ちるちる談話室:BLファンの掲示板 「雑談」



海外版の翻訳されたBLを買ったことがありますか?

縞々

12/08/30 02:26

回答数:19

回答出来る方が限られてきそうな質問で恐縮ですが、気になったので是非質問させて下さい。
私は海外旅行が好きで様々なところに行きましたが、行った先では必ずと行って良いほど本屋に行きます。
海外の本屋に行くことで、その国の文化というか、どういう生活を送っているのかが結構分かるので非常に面白いのです。

で、更にそこで気になるのが、翻訳された日本の漫画達。見つけると「日本の文化がこんなところに!」と結構嬉しくなります。勿論購入したいものがあれば、日本語のものを持っていても買ってしまいます。

通販だと簡単に?向こうの言語の本が手に入りますが、通販だとそもそも購入方法の時点で、英語圏ならまだしもヨーロッパ圏のものだと言語の壁があり、難関で買えなかったりしますよね。
勿論通販で買ったという方でも、現地で買ったという方でも結構です。何かエピソードがあれば教えてください。

回答一覧

19. ごめんなさい!

グバァ(吐血)
大変申し訳ありません、暫く放っておいたら皆様からの書き込みに全く気付かず...!!失礼致しました。

>sp様
はじめまして、ご参加有り難う御座います!
わああ!貴重な目撃情報有り難う御座います〜。アメリカ&カナダですか。やはり英語圏は普及が早いですね。専門コーナー...!凄く行ってみたい。
確かに「BOYS LOVE」って和製英語ですから、普通に使ったらとんでも無い事になりそうですね(笑)海外ではもっぱら「YAOI」なのは私も気になってました。向こうの漫画の表紙にもデカデカと記載されている位ですから。果たして向こうの方は「やおい」の語源を知っているのか否か。
そしてニュージーランドですか!しかも図書館!日本にだって図書館には置いてないのに...素敵(笑)うーんですが、10歳以下の子が簡単に手にとってしまう可能性も高いのでしょうか?それはそれで考えもの...。
文化の違いは漫画に大きな隔たりを生みますね。
しかし今更ながら考えてみると海外の方のレジにBL本を持って行くのは日本のとはまた別の勇気が必要になりませんか?(苦笑)
向こうの本屋さん(というより店)て日本と違ってフランクというか。客と従業員ではなく、買いに来た人と売ってる人、という関係だったので。

母国語問題ですが、これは確かに母国語で読んだ方が勿論萌えますよね。(優劣的発言だと誤解されたくはありませんが)中国語なんかも結構...というか、AVっぽいとか以前の問題で、全部漢字なので、日本人からすると凄い仰々しい堅苦しいというか...だって勿論喘ぎ声も全部漢字なんです....(汗)音に漢字を当てはめているので、例えば「はあああ」が「把婀婀婀婀」(←すいませんこれは適当です)みたいになったりするのです。
これはもう完全に言語の壁というか、ネイティブの人達の慣れと感性が合わさって理解出来る技といいますか、性行為にも文化の違いとエロティシズムのポイントって全く異なると思うので、翻訳も凄く大変なのでしょうね。

興味深いお話を有難う御座いました!

>海星様
はじめまして、ご参加有り難う御座います♪
おお小説!小説はどの国のものも見たことが無いので非常に新鮮な情報です。なるほどエロシーン...。これは個人的予測でしかありませんが、エロシーン、というか、文を読むというのはある程度の教養が合わさって理解出来るものなので、イラストのような直接的なものが無い限りはそこまで規制は厳しく無いのでは無いか...と想像します。
ですがたまにBL小説は非人道的なのありますからね...(苦笑)そういうものは翻訳される前に除外されそうな気がします。

話が少し脱線しますが、日本に童話の「ラプンツェル」が輸入されてきたときの有名な話として、原作通りに訳した彼女の言葉が過激だったため修正されたというのはご存知ですか?元々ラプンツェルって性的なお話なのですが、長い間塔に閉じ込められ過ぎて妊娠の概念を知らないラプンツェルが魔女に「お母さん、最近ドレスがきつくなったの。何故かしら?」と尋ねるシーンが、過激だということで、確か改変されたという話。
いまだとさほど過激とは感じられませんが、国によって随分印象が異なる筈で、その国用の翻訳は本当に難しいのでしょう。異国から見ても理解出来ない事が沢山でてくるでしょうね。
特に小説。日本独自の文化がそのまま言語に現れるので恐らく漫画より難しそうですね。それを楽しむのが一興なんですけれども。
性的シーンはそうなってしまいますよね〜〜〜。母国語じゃないと萌えないのはどこの国でも一緒だと思うと仕方ないことかもしれません;;しかしほんとにAVのそれですね(苦笑)
ていうか、海外にも「言葉攻め萌え」なるものはあるのかしら?そりゃあるわよね(笑)

楽しい情報を有難う御座いました♪

>ofnotice様
「環境」と「想像力」。はっとさせられました。想像力、そうですね、母国語で漫画を読むことがあまりに当たり前になっているので普段忘れがちですが、本来はその想像力も私たちも楽しんでいる訳ですよね。「理解力」と「想像力」は全く別ものですものね。非常に興味深いです。
私も言語を勉強していて忘れがちになるのですが、言語はあくまでツールでしか無いということを、向こうの方と会話すると思い出します。
本を読むのが一段と楽しく感じるようになるご回答、有難う御座います。

あと、私そのBLCDに関して凄く疑問だったのです!謎が解けました!やっぱり全て理解しているわけでは無いのですね。BLCDの内容が完璧に分かるって、ネイティブに近くないと恐らく難しいと思うので。「聴いてるだけで幸せ」...日本の英語学習者なんかに聴かせたら発狂しそうなセリフですが(笑)
向こうの方のガッツというか、愛は凄く深いなあ。そして日本人としてとても嬉しい。
素敵なご回答有難う御座いました。

0

18. 言語よりも大切なもの。

腐女子のみなさん、想像力豊かですから
我々日本人にとっては「ハァ?」な訳でも、
BL的世界のお約束ということで、どうにかなっちゃうわけです。

つい、先ごろも「ファインダー」シリーズがアメリカのYAOI.CONで受賞してましたよね。
日本でも根強い人気を誇るBL作品は、たいていの場合、海外でも人気です。
明らかな駄訳はともかくとして、ニュアンスの違いというのは枝葉ではなかろうかと思います。

それに、言葉よりなにより、最終的には「環境」と「想像力」じゃないかと思います。

海外の日本語学校という現場にいる立場として、
ちょっと熱く語ってしまいそうですが(笑)
日本語学校にも腐はたくさんいますが、普通の学校や職場のお友達がBLに理解あるかといったら当然ない。
親にも当然ナイショです。
どちらかというと、フツーの処でちょっと浮いていて、オタクと腐女子がいっぱいいる日本語学校で人生始まった!みたいな子が多いです。
そういう子に「訳本のBLってAVみたい、プw」とは間違っても言えないです。BLをAVみたいに思ってる子というのは今のところ、会ったことないです。
BLの中でもエロいのが好きっていう子はいますけれども。
英訳でも仏訳でもロシア語訳でも、そりゃー日本人から見たら
笑っちゃうような訳でしょう。
だからといって、そういう訳を読んでいる子が萌えをわかっていない、わけではない。
ときどき、学生に「物語を書いてみよう」というテーマで作文をさせますが、腐女子でこちらが弟子入りしたくなるような萌え作文書いてくる子、いますよ。機会あればご紹介したいほどです。
そら、日本語がオリジナルであるBL世界ですから、日本語が一番いいのはわかりますが、だからといって言語のフィルターを通した世界がゆがんでいるわけでも、萌えが伝わらないわけでもありません。わかろうとする心さえあればいいんです。

仮に、たとえばね、日本語訳でフロベールがわかるはずないとか日本語訳のシェイクスピアなんて読んでも意味がない、と言われたとしたらみなさん、反発なさるんじゃないでしょうか。(ワタクシ自身、その昔留学生やってた頃に正面切って言われましたけれどもw)
そこに求めるのは「世界観」であり「精神」で、「言語」ではないからです。

今まででいちばん衝撃的だったのは、日本語がほとんどわからない子が恐ろしい数のBLCDコレクターだったことですね。
対訳はあるものの、それはササーッと見るだけであとは音の雰囲気を楽しむ、言葉がわからなくても、いい作品は聞いていて幸せな気分になれるそうです。
それ、すごいなと思いますが、言語の基本でもあります。
ちなみに、一番好きな作品は「銀の鎮魂歌」だそうですよ。

ヨコにしてはクソ長いレス、失礼いたしました。

1

17. やっぱり国産オリジナルが一番ですw

コメント16の海星さんが「他の外国語だと、どうなんでしょう?」と書かれていたので再登場です。
こんにちは^^

英語はまぁ海星さんが書かれているように
絡みのシーンがやっすいAVみたいな感じですよね(笑)
フランス語も同じです。どこのAVだよっ!?って雰囲気です。
あと、日本語独特の比喩や曖昧な表現であったり情緒的な言い回しが仏語には無いので、
直訳だとフランス人には理解不能な文になるし、
理解できるように訳すと説明文のようになってしまうんです。
もちろん原作を壊さないような作りにはなってますが、
仏語版と日本語版では台詞のニュアンスが微妙に違うかなぁと思う作品がなきにしもあらず・・・
翻訳の方の力量しだいで駄作にも名作にもなりうるのが「外国書」ですからねぇ・・・
びえるも同じだと思います。

0

16. ひらがなの色気を実感

はじめまして、縞々さん^^

私は英語版の小説を一冊所持してます。
どんな翻訳になるんだろうと興味があったのでamazonで購入しました。
日本で入手するにはやはりここしかないかも。

まず、日本版の右開きに縦書き対し、英語版は左開き横書きでした。
イラストはそのまま使用されてます。
肝心のHシーンも、この作品の場合アレが見えないので修正されてません。
あからさまなのはやっぱり修正されるんだろうか・・・海外ってそのへん厳しいですよね^^;

文章は高校生レベルかな? 単語さえわかれば理解できると思います。
私は以前英語の講師をしてたんですが、その頃はBLと出会ってなくて。
いい教材になったと思うと、ほんと残念です(笑)

以下は、受けの喘ぎです。

“ Ah...ah...yesss. ”

“ Ahh! It's coming! ”

“ N...not yet...no! ”

“ Hunh... ”

なんとなくわかりますよね? なんか海外版AVを思い出しませんか(笑)
字面で見ると色気がなくなるっていうか・・・ 日本語の方がだんぜん萌えますね~^^;
他の外国語だと、どうなんでしょう?

0

15. ニュージーランドの・・・で見つけました

こんにちは^^。
英語版コミックは少しだけ持ってます(志水ゆきサンとか大和名瀬さんとか・・)
私の場合、国内版で内容を知っていても、基本的に自分が読める言語でないと買いません。
「こういうふうに訳されてるのか・・」と感心しながら読むから楽しいので(笑)
アメリカやカナダではYAOIというジャンルが普通に成立してるので、本屋さんでも専門コーナーがあります。
フランスは日本の漫画がすごく熱い。でもBLに関してはドーンと表立って置いてある店はほとんどありませんでした。
フランスやイギリスは、私が行った頃は幼児ポルノが深刻な問題になっていまして、日本のBL漫画のもつ「kawaii」イメージはあまり喜ばれない感じでしたね。
そして、これは本屋さんの話ではないのですが、
ニュージーランドの公立図書館にBL漫画が置いてありました。
20〜30冊はあったと思います。
全てを手に取ってチェックしたわけじゃないですけど、「1Kアパートの恋」「リトル・バタフライ」「Hybrid Child」は英語でしたよ。純ロマもあったかな?おそらく他の本も英語だったのではなかろうかと・・
”ボーイズラブ”ではなく"YAOI"ですね。
日本で言うところのボーイズラブという言葉は使えません。
「ボーイズラブ=少年好き=変質者」なので。
海外ではYAOIと表現する国が多いなーと。フランス人の友達もYAOIと言ってましたw

世界的に見て、日本の規制はかなりゆるい方なんですよね。
だから市場にこれだけのものが溢れてる。つくづく日本人で良かったと思います(笑)

1

14. 香港について補足をありがとうございました。

>匿名さま
>ofnoticeさま
香港の本屋についての補足をありがとうございました。
投稿後、当時の記憶がよみがえって参りました。
確か、出発前にアニメ系の情報誌に
「香港では、今、日本のジャンプとサンデーとマガジンからマンガを選んで1冊にまとめた、『1冊でジャンプとサンデーとマガジンが読める雑誌』があるよ」
てな記事を読んで、それ限定でを探していたんでした。
で、J◯B(「3泊4日の香港フリーツァーを、7日間に延泊したい」という私たちの希望を叶えてくれたのはここだけだったため)の香港支社に問い合わせの電話をした際、
「マンガ雑誌が買える、本屋さんはどこにありますか?」
という聞き方をしたのだったかも。
相手は、非常に流暢な日本語で応対してくれたので、日本人だとばっかり思ってましたが、日本語が堪能な広東人だったのかもね。
雑誌?→露店だろう
「漫画(マンワー)」?→露店だろう
私と支社の方と、お互いの認識がすれ違っていた可能性がありますねえ。

えー、普通3泊4日くらいで観光する香港に、なぜ7日間も滞在したかは…、
当時、香港映画に大ハマリしており、同じく香港映画ファンの友人と、
「香港映画の独特のあのテイスト、香港が中国に返還されたら消滅するかもしれないよ! 返還前に香港で『日本には輸入されなさそうな映画』を見まくるだけの旅をしようぜ!」と決行!(;´Д`)
毎日平均2~3本の映画を観てました。当時の香港映画は、ご当地香港で上映する際、北京語と英語の両方の字幕付き上映がデフォルトで、広東語(登場人物は広東語で話している)ができなくても、両方の字幕を見ていると日本人でも大体のドラマの内容がわかるので、全然退屈しなかったんですよ。
閑話休題でした。

2

13. おおおおお

情報の濃厚さに目を輝かせております。皆様有り難う御座います!
おおお私の語彙力&知識量が貧困なのが悔やまれる...。

>ピピン様
興味深いご考察有難う御座います。こういう歴史的背景を経たお話、大変面白いです。
なるほど確かに識字率の高さで諸外国に比べて群を抜いているのは有名な話ですよね。改めて検索かけてみたところ、wikiですが、日本の識字率99.8%と、世界1位。長い年月をかけて、国民全体が独自の高度な文化を作り上げてきたからこそ今があるのですね。うーん、日本文化が非常に高度なものであるというのは知っていたつもりでしたが、改めて日本に誇りを持ちます。いまある作品も、当時の恋愛譚や怪奇小説などへ歴史をさかのぼってみると非常に面白そうです。
ふとネットで見たものを思い出しましたが、江戸時代に描かれた今で言うところの「セックスハウツー本」。これがまあ挿絵とともに、どこが良い場所だの体位や動かし方など、それはもう詳〜〜〜細に説明されてるんですね(笑)内容は勿論字が読めて、理解力が乏しいと読解は不可能レベルの文字量でした。日本の世俗文化は今と大して、というより昔から全然進化してないんだわ〜〜と、江戸時代の方達に感服するばかりで御座います。
そして合唱運動!目から鱗です。正直、中高などでは声を高らかにしてオペラ歌手さながらに大合唱するような時間を設けられたため、「欧米文化の真似(というと言葉が悪いですが)してんだろーなー」なんて何も知らない学生の頃の私は思っておりました。

香港については他の方も仰ってますが、地域によって差が激しいのですかね?;;
いずれにせよ、本が買えない環境というのは、本屋に囲まれて暮らす身としては非常に耐えがたいものであります;

詳細に有難う御座いました!

>匿名様
ご参加有り難う御座います!
やはりアジアのマーケットの方が大きいという事なんですね!
海賊版に関しては、これはもう日本がもっと世界に目を向けたマーケット展開を図ることでしか解決されないような...。

やはり宗教観は大きく関わってきますよね...。日本でここまで多岐に渡るジャンルがあるのも宗教理念が薄いためなんでしょうね。良いんだか何なんだか。
でも若い世代はあまり気にしてないんでしょうかね?たとえば英語圏でかなり人気なところを見ると、切り離した考え方をしているような。誰もが宗教を重んじているとは思ってませんが。

BL入門レベルである純ロマで撤去...日本の本屋のBLコーナーに来たら卒倒してしまわれそうな;;;うーん正規ルートで普及への道のりは非常に険しそうですね;
正直、海外でも通じる日本語ってオタク関連用語が非常に多いように思うので、海外の方が使われてるたびに苦笑します。酷いものだと「HENTAI」「BUKKAKE」なども通じますから...。日本のコンテンツが豊富な証なんですけどね笑。この前「対人恐怖症」という言葉が世界用語だとしって驚きました。日本人の発症が非常に多いとかで......;;;;;;
様々な情報を有難う御座いました!

>ofnotice様
が、がーん;;そうなんですね...。
まあでも、日本を意識する入り口になってくれればそれはそれで良いように思います^^;;;
「もっと世界に広まれ日本文化!」と思っている私としては、漫画でも何でも良いから、小さなところからでもとりあえず興味を持ってくれたら!(泣)
教えて頂き有難う御座いました♪

>葡萄瓜様
ご参加有り難う御座います。
やはりamazonが一番の入手方法になりますよね。おお、800円程度なんですね。なら買ってみようかしら...。3000円もしてしまうのはロシアとかだったかな?
そうですよね、日本でわざわざ洋書コーナーに行ってBLを買う希有な人そうそういませんもんね(苦笑)
情報有難う御座いました!

1

12. 日本Amazon経由で

海外に出向く機会がとんとないので日本Amazon経由で
機会があり次第購入しております。
今の所スパニッシュ版・ドイツ語版・英訳版を確認して
おります。
ドイツの翻訳BLは英訳版に比べるとかなり廉いですね。
日本の原著より少し高額な程度…800円から1000円以下で
ございます。
BL(翻訳版では対外YAOIで通じる)は洋書として店頭で並ぶ事は
滅多にないので日本Amazonさんの駆動力に頼る事しきりです、

1

11. 日本人は世界有数の本好き国民

〉縞々さん
えーと、チョット誤解していただきたくないのは、
『クールJAPAN』とかいうのは文化庁だかマスコミだかどっかわかんないけど、そゆところが勝手に定義してるだけで、実際にはんなものたぶんねーよw ってことですかね。
小生の住んでいるところでは「名探偵コナン」とか「ONE PIECE」とか「NARUTO」なんかはもはや子供のジョーシキですが、だからつって日本が人気なわけじゃありません。日本産サブカル素敵=日本・日本人スバラシイ、とは必ずしもならないし、日本に対する好感度に直接的には繋がっているとは思えない。
自家製翻訳までやっちゃうようなコアな人は別として、
ベンツやBMWに乗っている人がドイツに憧れてるとか、ドイツへ行ってみたいとか思うわけじゃないのと同じです。

〉ピピンさま
あー、香港でのガイドの人がいう「漫画(マンワー)」と日本のコミックってちょっと隔たりがあるのかもしれないw
あのね、香港や台湾には伝統的な「漫画」がありまして、漫画っていうよりも劇画です(映画『ストームライダーズ』はこの手の漫画が原作)そういうのって、一昔前までは露店とか雑貨屋に売ってるのがフツー、読む層は労働者階級でした。日本コミックを読む層とは相いれないものがあります。
現在では、漫画専門店もありますし、早朝テレビ番組には「本日のイチオシコミック」っていうのがあるぐらい。紹介されるものの90%以上は日本のコミックです。
香港はそれほど広くないので、BLを含むコミックなどを午前中に注文すれば、1~2日で自宅やオフィスに届けてくれる宅配サービスもあります。
日本から輸入のBL本ももちろんあります。
話にあった「オタクの聖地」はたぶん、モンコックにある信和中心(サンワー・センター)のことだと思いますが、あそこも最近は様変わりして、おしゃれになり、フィギュア店がやたら増えた気が。

>匿名さん
だいたいどのへんにお住まいかわかってしまったw
税関検査…むー。まぁ、どうせアングラ的に通販やってるショップはいっぱいあるハズで。ちなみにウチんとこは『デス・ノート』が発禁本ですw エロBLもたぶんNGなんでしょうが、オタクご用達専門店に行けばある。ウチの近所のオタク専門店店員(男)はえらいBLに詳しく、腐女子たちからは重宝されていますw そこで輸入日本版BL買ったことあります。

日本て、本好きにはこの上なくいい環境です。
石投げれば本屋に当たるぐらい本屋いっぱいあるし
BLコーナーあるし。本当にうらやましー!
これだけ書籍があふれているのは再販制度のおかげでしょうか。
ま、海外でBL買おうと思ったら、本屋へ行くよりもネット通販が確実です。

1

10. 私の住んでいる国では

すみません、匿名で失礼します。

ピピンさま、
>「香港に書店はありません」
と言われたとのことですが、おかしいな(笑)? 1991年に初めて香港に行ったときに何軒か書店をまわって書籍を購入したことがあります。割と大きめのショッピングセンターには本屋さん、ありましたよ。
ただ、そのときの私はまだ今と違って真面目だったので漫画は探してないんです。だから、その現地旅行代理店の方が「漫画を売っている本屋」はないよ、ということだったら、その当時はそうだったのかもしれません。

かく言う私は東南アジア某国在住なのですが、日本のコミックは英語版・中国語版・現地語版ともに、かなりの勢いで氾濫しています。
現地にある大手日系書店では、日本語書籍コーナーへと続く通路の片面にずらーっと日本のコミックの英語版が並んでますし(中国語版コミックは別コーナーで独立)、現地系の書店でも、ある程度の規模の店舗なら日本のマンガののコーナーはほぼ100%の確率であります。それだけではなく、住宅地にあるボロい雑貨やさんやセブンイレブンでも日本のコミックを売ってるのを実にしょっちゅう見かけます(でも、こういう雑貨店や露店にあるのはまず間違いなく海賊版ですね)。

ただ、BLの翻訳本は見かけません。皆無です。多分、BLというジャンル自体が私の住んでいる国では極度にマイナーなのかと。日本に比べてまだ宗教観や倫理観が厳しい、というか、ぶっちゃけホモフォビアな雰囲気があるので(でもオカマさんは多いという・・・)、たとえBL好きでも公言できるような環境じゃないのでしょうね。
「男同士がイチャイチャしてる漫画や小説が好き(はあと)」なんて現地の人に言ったら最後、ドン引きされるか縁切りされるか、または真剣に改心させようとするかといった反応をされる気がします。
現地の人の中でも、特に若い世代ではBL好きな人は確かにいると思うのですが、やはりネット上のファンサイトでスキャンレーション(スキャン+翻訳)されたものをこっそり読んでるんでしょうね。

そういえば、これは日本からの輸入物で翻訳本ではないのですが、以前、こちらにある大手日系書店の日本語書籍のコーナーには、なんと中村春菊先生の作品がものすごく充実したラインナップで並んでたんです(純ロマの画集まであった!)。
いつも日本での発売から1週間遅れくらいで新刊が多数(純ロマやセカコイだと1度に20冊くらい棚に並んでました)入荷してたので私も何回か購入したことがあるのですが、ある日突然、それはもうゴッソリと中村先生の本が全部棚から消えてたんですね。
そこで恥ずかしながら日本人の女性スタッフの方に理由を聞いてみたら、「ああ、先日税関でひっかかって全部撤去になったんです。すごく人気があって売れてたんですけどね・・・」とのこと。
当地の税関規定には「猥褻物の持ち込み禁止」というのがあって、どうやら中村春菊作品はついにブラックリスト入りしてしまったようです(私も税関が怖くてBL本の個人輸入はできないので、年1~2回の帰国時に買いだめして運んでます)。ああ残念。

ともあれ、BL以外では、日本のコミックは確かに人気で、小規模ながらコミケも当地で開催されているようです。
この間、日本の漫画が大好きという現地の中3の女の子と話してたら、その子は日本語はほぼできないはずなのに「同人誌」「コスプレ」「漫画家」などの単語がごく当たり前に日本語そのままで会話に混じってくるので感心してしまいました。
今度、日本でコミケに行くのが夢というその子と現地版コミケに行く約束をしたので、そのときにBL系のものがないか、こっそりチェックしてみようと思ってます。

9. 日本の常識は、世界の非常識かも?

こんばんは
海外に行かれている方が多くて、皆さん、すごいですねー!

「欧米の本は値段が高い」ということで思い出したのですが、
これから書くことはあくまで参考まで、もしかしたらのお話です。

私は学生時代、19世紀のヨーロッパの外交と民族主義の黎明を、私が考察したところの世界最初の国際会議「ウィーン会議」の主軸に勉強していました。とにかく調べてもなかなかわからなかったのが、当時の市民階級以下の庶民の具体的な生活でした。
日本には、江戸時代には庶民向けの娯楽小説「東海道中膝栗毛」等で、同時代の作者による同時代の庶民生活の描写がわかるでしょう? ディケンズの「オリバーツイスト」やゾラの「居酒屋」「ナナ」に、貧民層の暮しが描かれてますが、私が求める時代よりは新しすぎて、更に後の時代の生まれの作者によって書かれたものです。
そこでふと思ったのは、
「日本に普通にあるから、他の国にも当然あると、私は思い込んでいたんじゃないだろうか? そういえば、日本って『世界の中で驚嘆に値するほど文盲率が低い』珍しい国なんだったっけ。(私がいたゼミで専門のロシア史では、ロシア革命の頃のロシア人の識字率は国民の10%くらい、それより前になる明治維新時の日本人の識字率は90%を越えているのです。)『農民や商人が勉強することを上の身分階級が奨励してましてや支援までしていた(寺子屋制度)』って存在自体、世界的には珍しい現象なんだよな。でも、識字率が高かったからこそ、江戸時代から庶民向けの洒落本や絵草子を庶民相手に貸して回収してまわる「貸本屋」という商売が成り立っていたワケで。…庶民向け出版物が商売として成立しているのって、もしかして日本特有のことなのか?」
同時に、民族主義を調べていて資料の中に「『民族』の意識を高めるため、各国は『字引』(その国の国語辞典)の作成に着手した」旨の記述が! それまでヨーロッパでは自分の国の言語の辞書が無かったのかあ?!
また、「東欧の国には、なぜ民謡を合唱する合唱団がこんなに多いんだろう?」と思ったことはございませんか? 
民族主義を広めるために、民族主義を広めたい側(知識階層)が庶民に「で、民族って何?」と訊かれたとき、説明に困って「(ぶっちゃけ)同じ言葉を話している人は同じ民族だよ」というような説明をしたらしいんですな。当時「合唱運動」というものが、ヨーロッパから中東まで大流行いたしました。「同じ歌が唄えるなら私たちは同じ民族ね、仲間でよかったねー!」みたいな。民族主義の広まりはこの合唱運動に支えられている点は見過ごせません。(実は私は「合唱運動」についてよく知りたいのですが、どうも「音楽史」(音楽)で扱う分野らしく、「歴史学」では資料が見つからんのです(T_T)  「音楽史」の方の「合唱」の本を読むと、音楽用語でちんぷんかんぷんでウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!)

なんだか脱線しまくりましたが、日本と他国では「庶民向けの本」の認識がかなり違うようです。

また昔のことになりますが、私は1993年に香港を1週間旅行しました。その時、こんなことがありました。
(BLじゃないけど)私もやはり日本のマンガの海賊版を探そうと、まず本屋さんを探しましたが、どうしても見つかりません。そこでツァーの旅行代理店の香港支社に電話して「本屋はどこにありますか?」と尋ねました。
「お客さま、香港に書店はありません」
「は? 現地の方はどこで本を買っているんですか?」
「露店です」
「露店? その露店はどこに立つんでしょう?」
「露店商が適当に出すので、場所が特定できないんです。ちなみに新聞も露店売りで、配達がありません。」(つまり毎日読める保証がない、と)
「じゃあ、読みたい本の注文とかはどうするんですか?」
「香港で、『本を注文して買った』という話は聞いたことがないですね。…うーん、唯一店舗を構えて本も扱っているお店はあるんですが…、あれは本屋ではありませんしねえ」
「どんなお店ですか?」
「旺角(当時の香港のパソコン街)に、日本のアニメグッズを香港人に売るお店がありまして、そこならご紹介できます」
旺角は、旅行初心者は迷子確実のカオス地域だったので、あきらめました。(その後、男人街の露店で海賊版の少女マンガを1冊だけ見つけて入手)
つまり、当時の香港では、本は「店舗を構える」投資をしてまで売るものじゃなかったようです。

余談ですが、私は香港ではなぜか現地人に香港人と間違えられ、ナチュラルに道を訊かれたりバスの中で両替を頼まれたり、非常に困りました。特にバスの両替の時は若いお嬢さんで、私が「I'm sorry. .I'm Japanese. I can't speak Chinese.」と謝ったところ、いったん引き下がったがまた来て「Please, small coin change」とおっしゃいました。「ああ、両替して欲しいのか。バスには他に現地人がいっぱい乗っているのに、なぜ他の人に頼まないんだろう?」と不思議で仕方なかったけど、持ち合わせがあったので両替してあげました。

うーむ、お題から脱線しまくっている気が非常にするが…
ご参考まで。(ペコリ)

3

8. ofnotice様

またまた詳しいご回答有り難う御座います!とても勉強になります。

クールジャパンと言われつつ、浸透仕切れないのは一番の購買層ターゲットである「大人」が読まないのが原因..となるのでしょうか。こればっかりは子供のときからの環境が無いとなんとも言えないので、どうしようも出来ない問題ですね。仏と伊のブームが一部であるというのは、何となく分かります。
先述したフランスで知り合った子の友人は漫画など全く読まないようで、「これフランス自体では結構流行ってるの?」と漫画をさして聴いてみたところ、クールに「こんなの誰も読んでないわよ」と返された思い出があります^^;

ofnotice様のお話からすると、腐に目覚めるきっかけはほぼネットからという事なんでしょうかね。好きな漫画を検索していたら偶然二次創作サイトが...って感じかな?

>アメリカだとcrossover(まったく別の二つ以上の作品のキャラを登場させて一つの作品化してしまう)がよくあります。
!?!?!?
思わず「さ、さすがアベンジャーズな国だぜ...」と独りごちました(笑)うーん、日本だったら完全に「俺得」ジャンルですねえ。同じ作品内のキャラ同士ですら接点が無いと俺得扱いを受ける日本の腐女子と違って、実にフリーダム。
日本=和室の概念ですね(笑)当の日本ですら廃退の危機だというのに...なんだかそれはそれで嬉しいようなw
海外の腐女子がせっせと和室を描いてる間、日本の腐女子はせっせと洋室にキングサイズのベットや豪華クルーザーを描いている...何これ(笑)

なるほど、アジアのマーケットの方が巨大なのですね。
アジアの先進国に行った事が殆どない為、仰られてる国に行けば出会える...のかな?シンガポールに行ってみたくなりましたw
日本で人気の作家さんはどこでも人気なのですね〜〜。アジア圏の言葉はとんと皆無なので、漫画ならまだしも小説は読解不可能ですが、購入してみたい気もします。
人気翻訳グループ!そして淘汰!更に無利益!驚きの連続です。愛は国境も言語の壁も越える...。はああ考えるだけで凄い。

そして「藍宇」ですが、知らなかったので調べました。表面的な部分しか調べてませんが、よ、読んでみたい〜。
ネットからデビューということは、あまり日本のように作家の発表ないし発掘の為の土壌が確立されていないということなんでしょうかね。

こういったネット上での著作権問題などは、日本国内ではまだ発展途上というか、既存のコンテンツは既存のもので享受しようという姿勢が未だ根強いので、もっと、苦労を惜しまずにコンテンツを拡散してくれる人達と上手い関係を築ければ、クールジャパンももっともっと広まっていくのかも知れませんね。一概に言えない、簡単な問題ではないので上手く言えませんが、こういう人達を蔑ろにする事は絶対出来ないことは分かります。
日本では未だに有名アーティストの音楽や映像、紙媒体はテレビで見ろ、知りたきゃ買えといった方法ですが、例えば欧米は積極的にネットに配信しますよね。海外の有名アーティストは積極的に流行コンテンツ、Youtube等を活用する事で、とにかくまず「知らないよりは、知って興味を持ってもらおう」というコンテンツの入り口を惜しまない考え方が見て取れます。
情報は自分で取りに行く、素人がプロ顔負けの作品を簡単に作れる時代、もっと新しい方法でBLないし漫画市場が拡大していければ良いですね。

とても興味深いご意見とご考察、有難う御座いました。

0

7. そもそも本の値段からして高い@欧米

アジア方面はともかく、欧米だとそもそも本の値段が高いと思います。

新刊本のペーパーバック(ザラ紙印刷ではない、しかし製本はいちばん安いやつ)だと日本円にして軽く1000円を超えるのがフツーですし、伝統的なコミックっていうと、絵本みたいな製本のヤツがよくありますね。

英語圏はそれでも安いほうだと思います(マーケットでかいから)
フランスやイタリアで日本のマンガがブーム、とかいう話があるらしいですが、あくまで一部のオタクレベルで、一般人はそもそもコミックなど読まないのがフツー(大人がコミックを読む=相当教養がないか、子供っぽいというのが基本的イメージ)日本のコミックやアニメを翻訳してリリースしていた会社が倒産、なんていうのはよくありがちな話です。ましてやBL本ならなおさらです。

ヨーロッパに限った話ではありませんが、BLについては現状、商業誌とか紙ベースよりも、むしろインターネットを使ったfanサイトのほうが盛んな気もします。

完全オリジナルもありますが、二次創作のほうが多い(元ネタはもちろん日本の一般コミック)。そういうfanサイトで日本の同人誌が売りに出されていることもよくあります。
面白いのがそれぞれ各国事情が反映していることで、
例えばアメリカだとcrossover(まったく別の二つ以上の作品のキャラを登場させて一つの作品化してしまう)がよくあります。日本人には到底受け入れられない感覚でしょうが、
例えば銀魂の銀ちゃんが攻めでBLEACHの黒崎一護が受け、
みたいな話がヘーキであります。
フランスものはなぜか和室だの和服だのがやたら出てくる気がするw いくら元が日本人設定だからって、なぜいちいちタタミの上でセックスする!?wジャポニズム全開ですw

一方、アジアに目を向けますと、BLのけん引役となっているのはやはり台湾。BLもしくは『耽美系』と呼ばれ、マーケットも欧米に比べて大きいでしょう。

日本で単行本化されているたいていの作品は正規に台湾で中国語に翻訳され、発行されています。値段はコミックですと1冊日本円にして300円~400円ほど。マックのセットと大差ない額です。
台湾で中国語化されているということは、香港・中国大陸・シンガポールでも流通している、ということでして、当然、これらの地域でもBLマーケットは巨大です。

また、日本のBL小説をネットで個人や有志が勝手に翻訳した中国語化テキストが出回っていますが、翻訳が甘いものはどんどん淘汰されるので、人気翻訳グループや個人のものともなると、思わず「なるほどそう訳すか!」と膝を打ちたくなるようなものも多いw
木原音瀬や吉田珠姫、英田サキなどは中国語圏でも人気で、ファンサイトをよく見かけます。

当然、それほど日本産BLが定着していれば、二次創作やオリジナル市場も盛ん。
10年ほど前に「藍宇」という中国語BL小説が一大ブームになりました。日本語翻訳もあるので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。(映画化もされました)。これがきっかけとなって中国語圏オリジナルBLもそこそこ優秀なものが出始めています。
作風としては日本の90年代JUNE期っぽい、バッドエンドものが評価高いですね。もちろん、ライトでキッチュなものもあります。
「藍宇」については中国大陸のアマチュア作家が台湾のゲイサイト(BLサイトだとも言われる)に投稿したものが評判となって出版されたものです。
最近はこのようにネット作家→作家デビューというケースが多く、BLとラノベはほとんどこのパターンではないかと言われるほどです。

とまぁ、テッキトーに欧米&中国語圏のBL事情を知っている範囲で書き殴ってみましたが、正直な話、BLに限らず、日本のコミックやアニメって国を問わず権利侵害モノも非常に多いです。
そういう権利侵害がよろしくないのもわかりますが、BL本が多くの国で法外に高いことや、英語圏・中国語圏以外はマーケットが小さく、正規の翻訳なんかいちいち待っていられないという事情もあるのがわかるでしょうか(主に欧米の場合)
BLコミックのスキャンコピーが出回っているのももはや当たり前、BL雑誌からのスキャンも多いです。ただ、そういう不当な輩がBL人気のすそ野を広げているのも事実。アジアで顕著なんですが、発売からいくばくもたたないものが有志によってかなり正確な翻訳をつけて出回っているのには舌を巻きます。
で、それを見て好きになった子が正規版を買ったり、日本からの輸入本を買ったりという流れになります。
もちろん、翻訳やレイアウト再構築やってる人には一銭も入ってないと思うんですよ。ただひとえに趣味と、まわりとBLを共有して盛り上がりたいんでしょうね。

以上、色々書きなぐりましたが、ご参考まで。

2

6. snowblack様

はじめまして!参加有り難う御座います!とても嬉しいです。

早速、米amazonでZEを検索かけてみましたwプライスダウンしていましたが、やはり15$ですね...今が円高だから良いものを(笑)
あちらの1巻のレビューの引用ですが、「The sex Scenes are very cute, hot and sexy!!」とのことですので(笑)修正度合いは分かりませんが、この感じからするとそこまででは無い..のかもしれませんね。
ちなみに、仏amazonでもZEが置いてありました。表紙に「YAOI」と書いてあって思わず汗が^^;9€で、日本円だとおよそ900円くらいなので、今はフランスの方が安い...?

昔、作品は忘れましたが、少年漫画が向こうの翻訳Ver(どこの国のものかも忘れてしまいました涙)だと全然違うみたいな特集がありまして。女の子がシャワーを浴びている少年誌ならではのちょっとしたお色気シーンだったのですが(局部描写は勿論無し)、翻訳版ではシャワーの湯気が大量に追加されていて、顔しか見えないじゃん!!みたいな男泣かせのシーンになっているのを思い出しました。ほんとに結構厳しいみたいですね。

やっぱり日本のように、本屋の一角にBLコーナーがある、というのはなかなか無いんですかねえ。宗教的なものも関わってきそうなので、一概に流行かどうかでは判断出来ませんが。
やはりBLは日本で作られるべくして作られたという事でしょうか(笑)
よく日本の漫画で日本語を覚えたという方がいますよね。言語の習得に困難な日本人としては「んな阿呆な」と思いますけど、やっぱりリアルタイムで読みたかったら意地でも覚えて読もうとする気持ちは、とても良く分かります(笑)

やはり諸外国だと生活水準と漫画は切り離せない問題になりますよね。そういう点は、日本は(良い意味で)異常な国だと思います。
BL本の売れ行き、好調なんですね〜^^なんだかとても嬉しくなりますね。文化が違えど好きなものを共有出来るのは凄く素敵な事だと思います。

0

5. 持っていませんが(>o<)

縞々様、ofnotice様、大変興味深い話題をありがとうございます。
日本語以外の言語は一切できず、海外にもたいして行ったことがない狭い経験の身の上、勿論翻訳されたBLも実際には見た事はないのですが、参加させて下さいませ。

志水ゆき先生の「是」が英訳されているという話を聞き、検索をかけてみたらAmazonでも買えるようで(ペーパーバックで1500円位だったと思う)、「ZE」っていうのはタイトルが英語にしてもインパクトがあっていいなーとPC画面で表紙だけ眺めていたことがあるのが、唯一の翻訳BL体験です。
中身は勿論見られないわけですけれど、修正されてたりするのかなー?

さて。パリとハワイでBOに行ったことがありますが、どちらも日本のマンガはそれなりにおいてありました。
日本人の多い場所柄、日本語の物もありましたし、翻訳ものもあるという感じでした。
(そういえば、アメリカ土産で英語版の「鋼の錬金術士」のマンガを頂いたことあります。こんなもん、私にくれてどうするんだっ!と思いましたが〜w)

パリの中心にある大きな本屋には、翻訳の日本マンガがかなりありましたが、具体的には忘れちゃったのですが値段的には日本の3倍位だったような気がします。
当時は開眼前(笑)だったのでBLがあったかどうかは定かではないのですが、その後パリ在住のハーフの高校生と話をしたところによると、BLは本屋でもあまり見かけず彼女も読まないとのことでした。
(自分が腐だということは隠して、社会現象の話としてしたよ~w)
知り合いに同性愛者もおり偏見は一切ないのですが、身近ではない印象でした。
年齢の問題なのかな?入手方法はネットが主なんでしょうかね?

日本のマンガ自体はかなりの人気で、翻訳の関係で日本の発売よりかなり遅れるので、日本語で読む事のできる彼女は羨望の的だという話をしていました。
彼女の属している地域というかコミュニティはかなり生活水準と文化水準の高いところなので、どこの中高でもそういう状況なのかはよくわかりません。

春先だったかの新聞に、フランスのマンガ事情として「NARURO」に続くヒットがなくかげりが見えているという記事がありました。
その時に、そんな中BLのムック本は底堅く好調とありましたので、読者もいて出回ってはいるんでしょうね。
読めもしないものに大枚を叩く気はないのですが、見てみたい気はしますね。

1

4. 補足と修正

フランスで買った漫画は、確か1300円くらいでした。
タイの漫画は280円くらいでしたが、その当時のタイの一般家庭の平均月収が2、3万円と聴いていたので、漫画はなかなか高い買物ではないかと思います。
テレビで見た情報だと、確かドイツ?あたりは、日本漫画が一冊3000円くらいした筈です。目玉が飛び出た記憶があります。

日本でも、海外輸入の漫画は翻訳されていないものでも2500円くらいしますよね。とかく漫画というものは自国出た商品を自国で買わないと高くてどうしようもないイメージです。
生活必需品ではなく嗜好品ですから、ある程度の家庭にいないと易々と買えないのはどこの国でも同じ?

0

3. ofnotice様

すれ違ってしまいましたw情報有り難う御座います!

有志翻訳の出来がかなり良いというのは、日本の新聞に取り上げられているものを読んでかなり興味深かったのを覚えています。一般人の方がより日本文化を理解しているという事なのでしょうか...。そりゃ普通の翻訳家が訳すよりも漫画ファンが訳す方がよほど良いものが出来ますよねw向こうの出版社も大変ですね...。

スキャンコピー...。やはりそうなってしまいますか〜。BLって日本でも市場が狭いのに、海外なんかではもっと手にいれるのが大変そうですよねえ。翻訳された正規版なんて、流通を考えると日本で出版されたあと何ヶ月後になってしまうことやら...。良く無い事とは思いますが、漫画文化の向上や発展を考えるとないがしろに出来ない問題でもあるので一概に悪いとも良いとも言えませんね、作家さん自体はたまったものじゃないと思いますが(苦笑)

同人誌!最近はピクシブでも「Tumblrに自分の作品を勝手に載せないでくれ」という方を見かけます。向こうの著作権問題はなかなかにユルいのでしょうか?w

擬音問題は、これほんとに私日本に生まれて良かったなと感じる瞬間であります(笑)挿入音wwww爆笑しましたwwwww
BLにおいて挿入音は大事...大事です...!!!
あと、こんな質問をしておいて非常に元も子も無いのですが、基本BLは色恋沙汰の話なので、母国語で読まないと全くキュンとこないという問題がありますね(苦笑)
Tumblrで英訳されたものをみますが、「I love you」より「愛してる」のほうがそりゃ心動かされますよう...苦笑

詳しく有り難う御座います!興味深いです。

0

2. 私の場合。

私の場合ですが、こんな感じです。
結構古い情報かつ個人旅行範囲内での情報なので、実際のものとは全く異なる場合がありますがご了承下さい。まだBLがいまほど流行っていない時期に行った国は、そもそも当時流通してなかったという可能性もあります。ちなみに私は通販で購入した事はありません。

◯イタリア
10年以上前に行って、まだBLというのものが今程確立されて無かった頃なので、残念ながら見つけることが出来ませんでした。日本の漫画自体にも出会えませんでした。
しかし、日本のアニメ自体は非常に人気があるようで、日本でいうところのアニメージュ?みたいな情報雑誌がありました。今でも大事に取っておいてあります。イタリアのプロ?の漫画家が描いた作品もいくつか掲載されていたのですが、そのなかの二つは完璧に日本の漫画に影響された画風でしたw

◯フランス
4年前に行きましたが、日本の漫画自体は沢山ありました(BLは見つけられず)。そのとき丁度フランスの子と仲良くなり、その子が漫画が大好きだというので蔵書を見せて貰ったんですが、日本人でも知らない人が多々いそうなマイナー漫画を持っており、かなり普及しているんだという事が分かります。
装丁ですが、日本よりも安い紙を使ったカバーと本文の紙のお陰で、結構心もとない。値段的には日本で400円程度で購入出来るものが、確か1000円くらいしたような。恐らくですが、フランスで日本の漫画を多数持っているという子はお金持ちの子が多いのでは無いかと思います。

◯イギリス
6年前程に行きましたが、ここもいっぱいありました!(同じくBL本は見つけられず)
個人的にイギリスで買った本が一番凄かったです。何がってサービスが。日本語特有のものであるオノマトペ(グサッ!ベチャ!もぐもぐとか、いわゆる擬音)が海外の方には理解しにくいものだとは知っていましたが、漫画の巻末に全ページのオノマトペの解説が掲載されていたり、また、例えば十二支が出てくる某漫画では巻末に十二支の詳しい解説コーナーや読者間の交流フォーラムがあったりと、沢山読めばかなり日本文化を知れるんじゃないかってくらいの情報量。こういうのは日本人としてかなり嬉しくなります。

◯トルコ
日本の漫画など一つも置いてなかった...笑
そもそも本屋を探す事自体結構難しく、見つけた本屋で漫画と呼べるものは新聞の端に掲載されてそうなほのぼのコマ漫画のみ...。

◯ベトナム
3年前ほどに行きました。日本人なら誰でも知っているほどの知名度のある漫画なら少し置いてありました。が、ここでは食指が動かずに購入せず。

◯カンボジア
同じく3年前に。が、そもそも本屋が見つけられなかった...笑
5日間、割と都心部の方にいたのですが、全く本屋という本屋を見つけられず。彼らはどこで本を買っているのか。
小さな古本屋を一件だけ見つけましたが、洋書がほとんどでした。

◯タイ
4年前くらいに。都心部に大きい、確か紀伊国屋?があった気がします。そこに行きましたが漫画は一つもなく。
しかし、たまたま入ったタイのファミマで多数発見!BL本はありませんでしたが、これまた日本でも知らない人が多数いそうなマイナー本がかなりありましたので、普及自体は結構高い筈です。
ここの漫画は紙が劣悪で、裏透けするくらい薄いです。お陰でペラペラ笑 値段は確か、日本で400円程度のものが280円くらいで購入出来た気がします。

◯韓国
あったーーーー!おかーちゃん、遂にBL本を見つけたどーーー!!!!!
6年前くらいに行きました。そこの都心部、これまた確か紀伊国屋?で、漫画、小説ともにかなりの量が翻訳されてありました。
値段は、日本のものより少し安いくらい。装丁レベルは日本のものと大体一緒です。門地先生の「花のある生活」を買ったのですが(そのときは親と一緒だったため、もっと大量に欲しかったのですが買えず...)、B-boyのコミックス特有の右側のデザインが無く、イラストのみを使った普通の表紙。
中身ですが、多分「チンコ」という言葉が規制されており、本文では「◯◯」と伏せられていました。たかが、ち、チンコ程度で...?と衝撃が走った想い出。
そして、確か年齢制限がついていたような...?

◯アメリカ
行った事は無いのですが、Tumblrを見ると、恐らくファンの方が自分で翻訳したであろう、様々な漫画の1コマがよく出回ってます。実際に売っているのかは分かりませんが、BLの人気が高い事は非常によく分かります。


海外に出てみると、とにかく日本の表現規制(特にBL)はゆるいのだと感じます。本屋で、小学生がBL関連のものを普通に購入出来る場は恐らくありません。日本の某有名海賊アニメが、向こうに輸出されると、未成年の喫煙シーンがタバコからペロペロキャンディに変更されるくらい、日本では考えられないくらい厳しいものだという事が分かります。

いまでは様々な国で翻訳がされていると聴きますが、果たして向こうの人は本屋で恥ずかしい想いをしながら買ったりするのでしょうか?規制が厳しい国だとなかなか難しいのでしょうか?
長くなりましたが、是非何か小さな事でもあれば教えて頂けると嬉しいです。

0

1. 海外版、持ってますよ。

だって海外在住だから。
日本から送ってもらうのが一番いい、でも結構送料かかるし。
あと、海賊版もかなりありますし、ネット上ではスキャンコピーを1部いくらで売っていたりしますね。

主に中国語版(台湾版が多い)と英語版です。ロシア語版もネットで見たことがあります。
その他の言語については、マーケットが小さいので、ネット上で有志が勝手に翻訳つけたスキャンコピーをまわしてるパターンが多い。フランス語、ポルトガル語(主にブラジル)スペイン語などの訳本や、二次創作BLはときどきyoutubeでも見られますよ!この有志翻訳、なかなかバカにできませんで、
新刊本でも日本で発売2週間~1か月後にはかなりマトモな翻訳版になっていたりします。
だから、台湾・香港・中国本土・シンガポールなどでは、正規に授権した出版社と有志グループのガチ勝負になっていたりしますねw
BLではありませんが、アニメ「銀魂」の中国語訳は正規品よりも有志グループのほうが明らかにデキがよく、しかも高画質なので海賊版のほうが評価高かったりします。

また、香港や台湾、アメリカなどではBL系同人誌の即売会も頻繁に行われています。ヒカ碁の二次をやっている里中守さんが台湾で買ってきたという「ヒカ碁本を見たら、なんと自分やHさんの同人誌の中国語翻訳本だった。しかも印刷いいし!印税よこせ!w」と、同人誌の中で語っていらっしゃいましたw

ときどき翻訳版を見ますが、やはり気になるのは修正の度合いが激しい(ホワイトで塗りつぶされているものもある)、それから、擬音語擬態語が日本より少ないので、いちいち苦労しているみたいです。
とくに挿入するときのズブッて音は各国いろいろあって楽しいですよw ポカーン、とか、射精音とかもそうですが、椅子に無造作に腰掛けるシーンだったり、その国特有の擬態語がないので、勝手に造語して作っています。

1

この質問に関する回答は締め切られました

PAGE TOP