ。
しかしそれは全く嫌な気分にはならない。
よく官能小説などで喘ぎまくり男を求めまくる女…というのはよくあるのだが、それに対して嫌悪感を抱く時がある。
「なんていやらしいんだ…はしたない」と。
それは男女だとか男同士だとかいうことは関係ない。ただ、女(受ける側)はもっと奥ゆかしくあるべきではないかと思ってしまうのだ。
しかし、崎谷作品における淫乱受ちゃんたちは、その「気持いい」という気持ちに戸惑いながらも、その気持ちに抗うことができず、「気持ちいい」「もっと」という気持ちが溢れだしてしまうんだと思う。
溢れだしてしまうほど気持いいのか…と思うと、もう、受ちゃんが愛しくてしようがなくなる(笑)
官能小説に出てくる女と何が違うんだ!と考えると、受は普段は決してそんなことを言いそうキャラではなく、またエッチのときだけ乱れてしまう自分に戸惑っている場合が多い。
そんなところにも無性に萌えてしまうのだ。
そういう描写がしっかりと書かれている分、受は気持ちを抑え込めずについついエッチのときに淫乱になってしまうんだな…!という結論に至る(笑)
気持ちいいことを「気持ちいい」と素直に言ってくれる受は可愛いし、それを見て愛しく思う攻の気持ちもすごくわかる。
ただ、私としては攻がエッチの最中におしゃべりすぎるのはマイナス点である。
「ここか…ここがいいのか?」「いやらしいな…○○は」など、言葉攻めとしてはいいのかもしれないが、
受が自ら「気持ちいい」と言ってくれているのだから攻は黙ってソコ攻めとけ!と思ってしまうのだが…(笑)

私は疲れるとエロが読みたくなるのだが、最近そんな時はもっぱら崎谷作品ばかり読んでいる。エロ甘エッチは身も心も癒される。今後も崎谷エロにお世話になろうと思う(笑)

紹介者プロフィール
ミドリ
9月でBL歴1年を迎えました!
この1年で気づいたのは、浮気ダメ、強姦・監禁・凌辱ダメな、意外に純愛作品好きだったこと。
でもエロエロは大好きです。
BL読み始めて本棚3つ増えました!
コミック主体で山田ユギ、ヨネダコウ、山本小鉄子、日高ショーコを神と崇めてます。

最近は榎田尤利にハマり中。
このコラムに寄せられた感想
2010年03月14日 ミドリ
あくあさんへ
はじめまして、同意いただき嬉しいですw
なんででしょうね~疲れてるとほんとエロ補給したくなりますよね!
ベタ甘エロ補給するとこっちまで幸せ~になれる気がします。
本棚是非頑張って作ってください!
私も読んでない本頑張って集めます~
ありがとうございました!


2010年03月13日 あくあ
同感ですっ!
すっごいストレスたまって泣きたくなるとき無性に癒されたくなりまして甘エロが読みたくなります。
崎谷先生は甘やかしてくれる攻めさんがいるのでリピートしちゃいます。
本棚つくらなきゃです。



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